『組織』日本支部長。
日本における『組織』の犯罪活動のすべてを統括する仁そして沢村の最大の敵である。
コードネームと日本の出身である以外の経歴はすべて謎となっており『組織』内部においても彼の素性すべてを知りうるのはひと握りである。
かつてはヨーロッパ統括司令部に在籍していたエージェントであり、その凄腕ぶりは、「白金のシャドウ」という通り名と共に伝説と化している。
その通り名の由来も彼と戦った者しか分からず謎に包まれている。
「総帥」直々の指名により、日本支部長の任につき日本侵略の最重要項目として次世代の改造人間開発計画を推進していたのだが、皮肉にも、それが後に最大の障害となるグラスホッパーの誕生のきっかけとなる。
どうやら「総帥」からの信頼も厚いらしく、自らも在籍する中央評議
委員会を通さずに「総帥」に直談判する権限すら与えられている。
そんな彼もグラスホッパーと沢村のコンビの活躍によるたび重なる作戦失敗により、『組織』内での立場を危ぶまれてもいる。
そして彼はグラスホッパー達との決着を決意するのであった。
|