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水辺のリュウキンカとミズバショウのコンビに目を楽しませ、温泉小 屋の前を過ぎると山道に入って行った。残雪が結構あった。 まず平滑の滝があった。幅の広い岩床を這うように流れる滝で、すご いなぁ〜と言って眺めていたら、三条の滝から戻ってきた人がいて、 三条の滝もスゴイですよ、と言われた。どっちがいいですか?と聞い たら、全然違うから比較できないと言われた。???……予備知識な しだったから、想像もつかない。 |
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足元の悪い山道をひたすら歩 いて、やがて滝の音が聞こえ てきた。いよいよか?と胸が 高鳴る。 ちらっと見えた。えーーー! 展望台に降りる。すごいー! 落差何メートルか知らないけ れど、すごい水量が一気に流 れ落ちている。 展望台はかなり離れているの に、しぶきが霧のようになっ て漂ってきていた。 いや〜、いいもの見させても らいました。 |
滝から戻って小屋に宿泊手続き。連泊することにした。環境保護のため 石鹸・シャンプーは禁止だったけれど、お風呂に入れて汗を流せてラッ キー。 2日目は尾瀬沼へ向かった。尾瀬ケ原から尾瀬沼へは燧ケ岳の山裾を回 るので、尾瀬ケ原より標高も高く、樹林帯で、雪もそれは豊富に残って いた。アイゼンなしでもいけるくらいではあったけど。 |
沼一周も、北側には雪は あんまりなかったけど、 長蔵小屋付近でお昼を食 べて、そこから沼の南側 に回るとたっぷりとあっ た。木道より雪の上を歩 いている方が多かったよ うな気がする。 尾瀬沼越しに燧ケ岳がそ びえていたけれど、山頂 は雲に隠れて見えなかっ た。 そして傾斜のある木道で またしても滑って、屈辱 の尻もち×2回。雪と木 道との境目が要注意! 命からがら(?)一周を 終了し、同じ道を通って 小屋に帰った。 |
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昨日は夕食を2回に分けて行ったけれど、週末を過ぎて、2日目はテー ブル2つ分くらいの宿泊者だった。 最終日は、1日目と違う道を通り、中田代三叉路で合流して鳩待峠まで 戻った。 尾瀬では新緑にはまだ早く、鳩待峠から戸倉の駐車場までの山道では新 緑がまぶしく、戸倉に下りると緑は濃くて、季節の移ろいを数時間で走 り過ぎてしまった気分だった。 温泉でさっぱりして、遠い道のりを帰路に着いた。 |
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