ソード・ワールドＲＰＧリプレイ
クロマ・タヤマー 人間・２１歳・男
クロマは、ポート・ブラックサンドのちょうど北にある小さな都市国家カアンの出身です。剣技の練習をしている間に誤って親友を殺してしまい、１５のときに家出して以来、大陸中で雇われ戦士をしています。
比較的年若いのにも関わらず、クロマは、タフで熟練した傭兵です。彼は大陸中を旅して回り、ほとんどあらゆる種類のモンスターに立ち向かい葬り去ってきました（もちろん、倒せなかったものも、少しばかりいます）。肉体的には申し分ないのですが、計算高いところや無感動なところがあるようです。しかし、自分の能力には絶大な自信を持っていて、ひとたび戦いとなれば、まったく容赦しません。
決まり文句「来いよ、オーク。楽しませてくれ！」
ミステル ハーフエルフ・年齢不詳・男
この影のあるヒーローは、チアンマイの北部にあるファングの町の混み合った裏通りで育ちました。１１のときに疫病で両親を失ってから、彼とその４人の兄弟は、貧民街で店から食べ物を盗み、街角で眠り、生きるために戦って、大きくなりました。
ミステルは猫のように静かで、ウナギのようにとらえどころがなく、猿よりも早く登れます。彼はまた、とても頭がよく、計略に富みます。しかし、自分に注意を引くことを好まないので、それを披露したりすることはありません。ヒーローたちが本当に危機に陥れば、そこから抜け出すための巧妙な策を考えつくでしょう。
決まり文句「ラッキー、ちょうど、俺が持ってるぜ…」
ファラ・コーエン ドワーフ・４０歳・女
トルンヘルム族の族長ハキムの娘であるファラは、月岩山地にあるドワーフたちの小さな採掘者の集落で育てられました。一時、彼女は金鉱で働いていました。家族のいる金鉱を離れて以来、彼女は大酒をあおり、生きがいを求めて、逆風平原をあてもなくさまよっています。
典型的なドワーフというのは、不機嫌で、つきあいにくく、短気です。そして、ファラは典型的なドワーフなのです。彼女の機嫌を損なうことはとても簡単ですが、そんなことをするのは賢明ではありません。というのも、彼女はとても大きな戦槌を持っていて、それで打ちすえる − 特にオークを − のが大好きなのです。
決まり文句「もう一度いってみやがれ、お前のバカっ面をまっぷたつに引き裂いてやる！」
ザイード・ウォレス 人間・２２歳・女
たいていの魔法使いは、若い頃から古い本を熟読し、学問好きです。このため、ヒーローとなるものは、非常にまれです。彼らがヒーローとなるのは、おそらく、世界に対する好奇心が激しいがため、ひとつところに２日以上もとどまることに我慢できないからでしょう。
ザイードは、若く、鋭敏で、熱心、そしていやというほど好奇心に富んでいます。目につく厄介事があれば、いつもその真っ只中にいます。まさしく彼女は、３０にとどくまえに、この世で目につくものすべてを見たいという呪いにかかっているかのようなのです！
決まり文句「おいおい、どうやってそいつを呼び起こしたんだ…」
ターナ・ルタン 人間・４６歳・女
身長２ｍ、がっしりした筋肉のターナは、どこから見ても雪男を肩にかつげそうなほどです。しかし、その力の強さにもかかわらず彼女は素朴な女で、文明化された国々になじんでいません。町に気圧されるようなところがあるものの、これを隠そうとし、文明化された人々と比べ自分の一族がいかに強靭かを得意げに話します。しかし、慣れない状況にほうり込まれると、彼女は混乱し、何かつまらぬことでだれかを攻撃したりするでしょう。
この蛮族の女は、少々呪文を心得ているものの、それらをはなばなしく使うことはしません。彼女は自然に反する魔術に対しては、大いなる邪悪だと考えているのです。
決まり文句「俺の部族じゃあ、６才になるまでに小娘でもオークを殺すことを仕込まれるぞ！」
なぜかゲームマスターではなくプレイヤーが記述している、ソード・ワールドＲＰＧリプレイの記録です。ちなみに上述するキャラクター紹介ですが、残念ながらほとんどが嘘ですのであまり真面目な内容を期待すると裏切られること請け合いでしょう。
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