Keith Moon Legends Live By Daimyo & Super High Numbers Live Report(2003.09.30)

 721日のTommy完奏の興奮も冷めやらぬ中、今年も97日がやってきました。
そう、今は亡きKeith Moonを偲んだ一大パーティ、第16回のKeith Moon 追悼ライブです。
今年も、Daimyoさん率いるSuper High Numbers、新戦力を補充し、再び帰って来ました。
さて、先日のフォトレポートに続いて、ライブレポートを。
当日、会場に到着すると何名かが開場待ちしてます。
でも、今年はちょっと違います。
そのわけは本編で、と言ってもみんなもう知ってるでしょうが。
すると会場から食事にでも行くのでしょう、出演者が何人か出てきます。
大二さんも登場、声をかけると'椅子あるよ'の一言。
'あー、良かった、では後で'等と話をします。
既に大二さんからは数日前のパブサクのライブで今日の出演順やら演目を聞いていたのでが、さーどんな演奏になりますやら。
そんなこんなしていますと、観客もそろそろ集まり始め、開場も間近となりました。
ショーボートの階段を下りて入場開始を待ちます。
筆者の目の前にはSUさんとその一団、先日のTommyライブの'友達、三人以上連れてきて下さい'のkashipwee氏のお約束をきちんと守ったのでしょうか??
(筆者は守れませんでしたが^^)
さー、開場です。
とりあえずどこで見ようかなっと.....


〜菜単A〜 今年も素敵なパーティの始まり

 入場して見ると先日のTommyライブと同じ感じで椅子がセッティングされています。
とりあえず全景が撮れるように後ろ真ん中に陣取ります。
いつものようにHeinekenを受け取り、ちょっと一杯、会場も段々観客が増えて行きます。
ステージに目をやると、おー、大二さんのセットが置いてあるわい、先日ノーリハでTommyライブのアンコールに参加して、'やっぱ人のキットじゃダメだ'とおっしゃっていましたので多分と思ってましたが、やっぱし大二さん、自分のセットを今回のライブに持ち込んでます。
ステージにメンバーがそろそろ登場、Daimyoさんの'新年明けましておめでとうございまーす'のMCに続き、カズー隊がステージに揃い、NEW ASIAの掲示板での予告どうり今回のライブはKeithのおバカ系ナンバー'Cobwebs And Strange'でスタート。
カズーがメロディーを奏で、途中のブレイクでは杉山氏のKeithスタイルのドラムソロ。
カズーのおバカな音の中、曲はやはりKeithが好んだであろう'Backet T'、この曲、出だし難しいんだよね??Daimyoさん、一回間違えました。
途中のコーラスやらボーカル、当然おバカ系です。
でも、これが天才とバカは紙一重だったKeithのスタイルというもの(^^)、ここでもカズーが大活躍。
続いて何と'Batman'も登場、まいったなー、この企画。
ここまで来たらやらざる負えない'Barbara Ann'、ここではリードを木瀬嬢が取ります。
The WhoBeachBoysのコーラスを持ち込んだのはKeithですからねー、これもやらなきゃ行けませんわな(^^)。
MCDaimyoさん、'今日は30曲'、と言っても大二さんから聞いた話では当初はもっと曲が多かったとか....
ステージは一端カズー隊が引っ込んで、ボーカルの入れ替わり立ち替わりタイムに突入、まずは虹郎氏登場、'Squeeze Box'を披露。
前回と違って、今回はいつもの虹郎スタイルのボーカル。
kashipwee氏のハープをバックに軽快に唄って行きます。
と思ったら'Baby Don't You Do It'ではシャウトたっぷりのボーカルに。
お次はkashipwee氏による'Magic Bus'、ハープがたっぷり、そしてkashipwee氏のボーカルが唸ります。
中間部では先日亡くなった(というか、このライブの後に亡くなった??予感か??)Johnny Cashの名前をDaimyoさんが、連呼(合掌....)。
kashipwee氏が一二を争うぐらい好きだという'Naked Eye'ではハープマイクを使ったボーカルが途中に挟まり、これがなかなかカッコ良い。
さて演奏は木瀬嬢をフューチャーし、'Circles'。
この曲、大阪のナンバーワンWho関連サイト、'The Who Instant Party'のCircles氏に捧げられました。
演奏終了後にCircles氏から'Daimyo, おおきに'の声が....
曲は木瀬嬢ということでお約束の'Boris the Spider'、当然蜘蛛踏みパフォーマンス付きですが、今回はちょっと外しちゃいましたね??
でも、木瀬嬢の夜鍋して作った蜘蛛はどうなったのでしょう.....
演奏はDaimyoさんの'行動!!!'のMCから'Let's See Action'。
そしてこのセットの極めつけ、ジローちゃんのギター叩き壊しパフォーマンスをフューチャーした'Shout & Shimmy'!!!
筆者目の前でビデオを回していた方がいましたが、なんとこの映像、ネットでも公開されたのでした(^^)。
(筆者は大喜びして見てたので、映像はありません^^)
ちなみに、最近のFender Japanはメヒコ製だと判明しました。
'足にトゲが刺さっちゃうじゃないか....釘が多い...(ネジじゃないっすかね??)'日戸氏のコメントであります(^^)。
この後、ベースが交代、先日のTommyライブDaimyoさんのセルフ前座(??)に参加した河原たかーき氏をフューチャーして昨年は'喝 たるいバンド'とともに演奏された'A Quick One'、セットの最後は先日のTommyライブで同じ組み合わせで演奏された'Anyway Anyhow Anywhere'でした。


〜菜単B〜 新戦力登場!!!

 さて次のセット、Keith Moon Legends Live初登場のロジャー高橋氏が登場。
さーて、あのパワードラムが大二さんのキットを襲うわけです(^^)。
でも、このセットで一番観客からの声援が大きかったのはベースのダンナ(さん)敷地氏かも知れませんな(^^)。
会場のあちこちから'ダンナー'、'ダンナサーン'の声援が飛び交います。
さてそんなこんなで曲は'Sister Disco'、途中で'Won't Get Fooled Again'のフレーズを遊びながら....
うーん、ロジャー氏のドラム、強烈です、パワーヒッターです。
んでリズム隊のもう一方、ダンナ(さん)敷地氏のベースもなかなか強烈。
まー助氏の鍵盤も快調です。
さてステージの方は小和ダルトレー登場。
今回も金髪かつら付き、衣装はDaimyoさんご指摘どうり'リストマニア'状態(^^)。
但し、このライブからメンバー紹介では'コイツ'とのコール。
この後、この日のライブでは小和ダルトレー、ずーと'コイツー!!!'と観客から呼ばれる始末でした('うれしいけど、悲しいじゃーん−小和ダルトレー談'^^)。
曲の方は'四重人格'から'The Real Me'、ラストのエコーは地声で(^^)。
'How Many Friends'はちょっとしっとりめ。
さて、ステージには見慣れないボーカリストが登場します。
'いつもだと、客席のその辺で....'のDaimyoさんのMC、そして本人が'この方が判りやすいでしょ??'と後ろを向くと後頭部にユニオンジャックが(^^)。
そう、DaimyoさんのWho関連のイベントに常に一番前でノリまくっていたTarokenさんがついにステージに決起して上がったのでした。
曲の方は'The Punk & The Godfather'、'Going Mobile'、'Success Story'を披露。
ちょっと'Going Mobile'で声が素の声っぽくなっちゃいましたけど、なかなか聴けました(^^)。
'The Punk & The Godfather'は良かったですよ、演奏も良かったし。
最高に贅沢なカラオケっつたらDaimyoさん達に失礼かもしれないけど、Tarokenさん、緊張するよりもホント楽しそうだったのが印象的でした。
演奏はDaimyoさんのボーカルで'Dirty Jobs'、そして絶対に外せない'Pure & Easy'。
'Pure & Easy'はセットのラストにやはりふさわしい曲ですな、ホント。


〜菜単C〜 興奮の中、クライマックス....

 さてさて、ステージの方は最後のセットです。
そう、我らが大二さん、ついに登場。
(自分の出番まで何してよーか??と悩んでいたのを筆者は知っている.....)
ギターに日戸氏が戻り、ベースにバザード林'老中'、鍵盤に川井健氏、ボーカルに'コイツ'こと小和ダルトレーのラインナップ。
曲は'I Can't Explain'、'Substitute'、'Pictures of Lily'と初期のナンバーが続きます。
特に'Pictures of Lily'は聴き物でしたね。
お次はDaimyoさんの'タージマハール....'のMCから'I Can See For Miles'。
かなりど派手な演奏、ラストでは川井氏のThereminが唸りを上げます。
さて、MCではDaimyoさんの'The Best Of Daimyo Vol.2'がせっかく出来たのに積み忘れたなんていうお話が出たりしました。
てな事を申しておりますうちにギターの山口伊津巳氏がスタンバります。
山口伊津巳氏のFreeのコピー譜がDaimyoさん唯一のギター教則本だったそうです。
(ちなみに山口伊津巳氏と大二さんは同い年だとか....)
そして曲は'夏場のブルース!!'のMCとともに'Summertime Blues'、そして観客も大ノリ、大合唱付きで'Shakin' All Over'へ。
さすがに山口伊津巳氏のギター、貫禄が違います。
大二さんと目線で合図をしながらの演奏なんか、やっぱカッコ良いっす。
ラストはチューニングダウンしながらのエンディング。
ここでの観客の盛り上がりは、凄かったですわ(^^)。
曲はバザード林'老中'(この日は何故かサンダーバードベースだったからか'バズーカ'林になっていましたが^^、あ、小和ダルトレー、下ネタはダメだよ)をフューチャーして'Dreaming From The Waist'。
その後は先日のTommyライブでは三人で演奏した'After The Fire ...'、ここでも観客のサポートは良かったですねー。
そしてセットのラストは'We're Not Gonna Take It〜See Me Feel Me〜Listening To You'。
あ、'After The Fire ...'からベースが滝野氏に交代。
さすがに盛り上がりますよね??'We're Not Gonna Take It〜See Me Feel Me〜Listening To You'。
でも先日のTommyライブの方が完成度は高かったでしょうか??テンションは今回の方が上??
さてこのセットも終わりましたが当然、アンコールありです(^^)。


〜Encore〜 そして大団円へ....

 さて、アンコールです。
ステージには出演者全員が(と思ったら、山口伊津巳氏、電車が無くなるとかで帰っちゃいました^^)揃い、当然、前澤さんがステージに引っ張り上げられます。
もう上がりたくないなんて言っていますが、まー、前澤さんもこのライブでは仕掛け人の一人になってますんで、もうあきらめた方が良いでしょう(^^)。
さて、曲の方はお約束の'The Kids Are Alright'。
そして'Our Song/My Generation'。
曲の途中で大二さん、ドラムの席を杉山氏に譲り、そして次ぎにロジャー氏、最後は再び大二さんへ。
(大二さん曰く、'うまいこと譲ったつもりだったのに、また戻された....'。楽しようとしちゃダメですよ、作戦失敗^^)
川井氏のオルガン上ダンス、川井氏のThereminパフォーマンス、ステージも観客も会場は大揺れ状態です。
そして、大団円....来年97日は火曜日、平日だけど、再び素敵なパーティで皆に会えるようにと思いながら、ステージは終わって行ったのでした....


 今年のKeith Moon Legends Live、いかがでしたでしょうか??
多分、昨年よりちょっと小粒になったような感じもするかも知れません。
でもさすがに、7月のTommyライブの後、わずか二ヶ月での仕込み、Daimyoさんを始め、出演者の方々、大変だったろうと思います。
本文でも書きましたけど、この二つのステージを比べると演奏の完成度はTommyライブ、演奏者/観客のテンションの高さは今回と行ったところでしょうか??
さて、来年はどうなるのでしょう??
今年は'四重人格'からの曲が多かったのですけど、来年こそは絶対にあの曲を演奏して欲しいものですよね??
だってKeith Moon Legends Liveですよ??この曲を演奏しないでどうしますか??
そうです来年こそは是非ともドラムが唄うぞバージョンの'Bell Boy'しかないでしょ??ね??Daimyoさん??
(大二さんには、近い内にネタ仕込んでおきますから^^)
あ、それと仕掛け人の前澤さん、安○○子の件も是非とも(^^)/。

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