翌日はスノーシューで岩尾別温泉まで歩いた。通行止めの道をざくざく。 でも途中雪のない所もあり、がりがり。 |
![]() |
温泉は「ホテル地の涯」 の裏手。ここらは羅臼岳 の登山口もあるから来た ことある。けど、夏とは 違って人気もなく、雪の 中ひっそりとしていた。 雪の中で服を脱ぐのには 勇気が要ったけど、温泉 に浸かれば温度もちょう ど良く気持ち良かった。 四方見回しても真っ白な 露天風呂。ナカナカでし た。 |
次の日は知床峠までのクロカン。知床自然センターから林の中を少し歩い て、これまた通行止めの知床横断道路をひたすら進む。所どころに動物の 足跡があったけど、姿を見ることは一度もなかった。 |
![]() |
峠付近は、風が強くて 道路の雪も吹き飛ばさ れてて氷の上を進む感 じ。 スキー板だから踏ん張 りが効かなくて恐かっ た。どのくらい風が強 かったかというと、板 に乗っているだけで、 風に押されて進むくら い。止まらないからコ ワイ。 でも峠からは国後島も 見えた。風の強さは頂 点に達して、露出して る顔が痛かった。 |
下りは下りで何度も コケた。 下の方まできた時、 朝はあった筈の雪が 除雪されてなくなっ ててびっくりした。 ウトロの方の祭りで 雪像作りに使われる ために持ってかれた とか。 |
![]() |
そろそろ知床から移動するかどうするか迷ったけど、もう1日いること にした。まだスノーシューをやり足りないような気がして、知床五湖ま で歩いてみることにした。 しかし朝9時くらいに出発して、のんびり山を眺めながら1時間くらい で着いてしまった。雪も少なくてイマイチ不満。これじゃあ時間を持て 余すなぁと思ってたところ、目に入ったのが「カムイワッカ11キロ」 の道路標識。こっちなら雪も深そうだと思い、進んで行った。 |
![]() |
計算としては5km/時で、 2時間ちょいで行けるとい うものだったけどちょっと 甘かった。結局、3時間近 くかかった。 日没が早いから帰りの時間 のこととか考えて気は焦り ながらも、滝の方まで下り て湯加減なんかも確認して きた。とても入れる温度で はなかった。 帰りは自分が付けた踏み跡 を辿ったから、行きよりは ラクだった。ただ行きと帰 りでは登りと下りの違いも あり、歩幅が違って歩きに くかった。 帰りは2時間半くらいで歩 き、知床五湖からも40分 くらいで宿に戻った。 |
|
|
|
|