マジシャン紹介

デビッド・カッパーフィールド

David Copperffield (1956-)

David Copperfield

1999/3/15


David Copperffield (1956年生まれ)本名David Kotkin。アメリカのプロマジシャンであり、現代のスーパースターの一人。 ざっと経歴を紹介します。

68年:12歳でプロデビュー。
70年:14歳で、S.A.M.(全米マジシャン協会)に史上最年少で入会を許される。
72年:16歳で、ニューヨーク大学マジック学科の教授をつとめる。
74年:18歳のとき、マジック・ミュージカル「ザ・マジック・マン」で成功を収める。シカゴでのミュージカルとしては最長公演記録を作る。
78年:22歳でテレビ番組、「マジック・オブ・デビッド・カッパーフィールド」が大好評を博し、以後現在まで19年間、毎年1回、この番組をクリスマス頃に放映し、高視聴率を取る。

日本では1992年の公演後、久しぶりに昨年(98年)公演を行いました。アメリカをはじめ、海外での知名度と比べ、日本ではマジックに興味のない人にはほとんど知られていなかったでしょうが、現在、芸能部門では間違いなくスーパースターです。最近のForbes誌によると、芸能部門の年収ランキングでは6位になっており、マドンナ、ケビン・コスナー、アーノルド・シュワルツネガーなどより上位にランクされており、年収は40億円を超えているそうです。

とにかく公演を行えば5,000名が入るくらいの場所でも連日満席で、1年中、世界のどこかで公演を続けています。テレビは年に1回だけ特番が放映されますが、毎回、高視聴率を誇っています。

上の経歴を見てもわかりますが、間違いなく天才です。彼自身の信念は、「不可能なことは何もない」です。実際、これまでに彼が演じてきたマジックは桁違いの不思議さを観客に与えてくれるものばかりでした。

ジャンボジェットやオリエント急行を消したり、中国の「万里の長城」の壁を通り抜け、ナイアガラの滝や、グランドキャニオンの上空を飛んだりもしました。最近での公演では会場で飛び、雪を降らせたりしています。

永年、マジック界で「プロフェッサー」という尊称で呼ばれていたのはダイ・ヴァーノンでしたが、ヴァーノンが亡くなった今、デビッド・カッパーフィールドが「プロフェッサー」と呼ばれています。


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