よって、感動航海等のmopasレジャークルーズには使用されえず、寂しい思いです。
ファンネルの色も塗り替えられるそうです。(2002/03現在の情報)
クルーズ時代の幕開けを告げる日本初の外航クルーズ客船として1989年4月に就航。イベント・レジャー両方に対応できるマルチシップとして、公室設備が多彩で充実している。
これまでに430クルーズ以上を終え、自治体、特殊法人や企業などによる団体向けのチャータークルーズの他、個人客向けのレジャークルーズにも使用されている。
「ふじ丸」の特徴は、パブリックスペースのほとんどをB1階〜3階までに集中的に配置、4階〜6階の客室スペースと明確に分け、大掛かりなイベントにも対応できる構造となっていることである。
2層吹き抜けの600席の多目的ホールや、ダンスフロアとステージのあるラウンジをはじめ、海に面したベランダ、サロン、最上階のスカイラウンジ、サンデッキ、メインバーなどくつろぎと語らいのためのスペースも充実。
スポーツ面では、プールをはじめ、ジョギングが楽しめる一周300mのプロムナードデッキ、フィットネスセンターなどがある。最後尾には、ジャグジーやサウナ室を設けた大海原を展望できる大浴場がある。他に映画が楽しめるシアターやカードルーム、ライブラリー、茶会を催せる和室などがあり、船客にとって、船内生活のリズムが組み立てやすく、いずれのスペースも広々と設計されているため、‘ゆったり感’を抱かせる。
日本初の大型客船として船体デザインとともに高く評価されているのが、最新鋭の技術設備。コンピュータによる自動制御で横揺れを防止する、フィンスタビライザーを採用していることである。
また、ふじ丸の人気の大きな要素は、戦前からとぎれることなく受け継いできた外船客船ならではの伝統のサービス。毎日の食事が待ちどおしいというお客様が多い定評のある料理。華やかなショーや、アットホームなゲームなどのイベント。
「ふじ丸」では日本人が快適に過ごせるクルーズライフを演出している。