お奨めスポット(7)

私が住んでいる東京の城北地区で、(それほど)お金のかからない暇つぶしスポットをご紹介します。

 

城北交通公園    板橋区坂下2-19(三田線「蓮根」より徒歩5分)

D51 古いSL
板橋区の城北公園内にある城北交通公園には、本物の蒸気機関車がある。

最も人気のあるSLのD51と、小さな蒸気機関車が置いてある。 小型機関車はいかにも古そうで(D51も古いが)、おそらく明治時代の鉄道創生期に活躍した機関車だろう。

誰でも電車やバスの運転手になりたいと思ったことがあるだろう。 大人になっても、その気持ちは変わらず、電車運転ゲームには人気がある。
この公園では、SLの運転席に乗ることができる。 レバー1本で運転できる最新の電車とは違い、SLには圧力ゲージ・バルブ・レバーなど機器がずらり並んでいる。 D51の運転席に立つだけで圧倒される。
SLの運転席  SLの運転装置
バスの運転席図書室となっているバスの運転席に座り、運転手気分に浸れる。
交通資料館にはパノラマ模型の他に、歴代の新幹線・機関車の模型があり、日本の鉄道建設の歴史がパネルで展示されている。
なお「城北公園」は、板橋区桜川1丁目と練馬区氷川台1丁目にまたがった「城北中央公園」とは異なるので注意すること。 また、北区の飛鳥山公園にも本物のSLが、都電の車両と共に置いてある。

(99/08/08)

 

Coolval    板橋区舟渡1-2-6(埼京線「浮間舟渡」より徒歩5分)

Coolval

ボードを持って
板橋でスノーボード? ...しかも真夏に?

道の脇に立っているスノーボードの看板を見たときは信じられなかった。

しかし案内に従って行くと、屋根が斜めになった大きな建物があり、スノーボードを持った若者達が次々と入って行くのが見えた。

ここは Coolval という名前の施設で、パンフレットには「都内で唯一の屋内スノーボードゲレンデ」と書かれている。 人工粉雪(吸水性ポリマー)を敷き詰めた一年中滑れるゲレンデだ。
2階にあるギャラリー(入場無料)に上がり、スロープを覗いてみた。

ギャラリー
スロープ 「動く歩道が斜めになった」とも言うべきムービングベルトを挟んで、両側に一般用のスロープとハーフパイプがある。
スロープの長さは65mで、幅が30m、斜度は10°〜14°となっており、ワンメイクのジャンプ台もある。 ハーフパイプの長さは65mで、幅が12m、斜度は14°となっている。

平日の昼間だったが、スロープでは数十人のボーダーが滑っていた。 しかし実際に滑っている人よりも、ゲレンデに座っている(転んで立ち上がれない?)人の方が多いように思えた。 もちろん、ワンメイクのジャンプを綺麗に決める人は少なかった。

ハープパイプ ハープパイプでは、長野オリンピックのTV中継で見たようなパフォーマンスを行っていた。 しかし、TVで見たのとは少し、いやだいぶ違っていた。 やはりスノーボードは端で見ているよりは遙かに難しいのでしょうね。

滑走料(90分:平日/土・日・祝日)は、大人が2,300円/2,800円、高校生以下が1,800円/2,300円。

用具のレンタル料金は、全セットが3,000円、ボードセットが2,000円、ウェアが1,000円などの他に、ボード・ブーツ・グローブなどの単品レンタルもあり、ヘルメットは無料。

金のかからないスポットを紹介するのがこのページの主旨だが、ギャラリーでスノーボーダーが滑る(転ぶ?)姿を見ているだけで、しばしの涼が得られる。

営業時間 10:00〜23:30(年中無休)
電話:03-5392-9006
車の場合は、国道17号(中山道)「舟渡」交差点を入る。

(99/08/13)


戻る 「城北スケッチ」の表紙に戻る
戻る 「Jの雑記帳」の表紙へ
戻る 「Y-ファイル」のトップページへ戻る