「2001年馬めぐりの旅」

#しつこいようですが、牧場見学の際は、必ず 競走馬のふるさと案内所にお確かめ下さい。
 忘れちゃだめよ。

9月3日(月)レックススタッド 意中の馬;ローゼンカバリー

写真(下)は、ローゼンカバリー
 
ローゼンカバリー(2001/9/3atレックススタッド)  イーストスタッドや日高SSのような「遠めの所」の日程が終わり、 気分はリラックス。よろよろと朝食を食べに行くと、友人たちは既に 食事をはじめていた。今日は愛しのローゼンカバリーが待っているレックススタッドが 1箇所目だ。8時ちょっと過ぎにケンタッキーFを出て、余裕があると 思っていたのに、今日もまた渋滞に巻き込まれてしまった。 案内所に到着したのは、説明がちょうど始まった頃だった。

 
写真(下)は、ローゼンカバリー
 「先日もサクラローレルのたてがみを抜いた人がいて・・・。」

 眠気が全部吹き飛んで、怒りが湧き上がった。

 「ローレルのたてがみを抜いただとぉぉぉぉ?そいつを私の前に 連れて来いぃぃぃぃっ!首根っこ掴んで、ザラザラの壁に思い切り 顔を擦りつけてやるわぁぁぁぁぁぁ!!!」(←お見苦しい暴力表現を 深くお詫びいたします。)

 世の中には私の考えも及ばないような悪いことをする奴もいるもんだ。 こんなに楽しい牧場見学がいつか禁止されてしまうのではないかと思うと 悲しくなってしまった。

ローゼンカバリー(同上)
写真(下)は、ローゼンカバリー
 
ローゼンカバリー(同上)  レックススタッドは案内所の道路を挟んで反対側にある。 慎重に道路を渡って歩いていくと、入り口から一番近いところに カバちゃんがいた!小さな放牧地で囲いが二重になっているその中で、 カバちゃんはぼーっと?していた。まわりにはたくさんの虫が飛んでいた。

 しばらく待っていると、カバちゃんは顔を出してくれた。 フィルムを換えるのに手間取っている間も、カバちゃんはずっと待っていて くれた。自分でも呆れるほどフィルムを使いまくってから今度は、 外側の柵にタオルを干している方に、一番気になっていたことを訊いた。

 
写真(下)は、ローゼンカバリー
 「カバリーは来年もここにいますか?」

 実は、その少し前、現役時代からあった海外への移動の話があるという噂を 聞いていた。全兄のサマーサスピションは、南半球へシャトル種牡馬として 出ている(売られてしまった、との噂もある。)。 カバちゃんはどうなるのか、どうしても知りたかった。

 「いや、特に話は聞いていないけれど・・・。」とその人は言ってくれた。 正直なところ、ほっとした。もしかしたら、その人が知らないだけなのかもしれないし、正式決定 じゃないから言えないだけなのかもしれないけれど。

 私は結局、レックススタッドではカバちゃんの前から動くことなく見学を終えた。

ローゼンカバリー(同上)


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