「respect」

2001年京王杯SC〜安田記念 その2


ブラックホーク。厩務員さんと(2001/6/3安田記念at東京競馬場)  ブラックホーク陣営は安田記念に出走するべきかどうかを ギリギリまで迷っていたらしい。それでも、「とにかく馬の名誉のために G1を勝ちたい」と思うからこそ、出走することを選んだのだろう。 私は、と言えば「距離は?調子は?」といろいろ考えてしまう。 マイルが絶対に長いとは思わないけれど、距離延長がプラス、とまでは考えられない。 でも、「走る限りは応援する。」いつだってそうだ。

 前日にうちわを作る。「黒船」うちわを改造して「黒鷹」うちわに。既にドキドキしてる。 縁起を担いで、当日の早朝家を出た。「朝すっきり起きて始発で出かけると 応援馬が勝つ」というのが私のジンクスだった。1週間前のダービーでも実行し、願いは叶った。 今週も、できる事は何でもしたい。

 競馬場に到着し、開門ダッシュして、横断幕を張って、パドックで待つという いつもの1日が始まる。暑い一日だった。日陰で涼みたい気持ちもあったけれど これまた「楽して勝った」ことはない。逃げ場のない照りつける陽の下で、じっと待っていた。

 パドックでのブラックホークは、京王杯SCの時と変わりなく見える。 高松宮記念から、馬の調子は悪くない。好調キープといったところか。 他の馬のことは全く記憶にない。


続きます