製品名 | |
演 者 | Jim Pace |
価 格 | $15.00 |
発行日 | 1997年 |
その他 | Stevens Magic Emporium で購入できます。 |
最初に
マジックではありません。スプリングの入った「ぬいぐるみ」の動物を扱う芸です。 アメリカでは随分昔から人気のある芸でしたが、日本でもここ数年、だいぶポピュラーになってきました。このビデオで実演しているジム・ペイスは"The Web"の原案者であり、レストランなどでテーブルホッピングをしているマジシャンです。 内容を紹介しましょう スプリングの入ったパペットをマスターしようとしても、これまで、専門のレクチャービデオは皆無でした。デビッド・ウィリアムソン(David Willamson)が、彼のビデオ、"Sleight of Dave"(1990年)の中で、ラクーンの演技紹介をしているものがあったくらいです。
最後に一言 このタイプの芸は、手先の技術的なことはそれほど難しくありません。基本動作も数種類で、ごく限られています。ただ、これを人前で見せて楽しんでもらうには、まったく別の次元の難しさがあります。動物との「対話」が中心になりますので、どれだけぬいぐるみの動物に感情移入できるかがすべてです。実際に、普段一緒に暮らしている動物と接しているつもりで扱えるようにならないとできません。 家庭で犬や猫などと一緒に暮らしている人ならわかると思いますが、家族と同じように話し掛けたりしますね。そのような感じで扱うことが出来たらOKです。決して、手先の芸ではありません。手先の技術が2割、話術が3割、思い入れが5割といった感じでしょうか。 女の子で、ぬいぐるみ相手に1時間くらい平気で遊んでいる子がいます。小さい子供だけでなく、大学生くらいの女の子でもいるでしょう?知人でも、放っておいたら、ぬいぐるみと世界を作ってしまい、いつまでも話している子がいました。このタイプの人であれば、後は基本技法を覚えて、実際に人前で何度かやればすぐにうまくなると思います。
なお、ラクーンが一般的ですが、スカンク、ホワイトフォックスなどもあります。
|