登場人物紹介
ここでは、本編に登場するキャラクターを紹介します。
ただし、レギュラーだけでも結構な人数ですので、まずは
本編を担う主役三人から。
その他のキャラについては、それぞれカテゴリ別にしようと
思います。
また、基本的に現在も登場している人物から紹介しています
が、このキャラのプロフィールを知りたいというリクエストがあれ
ばお応えしますので。
(そんな、読者しか分からん企画を・・・・)
黒須 仁 (21歳)
主人公。バッタの改造人間グラスホッパーに変身する。
有森の元で遺伝子工学を学ぶ大学生であったが有森に続いて『組織』
に誘拐され、物質変換細胞を使用した最初の被験者として改造されて
しまう。
正義感にあふれた青年であり、『組織』との戦いを決意したのだが、親
友そして自分に愛を告白した人々を敵とはいえ自ら葬らなければいけ
ない現実と、最愛の恋人に正体が知られてしまうという冷酷な現実を
突きつけられ戦いの意味に苦悩し続けてもいる。
理科系の大学生ではあるが、武術とバイクが趣味で、それぞれにも長
けている活動的な一面を持ち合わせている。
有森と共に変換細胞を研究していた両親はすでに他界している。
沢村 紅一
警視庁公安部特殊任務課。通称特務課に所属する刑事。階級は警部。
『組織』と戦うために創設された機関であり、通常の警察活動では対
応できない事件や、捜査活動を行うことができる特務課にあって、最
も戦いの最前線にいる刑事である。
本格的に『組織』の調査を始めた時に仁と有森と出会い、以後行動を
共にする。
仁と違って生身の人間ではあるが抜群の行動力と悪運の強さで『組
織』との激戦を生き抜いてきており、そのため、暗黒界などでは『不
死身の沢村』と呼ばれている。
どんな劣勢な戦いであっても常にどこか陽気で、かつ軽口を絶やさな
いその言動などはスチャラカなイメージを与えるが、腕はたしかである。
射撃の名手であり、あらゆる武器の扱いに精通している。
所轄の刑事時代に改造人間と遭遇し、相棒を殺された過去を持って
いる。当初はその復讐のために特務に入り『組織』との戦いを開始し
のだ。そのため、普段は相棒を持たないで行動する一匹狼である。
しかし仁と出会い、彼を相棒と認めた時、沢村は『組織』との戦いの
理由をはっきりと認識する。復讐ではなく、自分の信念のための戦
いであると。
いまだ戦いに対して苦悩する仁を励まし、よき相談相手、かつ彼の
絶妙のパートナーである沢村は、この物語のもう一人の主人公である。
愛銃はベレッタM92Fとコルト・ガバメント。その二挺拳銃の使い手
であり、改造人間との戦いの際には、専用に開発された特殊拳銃クリ
ーチャー・キルも使用する。
ちなみに、自他共に認めるヘビースモーカーであり、ラッキー・ストライク
を愛飲している。
岡部 忍(20歳)
本編のヒロインであり、仁の恋人である。
仁と同じく有森の研究室に所属しており、成績も優秀で、かつ男勝り
で行動的な一面も持ち合わせている。
恩師である有森に始まり、同窓である恋人黒須仁と親友の唐木俊介
が相次いで失踪してしまったが、彼女は彼らの帰還を信じていた。
だが、その彼女につきつけられた現実はあまりにも残酷であった。
恋人がバッタの改造人間にされ、しかも目の前で変身するのを見てし
まった忍ははかりしれないショックを受ける。
続けて、唐木も改造人間しかも『組織』の刺客として現れ、彼女自身も
仁をおびきだすための囮として幾度も誘拐されてしまう。
当初は仁を愛するが故に改造人間であることを受け入られずに思い
悩んでいた忍であったが、やがて『組織』と戦う仁の姿を受けて決意
する。彼を愛し続け、そして戦いが終わって仁が帰ってくる日を待ち
続けようと。
世界観が飛躍しすぎになりがちなこの物語において、『現実』の部分
を担う役割でもある。
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その他の登場人物
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