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商船三井客船が運航する ふじ丸 ・ にっぽん丸 の情報と雑誌(船の旅)や 個人的感想(文句?)を「超個人的な愛着と独断と偏見」で綴る 客船関連WebPageです。 このページは[新さくら丸紹介:商船三井客船提供資料]を紹介しております。

新さくら丸(JDHY)

新さくら丸は2001年11月20日に和歌山県・由良ドックを離岸し、
最期の航海に出ました。引き取り先は見つからず...中国にて解体

エンジンをかけたまま、浅瀬に突っ込んで座礁させ、そのまま解体作業との話です。
もう新さくら丸の姿を見る事は出来ません。寂しい限りです。


商船三井客船(株)提供の資料より

 
Mitsui O.S.K. Passenger Line
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商船三井客船(株)
SHIN SAKURA MARU 新さくら丸

 1972年に(社)日本産業巡航見本市協会の見本市船として建造されたが、貿易構造の変革とともに、その使命を終え、1981年12月に商船三井客船が買取り純客船に改装。その後何度かの大小改造を経て現在に至る。

 就航以来、自治体や経済団体などのチャーターによる研修目的のクルーズを主に運航されてきたが、その間グアム・サイパンや日本一周/北海道一周のレジャークルーズも実施してきた。ふじ丸誕生以前は日本最大の外航客船として日本のクルーズファンに親しまれていた。

 ふじ丸/にっぽん丸のデビューした現在、新さくら丸はその豊富なパブリックスペース(メインホール・さくらプラザ・ラウンジ・サロン等)を売り物に世界的にも類のない洋上イベント会場として他船との差別化を図っている。

 純客船に改装以来550航海の実績を持ち、特殊なイベントクルーズとしては、つくば博の前年にプレキャンペーンシップとして全国を巡航。1994年には日本船としては約20年ぶりの「世界一周」航海を実施した。

 見本市船は船自体が国威発揚のための手段であり、日本の造船技術の見本市商品だったため、当時の先端技術の粋を集めて建造され非常に堅牢な船体をもっているが、さらに1997年4月には、安全関係の設備を最新の世界基準により改装。

 最近では、セミナーやイベントのほか短期間のレジャークルーズなども行なっており、庶民的なクルーズシップとして親しまれている。

船籍:
東京
総トン数:
19,811トン
主機関:
ディーゼル 21,600PS×1
航海速度:
18ノット
全長:
175.8m
全幅:
24.6m
吃水:
7.9m
船内電圧:
100V/60Hz
船級:
国際遠洋
定員:
552名(レジャークルーズの場合:募集人員約350名)
主設備:
[6階]スポーツデッキ/診療室
[5階]談話室/プール/プールデッキ/(美容室)
[4階]メインホール(2階吹き抜け)/ラウンジ/サロン/ベランダ/図書室/ミーティングルーム/カードルーム
[3階]メインエントランス/インフォメーション/ダイニングルーム/さくらプラザ/オーガナイザーズオフィス
[2階]教室/売店/自動販売機コーナー
[1階]大浴場/ランドリー

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