◆ デミオ ◆

≡ 小さく見えて大きく乗れる? ≡



プロフィール 1998年1月、納車。
1999年10月、走行距離20,000キロクリア。
愛称:デミちゃん

どうして私はこんなに車の運転が好きになったんだろうと思う。兄が免許を取るまで家に
は車を運転する人がいなかったので、自分が免許を取るまで、自家用車に乗ることなどほ
とんど無かった。

しかし社会人になって真っ先に車(先代:スターレットのナルちゃん)を購入するやイナ
や、私の世界は劇的に変化した。それまで、市内でも駅より北を殆ど知らなかった私は、
自分の住む街が、実は駅より北の方が遥かに広がっているということを知って驚いた。私
の行動範囲は市内に止まらず、県外にも及ぶようになった。

高速よりも下道を好み、コツコツとどこまでもどこまでも走って行くのが好きだ。今年、
念願の北海道上陸を果たした。北海道へは、どこかで船を使わないと車での上陸は不可能
だけども、車で渡ることのできる九州まで、下道を通って、何日かかけて行くのが、数年
前からの夢でもある。これからもデミちゃんとともに、日本国中、コツコツと下道を通っ
て旅をするのだろう。



車の不思議な話・その1♯

先代のスターレットのナルちゃんと原付の1代目ディオくんとは仲良しだった。購入した
のも、2カ月くらいディオくんの方が遅かったくらいで、ほぼ同時期。止めてある所は少
し離れていたから、2台がいつの間にそんなに仲良くなったのか、私には分からない。そ
んな素振りも見せなかったし(見せるかっつーの!)。

2台が実は仲良しだったと気付いたのは、残念ながら、2台とのお別れの時だった。

1998年1月、デミちゃんが納車されても、ナルちゃんは友人に譲ることになっていたの
で、しばらく元の駐車場に置いてあった。保険もデミちゃんに切り替えたのでナルちゃん
にもう乗ることもなく、やがてエンジンもかからなくなり、廃車のように、ただそこに置
かれていた。

そんな2月の中旬、原付のディオくんで通勤途中の私は事故ってしまった。事故自体は大
したものではなかったけれど、ディオくんは廃車になった。それから半月後、バッテリー
に電気を補充されたナルちゃんも友人の元に引き取られ、5年近く付き合った2台の愛車
との別れとなってしまった。ナルちゃんは、友人の元で今も乗られていると思うけれど、
そんなナルちゃんをディオくんは天国から見守っているのだろうか。

ちなみに私は、2代目ディオくんを購入するまでの約半年間、せっせと自転車通勤をして
おりました。


車の不思議な話・その2♯

よく車の写真を撮ると事故るって言いますが、どうでしょうか。私は信じています。先代
のナルちゃんでは、そんなジンクスも知らずに写真も撮ったし、ちょこちょこと事故もし
てたから、相関関係を意識したこともなかったのですが、デミちゃんになってから、2台
目ということもあり、運転年数も重ねていたし、そういうジンクスも知るに至ったし、気
にするようになりました。

これまでデミちゃんの写真を撮ったのは2回。2回とも事故とまではいかなくても、車に
キズが付くくらいのことをやってしまいました。

1回目は、京都に遊びに行った時、学生時代の友達と遊んで、ふざけてサンルーフから顔
を出して、デミちゃんも入れて写真など撮りました。写真を撮る時、ジンクスが頭をよぎ
りましたが、まあ撮ってしまったのです。その帰り道、ちょっとぼんやりした一瞬に、バ
イパスを出口の方へ向かってしまい、慌ててハンドルを切った時、分離帯にあったクイの
ような物でバンパーをこすってしまいました。デミちゃんでの初こすりで、これは結構
ショックでした。

2回目は、北海道編にも貼ってある写真です。オロロンラインの途中で撮ったものですが、
その同じオロロンラインの道の駅に入った時、ぼんやりトライアスロンの自転車を眺めな
がら車を駐車場のワクに入れていたところ、車止めがなかったため、そのまま花壇のワク
まで前進させて、やっぱりバンパーをガツンとぶつけて傷を付けてしまいました。

もう二度とデミちゃんの写真は撮るまいと、固く心に誓う今日この頃であります。



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