宿主は北海道が大好きです。何故好きかなんて、理由を説明するのは野暮です。 とにかく好きなんです。だから行くんです。 今年は、利尻島が目標でした。去年、北海道から帰ってきてすぐに目標を立てた のです。自転車で島一周&利尻岳登山。やってきました!当初、予定に入ってい なかった礼文島も行ってみたらすごくいい島でした。 そんな雰囲気が伝わるといいのですが……。 |
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今回は、新潟からフェリーに 乗って、車と自転車を運びま した。18時間の船旅の末、午 前4時に小樽に上陸。300キロ 北上し、稚内に向かいました。 稚内へ向かう道は、海沿いを 走るオロロンライン。右手に サロベツ原野、左手は海とい う真直ぐな道を快適に走る予 定だったのですが、トライア スロンをやっていて、自転車 に注意しながらずっと徐行。 ストレス溜まりました。 稚内では温泉に入ったり宗谷 岬に行ったりして、一泊して 翌日、車は稚内の市営の無料 駐車場に残し、自転車と共に フェリーで利尻島に渡りまし た。 |
利尻に渡ると、宿の人が迎えに来てくれていた ので、荷物を預けてそのまま島一周に突入! ここで問題となったのは、時計回りにするか 逆回りにするかでしたが、時計回りにすると スタートのフェリー乗り場に戻る前に宿に着 いてしまうという単純な理由で逆回りにした のですが、やっぱ時計回りの方が良かったよ うな気がします。トライしようとしてる人が いたら参考にしてください。 途中のオタドマリ沼のお店で、ウニイクラ 丼を食べました。美味しかったよ。 利尻一周は、アップダウンが結構キツくて 思ったよりしんどかったです。でも走り終 わってフェリー乗り場に戻った時の達成感 は格別でした! |
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≪ウニ丼について。≫ 利尻・礼文でのウニ丼の相場は3,000円くらいでした。しかし、礼文島にはミニ ウニ丼を食べられる所があり、一杯1,000円だそうです。ユースの人によると、 3,000円で一杯食べるよりは、ミニウニ丼を1,000円×3杯食べた方がウニの絶対 量は多いとのこと。ナルホド……と思いましたが、そんなに要らないーというの も本音。贅沢? |
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利尻での2日目は朝4時から登山開始……とい うより、海沿いにある宿から登山口まで1時間 かけて歩いたので、海抜0メートルから1,700 メートルちょっとの山頂を目指したわけで……。 本当にキツかったです。8合目の手前辺りで、 足が上がらなくなって、休みながら一歩一歩登 りました。朝早いとあんまり食べたくなくて、 こまめにエネルギー補給をしなかったのがマズ かったと思われる。あとペース配分もちょっと しくじってしまったし……。 一緒に登った5人の中で、ビリを競いながらも ゆっくりと登りました。肉体的な限界を感じ始 めると、精神的な世界に入ってしまうものなの か、険しい山に苦しんでいるのにもかかわらず 自分が今、足で踏み締めている利尻山に感謝の 思いが湧いてきたのです。登らせてくれてあり がとうございます、なんて。おかしいけど、本 当です。 |
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そうやって苦しい思いをして登って、山頂に着いた時は本当に嬉しかったよ〜! 先に着いていた子が迎えてくれて「やったぁ〜!」って手を伸ばしたらよろけて その子の膝に顎をぶつけたり。(^^;) 山頂と手前ではそのくらいの高低差がありま した。 山頂は雲を突き抜けていて、眼下に雲が広がり、その雲の下に下界が見えました。 すごく不思議な景色でした。いつまでもここにいたい!って思ったけれど、やっ ぱり下山しました。 上りは6時間、下りは4時間半くらいの行程でした。 そして温泉!登山口を出て20分くらい歩いた所に、利尻富士温泉がありました。 平成8年に掘削されたばかりの温泉で、施設もまだ新しくきれいでした。 |
夕ご飯にラーメンを食 べて、夕日を見るのに 道を急ぎました。 ユースの近くに展望台 があってそこを目指し たのですが、夕日は道 路の向こうの海を隔て た礼文島へと沈んでい きました。 それでも展望台には登 って、残照に彩られた 空と雲の美しさにいつ までも見入っておりま した。 |
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翌日は、利尻に心を残しつつも、礼文島へと渡って行きました。 |
礼文に続く |
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