面白い風景(8)

犬も歩けば、棒に当たる。いつでも暇な私が、近所をブラブラ歩いていて見つけた、ちょっと面白い風景をご紹介します。

 

おばけ屋敷 居酒屋 〜赤羽霊園〜  北区赤羽1-35

お化け屋敷 居酒屋 肝臓の弱い人は酒を飲まない方がよい。 心臓の弱い人はこの店では飲まない方がよい。

赤羽駅東口から徒歩10分ほど、赤羽商店街を抜けた所に恐わ〜い居酒屋がある。 通りかかった人も思わず足を止め、看板をしげしげと眺める。

おばけ屋敷居酒屋と称する店の名前は「赤羽霊園」。 看板には「心臓の弱い人は御注意下さい」とか、「天空より生首落下。君は耐えられるか」などと書かれている。

「歌い放題、飲み放題。おつまみ付き 男性2500円・女性2000円。これ以上は頂きません」とあるが、追加メニューには「地獄料理300円より。河童の肉・ポコチン・百目(何れも意味不明)...」などがあるらしい。
心臓の弱い方は注意 君は耐えられるか
宴会も受け付けている。 「いつも同じ店じゃつまらない、たまには変わった店で」と責められている幹事さん、この店に電話(03-3902-5060)してみてはどうだろうか。

心臓の弱い上司がいるのなら、なおさらお勧めだ。

(2000/01/16)

 

少林寺 池袋支店  豊島区上池袋1-10

中国の置物 池袋のサンシャイン60ビルから数百メートル離れた、明治通りに面したマンションの1階に、中国風の置物があった。 神社の狛犬のようにも見える。 てっきり中華料理店かと思った。 しかしメニューや料理サンプルがない。

上を見ると「少林寺」と書いてある。 少林寺拳法の道場? よく見れば「中國嵩山 少林寺」とある。 どうやら本当のお寺らしい。

北区赤羽の普門院や、北区滝野川の正受院には中国風の山門がある。 しかし、ここは「中国風」ではなく、まさに中国のお寺なのだ。 少林寺の池袋支店、いや別院なのだろう。
少林寺 達磨大師 そう言えば、この辺りには中国人が多く住んでいる。 図書館など案内板には、英語・ハングル文字とともに、中国語も書かれている。 私が通りかかった時には誰もいなかったが、近隣に住む中国系の人達がこのお寺にお参りするのかもしれない。

入り口のガラス戸は閉まっていたが、中を覗くと、本堂(?)の扉には少林寺の開祖である達磨(だるま)大師の顔が掛かっていた。

(2000/02/19)

 

お出かけは、走って! 走って!  豊島区上池袋3丁目

おでかけは ある家に貼り付けられていた古びた看板(左)には「おでかけは かけて かけて」と書いてあった。 この家の住人は、出かける時に一生懸命に走っていくのだろうか。

いや、これは防犯を呼びかける看板だ。 元々は「一声かけて、カギかけて」と、強調のために赤で書かれたいたのだろうが、赤の部分だけが消えてしまったようだ。

同じ町内で、他にも2ヶ所で防犯の看板を見かけた。

左の看板には「あやしいと思ったら□□□」とあるが、さてどうするのか。 近付いて見ると「110番」の字が微かに読めた。 これは誰でも推測が付くかもしれない。

あやしい
穴埋め問題 この町内で、最も難解なのが左の看板だ。

「□□□をなくして、□□□な町を作るため...□□□があなたの交番です。すばやくあなたの□□□」と書いてある。

一体、どんな言葉が書かれてあったのだろうか。 これほど伏せ字があると何だか分からない。 まるで社会科のテストで出題される穴埋め問題のようだ。
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(2000/02/26)

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答:「暴力をなくして、平和な町を作るため...電話があなたの交番です。すばやくあなたの110番