未来戦士ドラエボン
※この作品は15歳以上の年齢の方を対象と致します。
あんなこといいな できたらいいな
悪い奴 強い奴 いっぱいいるけど
みんなみんなみんな 倒してやるぜ
メカニカルポッケの ヘヴィーな武器で
凄ぇパワーを身に付けたいな
Hey!タケインターセプター(インターセプター!)
an an an とっても強いぞ ドラエボン
an an an とっても強いぞ ドラエボン
(DORAEBOOOM!)
俺は未来戦士ドラエボン。22世紀の科学力を駆使して作られた正義のハイパーバトルサイボーグだ。筋力も五感も全て常人を上回る俺の最大の能力は腹部のメカニカルポケットに収納された秘密道具たち。こいつらを使ってどんな困難でも切り抜けてやるぜ。
今回俺の任務は狂った科学者、Mr.センセイによって開発された戦略兵器搭載式汎用人型ポッド、タイプNBターミネータこと通称「ノビタ」をエリミネートする事さ。君は遠隔プログラムで俺のミッションをナビゲートするサポート&アドバイザーだ。よろしくな。
さあ、これが俺のメカニカルポケットに入っている特殊装備たちだ。どれも一回使ったら無くなってしまう、よく覚えて一度でも使ったら持ち物から消しておいてくれ。二度使ったらいけないぜ!
ドコデモBOMB :非常に強力かつ威力と指向性まで制御できる万能小型爆弾だ
タケインターセプター :瞬間加速によって俺の身体能力を向上させるオプションだ
スモール&ビッグライト:生物の細胞を収縮させたり異常促進させる必殺のバイオ光線だ
地球破壊爆弾 :こいつを使えば一発で地球はお陀仏だぜ!
俺は特務部隊の女性エージェント、サイレントガールこと通称「シズカ」の見送りを受けて出発した。
さあ、悪の科学者の野望をぶっつぶしてやろうじゃないか!
001
シズカの情報によれば俺の目の前にある工場でノビタは開発されているらしい。敷地を囲うバリケードには有刺鉄線、その向こうに見える建物の壁面は打ちっぱなしのコンクリートで、一切の窓が存在しない。大型犬を連れて巡回している衛視の腰にガンホルスターが吊るされているのを高性能センサーのついた俺の目は見逃さなかった。さて、俺はどうしようか?
構うものか、正面から侵入する → 012へ
衛視に見つからないように裏から侵入しよう → 034へ
002
扉の向こうにある二番目の部屋も最初の部屋と似たような作りだった。前菜はすっとばしてメインディッシュを平らげたい俺としては付き合っていられないが、邪悪なシェフは客人に最大限のもてなしをするつもりらしい。背後のシャッターが閉まり、がしゃん、がしゃんと機械的な足音を発して向かいの扉からはタイプGIアンドロイド「ジャイアン」が現れた。俺の電子頭脳にある情報ファイルによればこいつは装甲、パワー共にケタ外れのかなり危険な奴らしい。バトルだ!
性能差を見せてやる、ドラキックで飛び掛かる → 007へ
食らいやがれ、ドコデモBOMBを投げ付ける → 024へ
タケインターセプター発動、接近戦だ → 025へ
バイオウエポンスモールライトで瞬殺 → 045へ
地球破壊爆弾 → 006へ
003
建物の中は殺風景な広い部屋だった。室内のあちこちにはモニターカメラが据え付けられ、正面向かいの壁面に一つだけある扉がこの部屋の出口のようだ。ふと、俺の背後の扉にシャッターが降りて退路が塞がれるとスピーカから耳障りな声が響き渡る。
「ようこそ招かれざる客人よ。私の教え子達に勝てるかな?」
はめられた、こいつは罠だ!この声こそ悪魔の兵器ノビタを作った科学者「センセイ」のものに他ならない、奴は俺を使って自分の兵器の性能を実験しようとしているのだ!正面の扉が開いて鋭角的な角を生やした人型兵器が現れる。タイプSNオフェンサー、磁力式多弾頭砲塔搭載型人型兵器、通称「スネオ」が軋む音を立てながら歩いてくる。バトルだ!
火力なら負けないぜ、ドコデモBOMBで勝負 → 018へ
男の拳、ドラパンチで勝負 → 036へ
タケインターセプターで機動力勝負 → 019へ
バイオウエポンビッグライトで勝負 → 041へ
地球破壊爆弾 → 006へ
004
単なるミサイルポッドとは違う、バトルサイボーグのプライドを賭けて俺は自慢の拳でノビタに殴りかかる。その瞬間、奴の口腔ががぱりと開くと質量すら感じさせる光の帯が俺の胸板を貫いた!そりゃあそうだ、これだけの兵器が自己防衛システムを備えていない訳がない…つまらないプライドなど持つものではなかったぜ。
−GAME OVER−
005
レベルMAX格納庫にはスタンバイ状態にある戦略兵器搭載式汎用人型ポッド、NBターミネータこと通称「ノビタ」が控えていた。背中に積まれている物々しいミサイルポッドは恐らく全て戦略アトミックミサイルなのだろう。開発者のいない今、果たしてこの悪魔の兵器をいったいどうしたものか…。
お前のものは俺のもの → 059へ
ぶっ壊す → 064へ
006
俺は地球破壊爆弾を取り出すとカヴァーパネルを外し、安全装置を解除してスイッチを入れる。その瞬間、全てが終わった。基地もノビタも俺も地球も、もちろん君だって木っ端微塵だ。
−GAME OVER−
007
俺は自慢の脚力でジャイアンにミドルキックを打ち込んだ。ガシッ!奴は片手で俺の右足をキャッチすると凄まじい握力で握り潰す。くしゃくしゃになった脚を信じられないという目で見ている俺の顔面にジャイアンの右手が伸びてきた。どうやら性能差を見せられたのはこっちの方だったようだ。
−GAME OVER−
008
センターマシン区画への入口だ。頑丈そうな扉には案の定ロックがかけられている。俺は
持っていればサーキットブレイカーを使う → 021へ
ドコデモBOMBでロックを破壊する → 057へ
ドラパンチでロックを破壊する → 061へ
地球破壊爆弾でロックを破壊する → 047へ
009
横たわっているシズカの残骸が手に握っていた箱を調べてみるとそれはサーキットブレイカーだった。こいつは何度でも使える、メカやマシンの配線や回路をショートさせる強力な機械だ。心強い武器を手に入れた俺はサーキットブレイカーをメカニカルポケットに仕舞い込んだ。
→ 016へ
010
俺は一足飛びでセンセイに躍り掛かるが、ドラパンチはむなしく空を切るだけだった。マンチキンなセンセイは慌てて格納庫へと降りて行く。俺はそいつを追いかけて階段を駆け降りた。
→ 039へ
011
たかがフェンスを破るのに秘密道具など必要ない。俺は自慢の長い足でフェンスの結合部に蹴りを入れると、やわな金網に一撃で穴を開けることができた。何度か蹴りを入れ、できあがった隙間に身体を滑り込ませると俺は敷地内に入って建物の扉へと向かって行った。
→ 060へ
012
俺は堂々と正面から侵入する。おいおい、幾ら俺がバトルサイボーグだからってこれは大胆に過ぎないかい?案の定俺の侵入を察知した衛視が何やら叫び始めた。彼等は腕に付けていたコンソールを操作すると傍らの大型犬をけしかける。良く見るとそいつらは戦闘用に強化されたサイボーグ犬だった。
バトルだ!
自慢のドラパンチで殴る → 020へ
犬野郎どもにドコデモBOMBを投げ付ける → 028へ
タケインターセプターでパワーアップして戦う → 051へ
いくぜ必殺スモールライトだ! → 055へ
地球破壊爆弾 → 006へ
013
タケインターセプターは合成金属繊維が織り込まれた俺の筋肉を一気に収縮させ、爆発的な力を生み出す。棒高跳びの選手でも越えられないようなフェンスを俺は軽々と跳び越えて敷地に侵入、目の前の建物にある扉へと向かった。
→ 060へ
014
俺はタケインターセプターを発動させる。合成金属繊維が織り込まれた俺の全身の筋肉が一瞬で躍動し、素晴らしい跳躍で俺はセンセイに飛び掛かると貧弱な男を拳の一撃で壁に叩きつけて潰れた血袋へと変えてしまった。邪悪な科学者を成敗し、残るは悪魔の兵器ノビタのみだ。俺はセンセイの背後にあった階段を降りて格納庫へと向かう。
→ 005へ
015
バトルサイボーグの拳は強力だ。扉の電子錠の部分を逞しいドラパンチで破壊するとゆっくりと扉が開いた。そして建物に入った俺の目の前には…
→ 003へ
016
俺は通路を奥へ奥へと進む。こういった研修施設で重要な部屋を探すというのは意外に難しい事じゃない。俺はスーパーセンサーで施設内の配線や機械をサーチすると、そいつが集中している場所へ向けて一目散に走って行く。セキュリティの最も厳しい部屋は二つ、センターマシン区画とレベルMAX格納庫だ。俺は
センターマシン区画へ行く → 008へ
レベルMAX格納庫へ行く → 048へ
017
ヘイ、まだBOMBはきちんと持っていたんだね。俺は慎重に威力を調整したドコデモBOMBを電子錠にセットするとスイッチを入れた。ボンという音を立てて電子ロックから火花と煙が上がり、軋む音を立てて扉が開いていく!俺はいよいよレベルMAX格納庫へと足を踏み入れる。最後の対決だ。
→ 039へ
018
火力なら負けないぜ、俺はドコデモBOMBを取り出すとスネオに投げ付けた。瞬間、スネオの全砲門が開いて磁力式カタパルトからヘビーで硬い弾丸が無数に撃ち出される。強力すぎる弾幕とBOMBの衝突であたりは煙に包まれ、スネオの第二射が俺の全身を貫いて肉片混じりのスクラップにしたのはその数秒後だった。
−GAME OVER−
019
タケインターセプターを発動させると俺の全身の筋肉に織り込まれた合成金属繊維が一瞬で収縮する。音速で突進した俺はスネオの砲門が開く前に懐に飛込むとそのままドラパンチで打ち抜いた!奴の背中から俺の拳が突き抜け、火花と煙を上げてスネオは動きを永遠に止める。だがその勝負は僅か一瞬の判
断の差で決まったのだ。
がらがらとスネオが崩れ落ちると同時に奴の背後の扉が開いた。フゥー、やれやれ。第一関門突破ということらしい。
→ 022へ
020
そうだな、こんな奴らに自慢の秘密道具を使うまでもない。素手で充分だ。
→ 023へ
021
俺は黒光りする金属の箱を扉へ向けてスイッチを入れる。電子ロックから火花が飛び散り、軋む音を立てて扉が開いた!俺はいよいよセンターマシン区画へと足を踏み入れる。最後の対決だ。
→ 040へ
022
扉の先は一本道の通路が続く。しかし奴等は俺の侵入を知っていたかのように歓迎のメニューを用意していやがった。何故、と思う間もなく俺の目の前に次の部屋への入口が現れた。音もなくスライドした扉が左右に開く。
→ 002へ
023
俺は軽やかなサイドステップでサイボーグ犬の牙をかわすと逞しいドラパンチを腹部にめりこませる。BOOOOOOOOOM!突然、サイボーグ犬が大爆発を起こした。奴等は侵入者に組み付いて自爆するタイプの爆弾ロボットだったのだ。ヘイ、失敗したぜブラザー。次からはもう少し慎重に行動する事にしような。
−GAME OVER−
024
如何に装甲、パワーの優れたアンドロイドと言えども爆発の火力までは凌げまい。俺は攻撃力をMAXにしたドコデモBOMBを投げ付けた。BOOOOOOOOOM!凄まじい爆炎と煙と衝撃とが俺の目を塞いだ。ようやく視界が晴れてくると、目の前にはボロボロになったジャイアンが立っている。素晴らしいタフガイだが勝負に情けは禁物だ。俺はちぎれかけたジャイアンの頭部をもぎ取ると胴体を蹴り倒した。
→ 027へ
025
俺はタケインターセプターを発動させるとジャイアンに向かって突進する。怪力で振り回される奴の手に捕まったらオシマイだという事が分かっている俺は、合成金属繊維の織り込まれた全身の筋肉に悲鳴を上げさせながら目にも止まらぬスピードでジャイアンを翻弄する。スピードのある拳でジャイアンの頭部を何度も殴りつけると遂に首への負荷が限界を越えたのだろう、激しい煙を上げて奴の動きがみるみる鈍っていく。とどめとばかりに俺はジャイアンの頭部をもぎ取ると胴体を蹴り倒した。
→ 027へ
026
奴はノビタを起動させる気に違いない、俺は威力が弱いままのドコデモBOMBを先手必勝とばかりに投げ付けた。弱いと言っても貧弱な男を手元のリモコンごと吹き飛ばすには充分だった。だが肉片と化した悪の科学者が倒れると同時に館内に警報が鳴り渡る。奴の手に握られていたリモコンはノビタの起動スイッチではない、制御スイッチだったのだ!コントロールを失ったノビタは暴走し、既に搭載されていた戦略ミサイルを次々と打ち上げる。地球滅亡まであと5分…。
−GAME OVER−
027
煙を噴き上げて倒れるジャイアン。もうもうと室内に立ち込める煙が部屋の監視カメラを覆っている。チャンスだ!俺はとっさに
部屋の横壁をドラパンチでぶち壊して脱出 → 033へ
正面の扉をドラキックでぶち壊して突破 → 035へ
028
こんな奴等を相手に早速ヘビーなボムを使うのかい?俺は目盛りを調整したドコデモBOMBを犬野郎どもに投げ付けた。BOOOOOOOOOM!犬野郎は大爆発、後ろの衛視達を巻き込んで木っ端微塵になった。どうやらあの犬は自爆型の爆弾ロボットだったようだ、うっかり取っ組み合いでもしてたらと思うとぞっとする。とにかく邪魔な衛視もろとも倒した俺は建物の扉へと近づくことにした。
→ 060へ
029
何も扉まで吹き飛ばすことはないだろう、ドコデモBOMBは威力を自在にコントロールできる。俺は扉の電子錠の部分を威力を抑えたBOMBで吹き飛ばした。ゆっくりと扉が開き、建物の中に入った俺の目の前には…
→ 003へ
030
黒光りする金属の箱を向けてスイッチを入れるとノビタからバチバチと激しい火花が散る。ジャミングされているのか効果は万全ではなかったが、一時的に奴の動きを止めるには充分だった。俺はすかさず横にいたセンセイに飛びかかると正義のドラパンチで壁に叩き付ける。弱々しい生身の科学者は一撃でぺしゃんこに潰れ、世界に平和が戻ったのだ。
→ 042へ
031
資料のファイルをかかえたシズカがふらりと通路に現れた。何故こんな所に!?…そうか、俺がここに来ることを知らせたのも君の仕業だったという訳だな。シズカはしまったという顔で内ポケットから黒光りする金属の箱を取り出した。躊躇している暇はない、バトルだ!
裏切り者め、ドコデモBOMBで先手必勝 → 058へ
ドラパンチで殴り倒す → 037へ
ビッグライトを食らえ → 044へ
タケインターセプターで様子を見る → 050へ
地球破壊爆弾 → 006へ
032
ヘイ正気かい、奴の積んでるのはアトミックだぜ!?一瞬ためらった俺に向けて、ノビタの口腔ががぱりと開くと質量すら感じさせる光の帯が俺の胸板を貫いた!手にしていたBOMBは既にセット完了だ。俺が倒れるショックに合わせてドコデモBOMBは所有者もろとも爆発した。
−GAME OVER−
033
これ以上邪悪でクレイジーな科学者のゲームになど付き合ってはいられない。俺は煙に隠れて部屋の横壁をドラパンチでぶち壊すと通路へと躍り出た。そしてベン・ジョンソンのような走りで建物の中を疾走する俺の前に…
→ 031へ
034
俺は敷地の裏へと回り込んだ。目の前には有刺鉄線の巻かれた背の高いフェンスがあるが、ここからなら衛視に見つからずに敷地内へと入れそうだ。問題はどうやってこのフェンスを越えるかだが…
ドコデモBOMBでフェンスの一部を破壊する → 038へ
逞しいドラキックでフェンスを蹴破る → 011へ
タケインターセプターで一気にフェンスを飛び越える → 013へ
素敵なドラジャンプで一気にフェンスを飛び越える → 062へ
035
これ以上邪悪でクレイジーな科学者のゲームになど付き合ってはいられない。俺は煙に隠れて正面の扉をドラキックでぶち壊すと通路へと躍り出た。奴等が次の準備をする前に強行突破だ!ジェームス・ボンドのように颯爽と次の部屋に飛び込んだ俺の前に…
→ 054へ
036
旧式兵器である奴の設計なら良く知っている。全砲門が開く前に接近戦に持ち込めばバトルサイボーグの拳がやわな装甲を一撃で突き破る筈だった。だがこの時ばかりは部屋の広さが奴に味方した。俺はスネオの全砲門から撃ち出された磁力砲弾に向かって全身でダイブする形になってしまった。やれやれ、こんなザマじゃあスクラップ工場でも引き取ってもらえないだろう。
−GAME OVER−
037
一気に間合いを詰めるとドラパンチを化粧の濃い顔面へと叩き付ける。グシャッ。チーズが潰れるような音を立てて俺の拳がビッチの頭部を粉々に破壊した。売女の手に握られていた黒い箱が乾いた音を立てて床に転がり落ちる。
→ 009へ
038
ドコデモBOMBは爆破の威力と範囲を自由にコントロールできるナイスなアイテムだ。こんな有刺鉄線フェンスを相手にもったいないような気もするがセットしたBOMBをオンすると収縮した火花がフェンスを焼き切った。俺は悠々と敷地内に入ると建物の扉へと向かう。
→ 060へ
039
レベルMAX格納庫には万全の準備を整えた戦略兵器搭載式汎用人型ポッド、タイプNBターミネータこと通称「ノビタ」が控えていた。その後ろに隠れるように開発者のセンセイが俺を待ち構えている。
ノビタの抱えている物々しいミサイルポッドは恐らく全て戦略アトミックミサイルなのだろう。こんな場所で撃つとは思えないが、何しろ奴のデータは未知数なだけに警戒の必要がある。いよいよ最後のバトルだ!
持っていればサーキットブレイカーを使う → 030へ
自分を信じてドラパンチで勝負 → 004へ
タケインターセプターで一騎打ちだ → 049へ
ドコデモBOMBを投げ付ける → 032へ
必殺ビッグライトを浴びせかける → 063へ
地球破壊爆弾 → 006へ
040
センターマシン区画には部屋一杯の巨大な演算機やたくさんのモニターが並べられている。その中央にいるのは悪の科学者にして戦略兵器搭載式汎用人型ポッド、タイプNBターミネータこと通称「ノビタ」の開発者、センセイだ。俺の登場に驚いたのだろう、奴はリモートコントロールスイッチを手に背後の扉に駆け込もうとしている。俺は
持っていればサーキットブレイカーを使う → 053へ
ドラパンチで殴りかかる → 010へ
タケインターセプターを発動させる → 014へ
ドコデモBOMBを投げ付ける → 026へ
スモールライトを浴びせかける → 056へ
地球破壊爆弾 → 006へ
041
ビッグモードにしたライトの光線がスネオを照らす。幾ら多弾頭の砲塔を持っていようがバイオウエポンの光を遮る事は不可能だ。スネオの生体組織が光を受けて異常肥大を始める。砲塔の隙間から飛び出した血と肉があっという間にスネオを巨大な肉ボールに変えてしまった。奴の背後の扉が開き、第一関門を突破した俺は建物の奥へと向かう。
→ 022へ
042
さて、残るはノビタの処遇だけだ。まだ機動停止した訳ではなく、背中のミサイルポッドも生きている。開発者のいない今、果たしてこの悪魔の兵器をいったいどうしたものか…。
お前のものは俺のもの → 059へ
ぶっ壊す → 064へ
043
スモールモードに調節したライトの光条が扉を貫く。だが生体組織のない金属の扉が相手ではさしものバイオ光線も効果がない。バッテリーが切れて使い物にならなくなったライトをメカニカルポケットに仕舞い込むと俺は腕を腰に当てる。どうやら別の方法を考える必要がありそうだ。
→ 060へ
044
ビッグモードに調節された光線が売女目掛けて発せられる。必殺のバイオウエポンを浴びたシズカの頭部が異常肥大を始めた。小賢しい女の頭部が水を入れ過ぎた風船のようにパンと破裂する。
→ 009へ
045
突進してくるジャイアンに向けて俺はスモールモードに調節したライトを浴びせ掛ける。これで奴の生体組織は物凄いスピードで縮んでくしゃくしゃになってしまう筈だが…効かない!全身100%がメカニカルアンドロイドな奴には生体組織は存在しないのだ。勝ち誇った表情で奴は俺が持っていたライトを右腕ごとちぎり取ると、光線をこちらに差し向けた!俺の生体組織は水をかけたティッシュペーパーのように縮んでくしゃくしゃになってしまった。
−GAME OVER−
046
俺は扉の横にあるブザーを推した。けたたましい警報が鳴り響いてあたり中から足音と武器を構える音が聞こえてくる。阿呆の君はアドバイザー失格だ。俺の勇敢だが絶望的な抵抗はエネルギーが持つ限りは続くことだろう。
−GAME OVER−
047
俺は地球破壊爆弾を取り出すとカヴァーパネルを外し、安全装置を解除してスイッチを入れる。確かにロックは破壊された。ロックどころか扉も基地もノビタも俺も地球も、もちろん君だって木っ端微塵に破壊されたがね。
−GAME OVER−
048
レベルMAX格納庫への入口だ。頑丈そうな扉には案の定ロックがかけられている。俺は
持っていればサーキットブレイカーを使う → 052へ
ドコデモBOMBでロックを破壊する → 017へ
ドラパンチでロックを破壊する → 061へ
地球破壊爆弾でロックを破壊する → 047へ
049
最後の勝負だ。俺はタケインターセプターを発動させると合成金属繊維の織り込まれた全身の筋肉に力を漲らせる。素晴らしいパワーを拳に乗せて、俺はノビタへと向かっていった。
→ 004へ
050
タケインターセプターを発動させると俺の全身の合成金属繊維を織り込んだ筋肉に力が漲る。だがビッチに相応しい下品な笑顔を浮かべていたシズカは金属箱を俺に向けてスイッチを入れた。突然、俺の身体中で配線と回路がショートし始めた!奴が手に持っていたサーキットブレイカーが俺のサイボーグボディをずたずたに寸断する。自分の体重を支えきれなくなった俺は無様な姿でシズカにひれ伏した。
屈辱的なその姿勢で、既に意識を失っていた事がせめてもの慰めだった。
−GAME OVER−
051
俺はタケインターセプターを発動させた。合成金属繊維が織り込まれている全身の筋肉が激しくバーストしているのが分かる。爆発的な瞬発力を得た俺の目には犬コロどもはスローモーなカタツムリにしか見えなかった。
→ 023へ
052
俺は黒光りする金属の箱を扉へ向けてスイッチを入れる。電子ロックから火花が飛び散り、軋む音を立てて扉が開いた!俺はいよいよレベルMAX格納庫へと足を踏み入れる。最後の対決だ。
→ 039へ
053
奴はノビタを起動させる気に違いない、俺はすかさずサーキットブレイカーのスイッチを入れてセンセイに向けた。奴の手の中でリモコンが火花を上げると絶望的な表情に変わる。それはノビタの起動スイッチではない、制御スイッチだったのだ!コントロールを失ったノビタは暴走し、既に搭載されていた戦略ミサイルを次々と打ち上げる。地球滅亡まであと5分…。
−GAME OVER−
054
動物実験室らしい目の前の部屋をびっしりと埋め尽くしていたのはニューヨークの路地裏にもこんなにはいないだろうと思われるドブネズミの群れだった!ヒイイイイイイイイイイイ!俺はネズミだけは駄目なんだ、我慢デキネエエエエエエ!
→ 006へ
055
俺はライトをスモールモードにして犬コロどもに浴びせかける、こいつは恐ろしいバイオウエポンだ。犬コロのサイボーグ部を残した生体組織がどんどん萎縮を始め、融合部が引き千切れると丸めたティッシュのようにくしゃりと潰れてしまう。もちろん後ろにいた衛視達にもライトの効果は抜群だ。機械の骨組みだけを残したくしゃくしゃの肉片を放置して、俺は建物の扉へと向かった。
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056
俺はスモールモードに調整したライトをセンセイに浴びせかけた。強力極まるバイオウエポンの光線がセンセイの肉体を細胞レベルでくしゃくしゃの塊に変えてしまう。邪悪な科学者を成敗し、残るは悪魔の兵器ノビタのみだ。俺はセンセイの背後にあった階段を降りて格納庫へと向かう。
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057
ヘイ、まだBOMBはきちんと持っていたんだね。俺は慎重に威力を調整したドコデモBOMBを電子錠にセットするとスイッチを入れた。ボンという音を立てて電子ロックから火花と煙が上がり、軋む音を立てて扉が開いていく!俺はいよいよセンターマシン区画へと足を踏み入れる。最後の対決だ。
→ 040へ
058
何も相手に時間を稼がせる必要はない、俺は威力が弱いままのドコデモBOMBを先手必勝とばかりに投げ付けた。弱いと言っても華奢な女性の上半身を吹き飛ばすには充分な破壊力だ。怪しげな金属の箱もろともシズカは木っ端微塵になった。
→ 016へ
059
お前のものは俺のもの、俺のものは俺のものだ。俺は新しい相棒に挨拶するつもりで軽く肩を叩いた。そのショックだろうか、突然背中のハッチが開くと世界を滅ぼすミサイルが次々と射出されていく。天井を突きぬけて飛んで行った絶望を見て、俺は呆けた顔を宙に向けていた。
−GAME OVER−
060
頑丈そうな建物の扉にはお約束のように鍵がかかっているようだ。こいつはぶち壊して中に入るしかないだろうが、さてどうしようか。
ドコデモBOMBで扉を吹き飛ばす → 029へ
俺のドラパンチで扉を吹き飛ばす → 015へ
いくぜ必殺スモールライトだ → 043へ
誰かを呼んでみよう → 046へ
061
悩んでいても仕方がない、俺は電子ロックの部分にめがけて渾身のドラパンチを打ち込んだ!激しい火花と煙が飛び散り、ゆっくりと軋む音を立てて最後の扉が開いていく。だが、その火花と煙は俺の身体からも上がっていた。負荷限界を超えた俺の身体は開く扉と同じ速度でゆっくりと床に崩れ落ちた。
−GAME OVER−
062
たかがフェンスを越えるのに秘密道具など必要ない。俺は自慢の長い足でフェンスに向かって全力で走り、バトルサイボーグに相応しい素晴らしい跳躍でフェンスを飛び越える。ドサッ。だが一歩足りなかった。俺のボディは無様にもフェンスの真上でくの字に引っかかってしまう。それだけならまだ良かったが、フェンスの上に流れていた高圧電流が俺を一瞬で黒コゲにした。
−GAME OVER−
063
必殺のバイオウエポンをビッグモードに調節した俺は光線を浴びせ掛ける。狙いはもちろんノビタではなく、その後ろにいるセンセイだ!光線を浴びた奴の頭部が異常肥大を始め、巨大な肉ボールに変わっていく。だが主人の異常を察したノビタも口腔をがぱりと開けて質量すら感じる光の帯を吐き出すと俺の胸板を貫いた!俺は邪悪な科学者は倒したが、このバケモノ兵器を倒すことはできずに無念の表情で床に崩れ落ちた。
−GAME OVER−
064
俺は目の前の悪魔の兵器にゆっくりと近寄ると、手にしていたサーキットブレイカーの出力を最大に調節してスイッチを入れる。黒光りする金属の箱から発せられる目に見えない電磁波がノビタに浴びせ掛けられ、奴の神経回路とも言うべき配線をズタズタに焼き切っていった。邪悪な科学者と悪魔の兵器は倒され、後の雑魚どもは仲間に任せておけば良いだろう。俺は任務を果たした満足感と、使われる事無く生涯を終えたノビタへのほんのちょっぴりの同情を胸に施設を後にした。
俺は未来戦士ドラエボン。22世紀の科学力を駆使して作られた正義のハイパーバトルサイボーグだ。
END
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