リプレイ第4回 −侵入者たち−
今回のシナリオはごとぽん作成です。このRPGリプレイシリーズ、なぜかゲームマスターが書いているのではなくプレイ後に設定を確認したプレイヤーが書くという方法を採っていますが、更に今回はゲームマスターがシナリオの作成をごとぽんという北の生き物に依頼しています。そのためいつものどこかただれた感じが漂うシナリオとは違った風味が味わえるのではないかと思いますが、けっしてゲームマスターが手を抜いていると思ってはいけませんよ?
ファラ「それじゃあスタートです」
それが危険を秘めていることを知っているというのに、その危険を冒してもあえて危地に挑もうとする者がいる。あるいは危険そのものが日常に侵入することがあるかもしれず、そうなれば日常は崩されて平穏は失われるであろう。機会はいつも息を潜めてその出番を待ちかまえており、彼らはいざ出会うときのために危難に立ち向かうことができる能力と意思を失わないように自らの腕を磨き続ける。それを持たない者たちは持つ者を雇うことによって、危難から逃れる術を手に入れようとする。こうして世には冒険者という職業が生まれるだろう。
◇
前回、複雑な人間関係を経験したことによってファラとクロマの二人がともにファイター技能を向上させることができました。それまではファイター技能が低いクロマが壁になり、ファラが事実上のワントップで戦うという組み合わせになっていましたがこれで多少は前衛に余裕ができることでしょう。ターナはバードとシーフの両技能を上げてバランスよく成長し、ミステルもシーフ技能を上げています。ザイードはソーサラー技能を上げるために今回は経験点を温存しました。更に前回シナリオの冒頭で、品質のいい武器を購入していたメンバーは今回から新しい装備を手にしています。
GM「それじゃあ何人かが武器を受け取りに行っている、ちょうどその頃の話にしよう。他のメンバーが鍛冶屋に行っていたこともあってクロマは一人でオランの町中を歩いていたんだけど、そこに一人の見知らぬ男がやってくる。『そこの神官の方お願いです。私の村を助けて頂けませんでしょうか』」
男はいかにも質朴な田舎者といった風体で、町のにぎやかさに気圧されながら旅慣れない様子で周囲に視線を泳がせています。
クロマ「こんな所で立ち話も何ですね。ファリス神殿に場所を借りて話を聞くことにしましょう」
男はジャンニ・ファレシンと名乗りました。オラン近隣、数日ほど離れた小さな村に暮らしているということですが、最近彼の村で家畜が襲われる事件が幾度も発生しているとのことです。どうやら怪物の仕業らしいですが小さな村には猟師ですら一人しかおらず、怪物と戦える者など皆無で助けを求めようとオランまで足を運びましたが、荒くれ者が集まる店の様子に尻込みをしていたところにたまたまクロマが通りがかったということでした。クロマは男を『偉大なハゲタカ亭』に連れていくと、新しい武器を手にしている仲間たちを捕まえてことの次第を話します。
ターナ「構わないんじゃないですか?オランにいると生活費だけでも結構かかりますし」
クロマ「では前金代わりに村までの食費雑費は出して頂きましょう。あるいはジャンニさんがファリス神殿に入信するということでも私は構いませんが」
ザイード「しっかりしてるね」
こうしてオランを出た一行は道すがら、村の様子や事件の詳しい状況に耳を傾けながら数日間歩いた街道を外れた場所にある、小さな山村にたどり着きました。正面は街道の方面へと向かうなだらかな丘がつながっていて、背後は広々とした森が広がっているその更に向こうに峻険な山脈が連なっていて、切り立った山肌をさらけ出しています。村自体はごく小さな規模で農業や牧畜、それに狩猟で生計を成り立てているらしく、確かにこのような小さな村で家畜が襲われるとなれば深刻な問題でしょう。
GM「冒険者の人が来てくれたとあって、村中は期待と好奇心にあふれた目で君たちの様子を見ている。既に話は伝わっていたようで、村長らしい人が現れると君たちを歓迎する様子で自分の家に案内してくれるよ」
ミステル「こちらも自己紹介をしましょう。ちょっと頼りにならなそうな奴もいますが(ちらりとザイードの方を見る)腕は確かですぞ」
ザイード「?」
改めて村長に聞いた話によると、ここ数ヶ月ほどの間に家畜がさらわれたり殺されたりする事件が起こっているとのことでした。家畜は小屋にしまい、夜は出歩かないよう村人に注意させたこともあってその後の被害はほとんど出てはいませんが、ここ数日になって怪物が村の放牧地にまで現れたという話も聞かれるようになると見て見ぬふりも出来なくなりました。
依頼の内容は家畜を襲っている犯人を見付け出して、それが危険なものであれば取り除くこと。報酬額を確認して依頼を受けることを承諾した一行は怪物の姿を見たという、猟師の家に向かうとこちらでも詳しい話を聞くことにします。キルティーという猟師が言うには怪物はたとえば熊やオオカミといった獣ではなく、もっと大型で人のような姿をした生き物だということでした。まずは怪物の正体を調べるのが先だろうと考えた一行は、家畜が襲われたというあたりに案内をしてもらいます。
ザイード「(レンジャー技能で判定するが)何にも分かんない」
ミステル「かえって現場を踏み荒らしてますな」
続いてミステルが周囲を探ると人間よりもはるかに大きい二足歩行の足跡や、家畜を力ずくで連れ去ったらしい痕跡を見付けることができました。猟師に聞いていた怪物の特徴と合わせて調べてみると、ミステルとクロマはおそらく怪物の正体は半人半牛のミノタウロスではないかと考えます。
クロマ「選択1、怪物を追って森に入る。選択2、罠を置いて待ち伏せる」
ファラ「森に入った方がいいですよね?」
GM「村長は森に入って欲しいだろうけどね」
クロマ「相手が強いし、怪物の巣が分からないなら待ち伏せた方が確実なんですけどね。まあいいです。森に入って足跡なりを追いかけましょうか」
翌朝から怪物の行方を追うことを決めた一行は、その日は一泊して鋭気を養うことにします。村の規模を考えれば充分に豪勢と言ってよい歓待の宴や、宿代わりに五人全員に用意された個室の様子からも村人たちの期待を窺うことができました。夜になり、出立に備えて全員が休もうとした頃にクロマの部屋の前でこんこんと扉を叩く音がします。
クロマ「服装を整えてから扉を開けます」
GM「そうすると扉の前に小さな女の子が立っている。手に銀貨を7枚ほど握りしめて『お願いです、村を助けてください』と言っているが」
クロマ「(力が抜ける)村長が送り込んだんでしょうなあ。『悪い怪物はお兄ちゃんたちが何とかするから安心していなさい』くらいは言ってあげましょう」
女の子が押しつけてくる銀貨を突き返す訳にもいかず、怪物を倒すまで預かっておこうとそれらしいことを言ってささやかな前払い金を受け取ると、その他には何事もなく夜が更けていきます。翌日の朝、周囲がまだ薄暗いうちに装備を揃えた一行は猟師に案内されながら森へ向かいました。なぜか村長の姿は見えませんでしたが、見送る数人の村人たちの傍らには件の女の子も立っています。
ファラ「何ですかあの子?」
クロマ「特に何も言いませんよ」
広々とした森は鬱蒼として人が踏み込んだ様子もごくわずかしかありません。村で家畜を襲ったという、巨大な足跡を辛うじて見付けることができましたが森を行き来した痕跡こそあるものの行き先までたどることは難しそうでした。案内の猟師、キルティーを森の入り口に置いた一行はザイードを先頭にして、曲がりくねった細い道へと分け入ります。森の奧には昔から危険が潜んでいると言われており、キルティーもあまり奧まで踏み込んだことはないということでした。
細い一本道に沿ってしばらく進むと、盛り土に置かれた奇妙な白い石を見付けます。一見して周囲に異常はありませんが、曲がりくねった森の小径はザイードやミステルの感覚でもいまひとつ方角を見定めることができません。更にしばらく進むと一行の目にはどこか見覚えのある情景が入り込んできて、不思議そうな顔をしている猟師の姿に行き当たりました。
ファラ「入り口に戻ったみたいですね」
ターナ「精霊力に異常はないんですけどね。とりあえず来た道を逆に戻ってみましょう」
今度は来た道をそのままたどるように戻ってみますが、奇妙なことに先程とは明らかに道筋が変わっています。先程の白い石のある盛り土にたどり着くと、クロマは目印にともう一つ石を置いてから周囲を探索してみますがやはり歩き回った挙げ句に今度はその白い石がある場所へと戻りました。もちろん、目印の石もそのまま残されています。
GM「…面倒だなあ、この森(←あんたが言ってはいけない)」
曲がりくねった細い道を行きつ戻りつ歩いていると、今度は黒い石が乗った盛り土を見付けることができました。クロマやミステルが改めて調べてみると、どうやら石自体に幻覚を見せる魔法がかけられているらしく黒い石は周囲の道筋を左曲がりに、白い石は右曲がりに見せる効果があるようでした。
ミステル「誰がこんなもん作ったんですか」
GM「さあ?(←だからあんたが言ってはいけない)」
正体が分かれば何の問題もありません。まっすぐに森を抜けた一行の目の前では木々がまばらになり、やがて開けた先は山肌が見えるなだらかな斜面へと繋がっていました。ごくわずかな喧騒が聞こえると一行は木の影に身を隠しますが、視線の先には二つの大きな生き物が争っている姿が映りました。牛頭の巨人ミノタウロスは互いに何やら険悪な様子を見せていましたがそのうち殴り合い、殺し合いが始まります。
ファラ「しばらく静観していましょう」
GM「そうすると殴り合いが続いたけど、やがて体格が大きいミノタウロスが勝ったらしくて一方が倒れる様子が見えた。勝ったミノタウロスもそれなりに傷を負った様子だけど、興奮したまま今度は君たちが隠れている森へと近付いてくるよ」
ターナ「縄張り争いでもしてたんですかね?」
こうして手負いのミノタウロスとの戦闘が始まりました。駆け足で近付いてこようとするミノタウロスに向けて、先制攻撃はザイードが得意の弓を撃って命中。クロマは防御専念をしながら、ファラは戦槌を構えて接近します。戦士たちが殴り合いを開始したところでザイードは弓から魔法使いの杖に持ち替え、ターナとミステルは様子を見ています。クロマとファラの攻撃がそれぞれ命中しますが、多少の怪我をしていても生命力にあふれるミノタウロスを倒すことはできず、逆に大斧の一撃がクロマに命中してかなりの負傷を負わせました。
クロマ「身体が半分削れたー!」
ここで遅ればせながらザイードが『武器強化』の呪文をファラの戦槌にかけると、これが命中して一気にミノタウロスを瀕死に追い込みます。すかさずそれまで静観していたターナが『光の精霊』を魔力三倍拡大で呼び出し、抵抗こそされたものの怪物を倒すことができました。
ターナ「戦果を上げました」
ザイード「ずるい」
横たわる二体の怪物の様子を見るに、どうやら村を襲っていたというミノタウロスに間違いないようです。森にかけられていた幻覚の魔法も気にせずに直進してくる怪物には効果がなかったということなのでしょうが、いずれにせよ二体のミノタウロスは村に被害を及ぼしたとはいえ最後は互いに争って自滅してしまいました。
ミステル「首と腕を袈裟切りにして持っていけば証拠になりますかな」
ファラ「(クロマの方を見て)頑張って下さいね」
クロマ「…はい」
ご主人様の意向には逆らえませんからと、ぶつぶつ不平を言いながらクロマは怪物が手にしていた大斧で死体の解体を済ませます。記念の大斧と合わせて引きずるように村まで持ち帰ると(返り血で血まみれのクロマを見て)村人たちは驚きますが、怪物が退治されたことを知って村長の家まで知らせが走りました。
GM「ところが村長は朝から姿が見えないらしい。使用人が家中を探してまわったんだけど、以前から骨董品の収集癖があったという部屋には最近手に入れた魔法の壺が一つあるきりで、肝心の村長がどこに行ったのかまるで知れないということだ。あからさまに怪しい話だけど、怪物も無事に退治されたことだし君たちは割り当てられた部屋で休んでね」
ターナ「これはどこから突っ込むべきでしょうか?」
問答無用で割り当てられた部屋の配置は一階の三部屋にターナとミステルとクロマ、二階の二部屋にファラとザイードが入ります。ちなみに部屋に入る前にクロマは例の女の子の姿を見付けると、わざとらしく『君のおかげで悪い怪物を倒すことができたからね』と言いながら受け取っていた銀貨を押し返していました。そしてあまりにも不自然に日が暮れたその夜のことです。
◇
夜の闇は侵入者が活動するために最も優れた時間を提供する。暗闇と静寂とが世界に潜んでいる危難の存在を覆い隠してしまい、安逸の中に眠る者を貪るべく牙や爪、そして刃を光らせているのだ。それは彼らが約束された筈の一夜の安逸に対しても同様であり、古びた建物の床が不気味にぎい、ぎいと音を立てながら一足ずつ扉の前へと近付いてゆく。
GM「それじゃあ…夜中にミステルの部屋の前で扉をノックする音が聞こえる」
ミステル「(サイコロを振る)目は覚めましたね。そのまま寝てます」
GM「寝てるのかい?それじゃあ何者かがどうやってかは分からないけど、扉の鍵を開けてゆっくりと入ってきたよ。君のベッドに近付くと、首筋を狙って手を伸ばしてくる」
ミステル「とっさに毛布を相手に被せるようにして飛び起きます」
柔らかい布を突き破って鋭い鉤爪が伸びました。暗闇の中に浮かび上がっている異形の姿はどこからどう見ても人間のものではありえません。ミステルは防御専念を宣言しつつ、思いきり隣の部屋の壁を蹴りますがクロマはすぐには気付くことができず、先に目を覚ましたのはターナでした。
ターナ「ミステルがそんな音を出すのは珍しいだろうから、槍だけ持って急いで駆け付けますよ」
ターナの目に入ったのはミステルと謎の怪物が争っている姿でした。吟遊詩人を自認するターナは大声で皆を呼ぶ声を上げると、これで他のメンバーも目を覚まします。更に『混乱』の呪文を唱えてこれが見事に成功、状況を理解できなくなった怪物はその場に立ちつくしてしまいました。貴重な時間を稼いでいる間に全員が武器を手に到着しますが、クロマがセージ技能で判定するとなんとその正体は低級悪魔のザルバードでした。
クロマ「一応聞いてあげますけど、何でこんなものがいるんですか」
GM「さあ?(←だからあんたが言うなよ)」
呪文の効果時間には限りがあり、冒険者たちは武器は手にしていても鎧は着ていません。色々と言いたいことがありそうな中でザルバードとの戦闘は問答無用で始まりましたが、ファリス神官のクロマとしては邪悪な悪魔に背を向けることができないのは辛いところでしょうか。先んじてザイードが『武器強化』と『鎧強化』の呪文を唱えると戦士たちが突撃、ザルバードも中断されていた攻撃を再開します。
先のミノタウロス戦から続いて精神力が尽きかけているターナは様子見、ミステルは狭い部屋に大勢で詰め込む愚を避けるべく窓を開けました。先んじて突入したクロマの槌矛が命中するとザルバードは炎の息を吐いて反撃、ファラは戦槌を構えて部屋に飛び込みます。
GM「そういえば部屋着のまま戦ってるんだよね。炎の息を受けたクロマは3ラウンドすれば着てる服が燃え落ちることにしよう」
クロマ「どちらにせよ速攻で倒さないと危ないですが」
続けてミステルは戦士たちのために場所を空けようと窓の外へ脱出、クロマの槌矛は再び命中しますがファラほどの大ダメージは期待できません。ザルバードはまたも炎の息を吐いてクロマが焼かれてしまいます。主戦力のファラは今回調子が悪く戦槌は命中せず。外に出たミステルは窓越しにナイフを投げますが、命中したもののザルバードの固い鱗に弾かれてしまいます。
クロマは自分に『治癒』の呪文をかけて回復、神官に魔法を使われてはまずいとザルバードが今度は『精神攻撃』の呪文を唱えますが、なんとかクロマは抵抗に成功します。ファラの攻撃はやはり外れ。寝間着がピンチのクロマはここで意地のクリティカルヒットを炸裂してザルバードを追い詰めますが、反撃の『精神攻撃』を今度は抵抗できずに気絶寸前まで追い込まれます。
ここでいよいよクロマの服が燃え落ちますが、いずれにせよ唯一の回復役が封じられたことを思えばそろそろ勝負を決めないと危険な状況です。ミステルは再びナイフを投げますが致命傷は負わせず、クロマの槌矛も命中しますがとどめを刺すに至りません。ザルバードは続けて『精神攻撃』の呪文で攻撃、とうとう精神力の尽きたクロマが気絶します。
GM「(サイコロを振って)クロマは立派な姿で仰向けにどうと倒れる」
ファラ「見ないようにしてます」
壁役のクロマが倒れて戦線崩壊寸前ですが、ザルバードも既に虫の息です。ターナが気絶覚悟で『光の精霊』をぶつけますが、これもダメージがわずかに及ばず精神力が無くなったターナもこれで倒れました。これは本気でまずいとミステルが再び窓を乗り越えて部屋に飛び込みますがザルバードは鉤爪でファラを攻撃、回避に劣る彼女は鎧を着ていないこともあって一撃で重傷を負ってしまいます。二人が気絶をして一人が重傷、誰も鎧を着ておらずに回復役もいないという状況で短剣をかざしたミステルの攻撃が今度はクリティカルヒット、これでザルバードが倒れて長かった戦闘にもようやく終止符を打つことができました。
ファラ「(クロマを指さして)これどうしますか?」
ミステル「武士の情けです。破れた布団でもかけたら隣りの部屋で寝ましょう」
クロマ「隣は元々私の部屋なんですが…」
ともあれ、翌朝に目が覚めた一行は治せるだけ怪我を治してからもう一度村長の家に向かいます。やはり村長が戻ってきた様子は無く、村の人々も首を傾げていますが報酬は報酬として支払われました。唐突すぎる悪魔の襲撃には村人もさすがに怯えますが、どうやら村長の部屋に残されている壺が怪しすぎるだろうと一行が引き取ってオランにある賢者の学院まで運びます。
案の定というべきか、壺の正体は悪魔を呼び出す魔法の品であり一行は危険な壺を学院に引き取ってもらうことで了承します。不幸な村長はおそらく壺から現れた悪魔の犠牲になったのでしょう…。
GM「と、いう訳で今回のシナリオは終了なんだけど」
ミステル「ミノタウロスとザルバードの事件に繋がりがありませんな」
クロマ「悪魔が部屋に忍び込んでノックする理由が分からないんですが」
ターナ「けっきょく森の仕掛けって誰が何のために置いたんですか?」
ザイード「つーか猟師が森の奧に入ったことがないって有り得るの?」
GM「僕もそう思ったんだけど、直すのがめんどくさかったから(←やっぱりあんたが以下略)」
ファラ「まあ経験も資金も増えたんだしいいんじゃないですか」
危険は常にあらゆる場所から侵入し、あらゆる危険のある場所に彼らは侵入しようとするだろう。
だが、いずれにせよ彼らが危険を日常とする冒険者であることに変わりはない。
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