アルバム紹介(L)



NO LIMITS -LIMITED EDITION-


01.MORTAL SIN
02.MIDNIGHT RESISTANCE
03.DREAMLAND
04.
PIECE OF TIME
05.
VERTIGO
06.IN THE SHADE
07.NO LIMITS
08.THE RIGHT SIGN
09.RED ZONE
10.TIME HAS COME
11.LOOKING FOR
12.
CALL ME
13.
MILES AWAY

12.13. BONUS TRACKS

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
NO LIMITS -LIMITED EDITION-
Labÿrinth
(RW001)

イタリアのラビリンスの記念すべくデビュー・アルバムは、JOE TERRYことラプソディのファビオ・リオーネがヴォーカルをとっています。廃盤であったデビュー作を、FRANK ANDIVERのレーベルRISING WORKSの第一弾アルバムとしてボーナス・トラック2曲を追加、ジャケットを変更し、更にリマスターされ再発されました。

ギターは少し手癖のあるプレイを聴かせ、キーボードは叙情的なプレイを聴かせ、まさしくプログレッシヴなイタリアン・メタルを構築してるんですが...なにぶんテクノ風なアレンジが玉に傷というか...(苦笑)。

ファビオのヴォーカルはその後のラプソディで実証済みなんで?安心して聴くことが出来ます。サウンドプロダクションは薄っぺらであったが、若干ながら解消されています。より金属ぽいアレンジになったか?

ボーナス・トラック2曲はミニ・アルバムからの曲で、日本盤ボーナス・トラックと同じです。リマスターされジャケが変わり、ケースがついた仕様に価値を見出すのか?

曲紹介が無いや...(-_-;)
1曲目「MORTAL SIN」、4曲目「PIECE OF TIME」。バラードの10曲目「TIME HAS COME」は押さえておきたいか?
5曲目「VERTIGO」は、Rex Anthonyと言う人のハード・テクノ・トランス・プレイヤーのカヴァー。ちなみにアルバムの邦題は、「無限迷界」ね...

1996年作(2002年再発、再発盤は日本未発売)。


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FUTURE MIRACLES


01.LIKE LOVERS DO
02.CLOSER TO YOUR HEART
03.
DO YOU LOVE ME ENOUGH
04.
DANGEROUS
05.
BABY BLUE
06.
ALL I EVER REALLY WANTED
07.
TIME FOR CHANGES
08.
THE ANGELS CRIED
09.
SAY IT LIKE IT IS
10.
WHEN TOMORROW COMES
11.
TOO BAD

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
FUTURE MIRACLES
THE LADDER
(MICP-10470)

英国屈指のヴォーカリスト、スティーヴ・オーヴァーランドが自己のバンドTHE LADDERでシーンに戻ってきた(笑)。メンバーは、元FMのピート・ジャップ(ds)にSO!のボブ・スキート(b)に、元TENのギタリストであるヴィニー・バーンズである。期待しないわけにはいかないであろう?ほとんどがFMの未発表曲で、ヴィニー・バーンズはまったく関与してないんだけどね...^^;

1曲目「LIVE LOVERS DO」はFMのセカンド・アルバム"TOUGH IT OUT"時に書かれた曲で、爽やかでメロディックなポップ・チューン。2曲目「CLOSER TO YOUR HEART」も、"TOUGH IT OUT"時のアウトテイクでAORフィーリングあふれるメロディアスな佳曲。3曲目「DO YOU LOVE ME ENOUGH」はSO!のアルバムに入る予定だった曲で、スティーヴのソウルフルなヴォーカルが聴けるナンバー。4曲目「DANGEROUS」は初期FMのライブで人気のあったナンバーで、レコーディングしたのは初めてだという曲。80年代の英国ハードロック・ナンバー(笑)

5曲目「BABY BLUE」はSO!の"BRASS MONKEY"に収録の曲で、オリジナル・ヴァージョンに近い音だそ~です。6曲目「ALL I EVER WANTED」はSO!のために書かれた曲だが、結局使われなかったブルージーなポップ・ソング。7曲目「TIME FOR CHANGES」もSO!のときに書いた曲で 、アメリカン王道ハード・ポップ。8曲目「THE ANGELS CRIED」は後期FMみたいなバラードで、ボーナス・トラック... スティーヴ・オーヴァーランドは、本当に旨いヴォーカリストです。

9曲目「SAY IT LIKE IT IS」はFMのデビュー・アルバム"INDISCREET"のアウトテイク、キーボードをフューチャーしたブルージーなポップ・ソング。10曲目「WHEN TOMORROW COMES」はFMの時代にアメリカの某バンドのために書かれた曲で、これぞ哀愁メロディアス・ハードの名曲!!11曲目「TOO BAD」はWILDLIFE時代に書かれた曲で、アルバム中一番古い曲ね...

こういうバンドのアルバムが売れれば、メロディアス・ハード・ロックの復権となるんだろうけどね...^^; 過去の作品のデフォルメではなく、今あるバンドの音として充分聴けるとは思うんだけどね...

評価:☆☆☆(良い)
2004年作。


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LAMBRETTA


01.WAKE UP GIRL
02.
BIMBO
03.
I KNOW FEAT. A.D.L
04.
PERFECT TONIGHT
05.
CREEP
06.
PIECE OF MY HEART
07.
CRY IN MY ARMS
08.
SORROW
09.
LOVE TO HATE YOU
10.
HAVE A NICE DAY
11.
YOU WILL NEVER
12.
GIVE ME LOVE

ENHANCED CD
13.
BIMBO (VIDEO)
14.
CREEP (VIDEO)

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
LAMBRETTA
LAMBRETTA
(017 008-2)

15歳のときにバンドに加わったという、現在20歳そこそこのリンダ嬢をフューチャーしたLAMBRETTAのセカンド・アルバム。日本盤のリリース(2002年2月6日某ユニヴァース)が直前になって、無くなったんだよね(T_T)。デビュー盤は出たんだけどね...

1曲目「WAKE UP GIRL」は、メンバーのうち3人がお気に入りの曲でポップフィーリング溢れる曲。2曲目「BIMBO」はファースト・シングルとしてリリースされた曲で、最初聴いたときにブリトニー・スピアーズかと思いました(*_*)。PER ALDEHEIM / ALEXANDER KRONLUND / MAX MARTINのソングライター・チームの曲。3曲目「I KNOW」は、A.D.L(ADAM BAPTISTE)との競演?

4曲目「PERFECT TONIGHT」は、バラード。5曲目「CREEP」もシングル・カットされた曲で、こちらもブリトニーみたいです(笑)。6曲目「PIECE OF MY HEART」はミドル・チューン。LINDAの甘ったるい声ではじまる7曲目「CRY IN MY ARMS」は、アコースティックから徐々に盛り上がりアコースティックで終わる曲。8曲目「SORROW」は、ポップなミドル・チューン。9曲目「LOVE TO HATE YOU」は、浮遊感のあるポップな曲。

もはやHM/HRの範疇では無いポップ且つキャッチーな、10曲目「HAVE A NICE DAY」。11曲目「YOU WILL NEVER」は、ゲスト・ギタリストにNICLAS VON DER BURG参加のポップス?。12曲目「GIVE ME LOVE」は、これまたアコースティックなバラード。

オーストラリア盤には、シングル2曲「BIMBO」と「CREEP」のビデオ・クリップが収録されています。はい、ブリトニーです...

バックの面子はベテラン・ミュージシャン揃い、ヴォーカルはキュートな女の子!メンバーの言うとおり、SOLOでやったほうがいいんじゃないの?ファースト・アルバムからのシングルは、母国スウェーデンでナンバー1になって一発屋の名前を頂戴し?日本デビューしたんだけどね... 今作からは外部ソングライターに頼ってるし、ど~なるんでしょうかね??

2001年作(日本未発売)。


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THE ART EFFECT


01.HERESY
02.
STIGMATIZED
03.
TRACES OF INFINITY
04.
THE ARTEFACT
05.
CONSCIENCE INC.
06.
DEEPER
07.
BENEATH IT ALL
08.
FORTUNE LIES WITHIN
09.V.O.A.T.
10.
THE SPELL
11.
REGRESSION

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
THE ART EFFECT
LANFEAR
(MAS CD0349)

ドイツのプログレッシヴ・パワー・メタル、LANFEARの3枚目のアルバム。今作からMASSACRE RECORDSからのリリースとなっています。

1曲目「HERESY」は、インストというか...何かしゃべっています(苦笑)。2曲目「STIGMATIZED」は、プログレッシヴな展開のあるパワー・チューンです。エンディングでは... 3曲目「TRACES OF INFINITY」は、これまたプログレ的展開の疾走チューン。

4曲目「THE ARTEFACT」はメランコリックなアコギに風のSEではじまり、メロウな展開からギターは疾走していき、またメロウになる複雑なナンバー。5曲目「CONSCIENCE INC.」は、いきなりの複雑な展開に篭り気味のヴォーカルが利いているナンバー。6曲目「DEEPER」はシンフォニックでクラシカルなキーボードに、ヘタウマなハイトーンが重なるプログレ・ナンバー。キーボードは頑張っています(^O^)

7曲目「BENEATH IT ALL」は、正統派のパワー・メタル・チューン。8曲目「FORTUNE LIES WITHIN」は、キーボードが美しい調べを聴かすミドル・チューン。10曲目「SPELL」は疾走チューン。11曲目「REGRESSION」は、正統派パワー・メタルだが... シークレット・トラックとして2分ほど無音状態の後、美しいキーボードが聴けます。

ヴォーカルがエフェクトをかけたように篭ってるのが難点(ーー;) キーボードは素晴らしいです。まっ、メジャー第1弾ってことで...

2003年作(日本未発売)。


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THE RITUAL


01.SPELLBOUND
02.
TEARS OF GOLD
03.BLACK WIDOW
04.
MADE OF STONE
05.
BLOOD ON YOUR HANDS
06.
FALLING
07.
FLYING HIGH
08.ONE OF A KIND
09.
READY FOR THE STORM
10.THE RITUAL
11.
TAKE IT AWAY (AND DON'T BRING IT BACK)

11.BONUS TRACK


アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
THE RITUAL
LAST TRIBE
(MICP-10249)

現MIDNIGHT SUNのギタリスト、マグナス・カールソンが以前から温めていたバンド(プロジェクト?)のデビュー・アルバム。

ARMAGEDDONの日本公演ではモンキーダンスのパフォーマンスを披露し、失笑をかったヴォーカルのリカルド・ベントソンだが、ここでは堂に入った歌唱を披露している。
しかし、このギタリストこんなに上手いとは....

オープニングからマグナスのギターはアクセル全開に弾きまくり、ワーミー・ペダルを使ったソロが印象的な1曲目「SPELLBOUND」。
MIDNIGHT SUNのヨナス・レインゴールドとの共作(8曲目「ONE OF A KIND」も...)、2曲目「TEARS
OF GOLD」と4曲目「MADE OF STONE」。「MADE OF STONE」はDIO風の曲、リフが似ているからか?

5曲目はイントロが疾走チューン(サビメロではテンポが遅くなるけど...)の「BLOOD ON YOUR HANDS」。
この曲を1曲目に... アルバムには、ミディアム・テンポの曲が多いんだな...(苦笑)。
アコギではじまるバラードの6曲目、「FALLING」はリカルドのヴォーカルが堪能できます(笑)。

哀愁の7曲目「FLYING HIGH」。ここでもギターは弾きまくりです(笑)。
美旋律のキーボードが印象的な、9曲目「READY FOR THE STORM」。

ボーナス・トラックの11曲目は、スティーヴ・ヴァイだ(爆)。
ギタープレイはバカテクの類だが、オリジナリティの確立のためか無理な展開のソロが残念である。

2001年作。


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FLO'S BARBERSHOP


01.GOOD TIMES
02.
IT'S LOVE
03.
THE IN-LAWS
04.
LET'S ROCK
05.
LOOKING FOR LOVE
06.
NO TIME
07.
ONE ON ONE
08.RUNNIN' FROM YOUR LOVE
09.
AW CLASS
10.
SHAKIN'
11.
TALKIN' TO YA
12.THERE'S ONLY ONE
13.YOU AND ME
14.
WILD AND FREE
15.
SHUT UP

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
FLO'S BARBERSHOP
LEBOCAT
(TOPSCD1)

元MR. BIGのエリック・マーティンがゲスト参加してるLEBOCATのおそらくデビュー・アルバム。ちなみにこのバンド、サンフランシスコ出身なのか?ちなみにオフィシャル・サイトはMP3.COMに飛んで行きます(爆)。

1曲目「GOOD TIMES」からオーセンティックなロックを聴かせます。2曲目「IT'S LOVE」もオーセンティックでメロディアスなナンバー。4曲目「LET'S ROCK」もオーセンティックなロックを聴かせます。この3曲のバック・ヴォーカルは、エリック・マーティンがゲストです。シャウトしまくるのが彼でしょう...(-_-;)

5曲目「LOOKING FOR LOVE」は、ハードドライヴィングなナンバー。6曲目「NO TIME」は、メロディアスなミドル・チューン。この2曲のバック・ヴォーカルは、ROBERT BERRY... 7曲目「ONE ON ONE」は、まったり~なミドル・チュ-ン。この曲にもエリックが参加。

10曲目「SHAKIN'」は、エリックのヴォーカルがシャウトしてる...ブギー...(-_-;)11曲目「TAKIN' TO YA」はギター・ソロが聴き所のドライヴィングでご機嫌なナンバー。

あ~全部で15曲もある...(-_-;) 3曲目「THE IN-LAWS」、9曲目「AW CLASS」、15曲目「SHUT UP」は喋ってるだけ...(苦笑)。
良く似た曲調が多いのとバラードが1曲もないのが減点(-_-;)
最大のマイナス要因は、音質...なんちゅう録音レベルの低いことか...(-_-;)
何気に、ギターのJONATHAN REYESの唄った、14曲目「WILD AND FREE」が一番よかったりして(爆)。

2002年作(日本未発売)。


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SHADOW OF THE KING

01.SHADOW OF THE KING
02.
ILLUSION
03.
THE WATCHER
04.
DENY YOURSELF
05.
MEDICINE MAN
06.
COLORS (YOU AND I)
07.
HEART OF STONE
08.
STAY AWAY (FROM THE NIGHT)

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
SHADOW OF THE KING
LEGION
(LG4913)


"LEGION"というバンド名は多くいてるが、このバンドはアメリカのバンド。

アルバム・ジャケットには、JEAN-JACQUES SCHERRER作(1855-1916)のジャンヌ・ダルク嬢の勇姿が描かれたもの("Le Départ de Vaucouleurs")を使っている。

バンドの結成は1999年とデビュー・アルバムまでには割と時間がかかってるが、アメリカで正統派パワー・メタル?を演ってるバンドとしては普通か?

1曲目「SHADOW OF THE KING」は、SEではじまりツインギターにハイトーンでやや疾走するというナンバーで、ヴォーカルも含めて所謂ジャパメタ臭さのある曲。2曲目「ILLUSION」はミドルテンポなハードロック・ナンバー。3曲目「THE WATCHER」は哀愁と叙情性のムーディ且つアダルトな雰囲気のナンバー。4曲目「DENY YOURSELF」はツインギター炸裂で疾走!この曲でもそうだが、アルバム全体でドラムがお粗末なんだよね...^^;

5曲目「MEDICINE MAN」はキャッチーなサビメロのドライヴィング・ナンバー。6曲目「COLORS (YOU AND I)」は泣きのバラードなんだけど、いまいち盛り上がりに欠ける...^^; 7曲目「HEART OF STONE」はへヴィなナンバーだが、サビはキャッチーなへヴィメタル・ナンバー。8曲目「STAY AWAY (FROM THE NIGHT)」は、ツインギターで疾走とオープニングと雰囲気が似ているが...^^; こちらのほうがキャッチー(笑)。ラストはプログレ風でダレル...^^;

ドラムの音が悪いのはサウンドプロダクションの問題であろうが...、ヴォーカルは日本のバンドのヴォーカルに多いタイプ...^^;

2005年作(日本未発売)。


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UNKNOWN EVOLUTION


01.EVOLUTION
02.
IL SOFFIO DELL'ANGELO
03.REFLECTIONS
04.BALLAD FOR S.
05.FIELD OF STARS
06.ICELANDIC SKIES
07.SIREN SONG
08.QUARTET
09.
RESTLESS

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
UNKNOWN EVOLUTION
LELIO PADOVANI
(LELIO PADOVANI 2002)


イタリアのパルマ出身のギタリスト、LELIO PADOVANIのソロ・アルバム。彼はBEATLESに憧れて音楽を志し、イタリアのG.I.T.に入学。そしてARTHEMISのANDREA MARTONGELLIの師匠でもあるALEX STORNELLOと勉強し、アメリカにも渡り勉強したという経歴を持つ。今ではギターの学校の先生もしていて、トリオ編成のフュージョン・テクニカル・バンドA2Aで活動している。

早弾きするタイプではなく、メロディを大切に弾くタイプのギタリストである。1曲目「EVOLUTION」、2曲目「IL SOFFIO DELL'ANGELO」、9曲目「RESTLESS」では、ベースとドラマーのクレジットがあるので他は打ち込みのようだな。

1曲目を聴いたときはJOE SATRIANIみたいかなと思ったが、メランコリックなギター・サウンドが多いので最後まで聞くとJAN HAMMERにも思えてきた(爆)。決してHM/HRの範疇では捉えられない音楽で、サウンドにメリハリがなくて起伏に乏しい...つまり、環境音楽的なBGMにも聴こえる。ただテクニックや演奏技術はあるので、耳障りな打ち込みを解消すれば結構クラシカルなこともしてるので、今後に期待できるのではなかろうか?

ちなみにオフィシャルでも視聴が可能なので、興味がある人は...

2002年作(日本未発売)。

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THE BIG PICTURE


01.ESCAPE
02.THE NOVEL
03.ON THE BEACH
04.THE BRAVE MELODY
05.
SERENA'S DIARY
06.
THE BIG PICTURE
07.
22 NOVEMBRE
08.
INTO THE UNKNOWN

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
THE BIG PICTURE
LELIO PADOVANI
(LELIO PADOVANI 2005)


イタリアはパルマ出身のフュージョン系ギタリスト、LELIO PADOVANIのセカンド・アルバムが届いた(笑)。今回届いたのは、彼のバイオと本人による全曲解説だ!!2002年にデビューだから、実に4年ぶりのセカンド・アルバムである。

1曲目「ESCAPE」はCDプレイヤーに入れたとたん、嫌なビーブ音!!今回もJOE SATRIANI風なフュージョンを聴かす。5曲目「SERENA'S DIARY」は、彼女のことを唄った曲でE-BOWを使ったエフェクトバリバリの幻想曲?6曲目「THE BIG PICTURE」は、彼にしてはドラマティックで大仰なナンバー。でも曲には、そんなに魅力がないんだよね...^^; 7曲目「22 NOVEMBRE」は、アコースティック・ギターを使った平坦で抑揚の無いつまらない曲。8曲目「INTO THE UNKNOWN」は、デビュー・アルバム"UNKNOWN EVOLUTION"の最初に付けられたタイトル。イントロがドラマティックなんだが、徐々に平坦なメロディのフュージョンになり、再びほんの少し盛り上がっていくナンバー。

THANKSリストに載っちゃってますね...もっとドラマティックな曲を書いてくれと言ったんですがね...^^; 手作りのジャケットは、高層ビルをコンセプトにした今回のアルバムに合わせて彼自身が考えたもの... (°-°;)ウーン

2005年作(日本未発売)。



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THE ABSOLUTE MAN


01.APPARITION
02.ARIA FOR ITALY
03.
WITH FATHER
04.
REINS OF TUSCAN
05.REPROACH
06.
MONA LISA
07.IL DIVINO
08.INUNDATION
09.APPRENTICE
10.
FIRST COMMISSION
11.MOTHER OF GOD
12.
THIS TIME, THIS WAY
13.
INVENTIONS
14.
SHAPING THE INVISIBLE
15.INTRODUCTION TO FRANCOIS I
16.
HEART OF FRANCE
17.
SACRAMENT
18.
END OF A WORLD

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
THE ABSOLUTE MAN
LEONARDO
(MAX-9029-2)

マグナ・カルタ・オールスターズ(笑)による、一大ロック・オペラ「レオナルド・ダ・ヴィンチ」!!!
レオナルド・ダ・ビンチ役はジェイムス・ラブリエ。SHADOW GALLERYやマゼランのメンバーなどが多数参加。トレント・ガードナーが総指揮を取っています。

1曲目「APPARITION」、2曲目「ARIA FOR ITALY」とインストの曲が続く。なんとアルバム全18曲中、インストが8曲!!!もある。
レオナルド・ダ・ビンチとサー・ピエール・ダ・ヴィンチとの会話の、3曲目「WITH FATHER」。

4曲目「REINS OF TUSCAN」は、楽曲重視というよりもインストが場面展開の役目をし、聴覚から情景を思わせる構成だな...
モナリザのことを歌った歌の前にインスト小曲を挟み、6曲目「MONA LISA」。続き2曲がインスト...

登場人物が多い、というより本物のオペラのように一人一人が歌いあう9曲目「APPRENTICE」。
スティーヴ・ウォルシュの声が素晴らしい、10曲目「FIRST COMMISSION」。ミシェル・ヤングのヴォーカルも花を添えている。

インスト小曲の後に、モナリザ(LISA BOUCHELLE)との混声ヴォーカルが秀逸の12曲目「THIS TIME, THIS WAY」。アルバム中一番聴きやすい、ポップな佳曲。
軽快なロック・チューン、13曲目「INVENTIONS」。14曲目はジェイムス・ラブリエ一人で歌う、バラード「SHAPING THE INVISIBLE」。
オペラティックな16曲目、「HEART OF FRANCE」。インスト「SACRAMENT」を挟んで、ラストの「END OF A WORLD」で幕を閉じる。

PETER MORTICELLIによって書かれたものを、トレント・ガードナーがロック・オペラとして作った本作は、参加した面子もすごいが奥の深い内容である。果たして日本発売があるかどうかはわからないが、本作はAVANTASIA、NIKOLO KOTZEV'S NOSTRADAMUSとは、全くといっていいほどに内容が違いすぎます。ある意味すごすぎる作品だ...

2001年作(日本未発売)。


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SO FIRED UP


01.SO FIRED UP
02.
LIFELINE
03.
LET ME IN
04.
YOURS TONIGHT
05.
LINE ON LOVE
06.
CARRIE'S GONE
07.
WAIT ONE MINUTE
08.
TURNING POINT
09.DON'T TAKE IT AWAY
10.LOOK OUT

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
SO FIRED UP
LE ROUX
(BVCM-37197)

のちにTOTOの二代目ヴォーカリストとなるファギー・フレデリクセンをフィーチャーした米国ルイジアナ州出身の6人組、ル・ルーのラスト・アルバムにしてメロディック・ロックの名盤として知られる83年の傑作アルバム。ファン待望の日本初登場、日本初CD化!!(83年発表)(帯より)

TRILLIONのヴォーカリストだったファギー・フレデリクセンを加入させた本アルバムは、発売当時さっぱりと売れなかったアルバムであるらしい。


しかし、内容の方は極上のメロディアス・ロック満載の名盤である。1曲目の「SO FIRED UP」から、メロディアス・ハード・ポップの佳曲である。

続くシングル・カットもされた「LIFELINE」、サビ・メロとキーボードがポップな佳曲。

3曲目は感動のパワー・バラード、「LET ME IN」でメロディアス・ロック・マニアを感動の嵐にさせるであろう(爆)。4曲目「YOURS TONIGHT」は、哀愁のナンバー。

5曲目「LINE ON LOVE」、これまた秀逸のバラード。そして、そこそこヒットしたサビ・メロがキャッチーな「CARRIE'S GONE」。

7曲目「WAIT ONE MINUTE」はミディアム・テンポの哀愁ナンバー。8曲目はこのアルバムのハイライト曲、「TURNING POINT」。泣きのギター・ソロがマニア心をくすぐります(笑)。


このアルバムは2000年にJACから、ミレニアム・エディションとしてジャケットと曲順が違うヴァージョンが発売されている。追加としてテリー・ブロックがリード・ヴォーカルをとった、「BACK IN AMERICA」が収録されているので興味がある人はこちらも....(笑)。


1983年作(2001年日本初CD化)。


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GLORIA


01.MISTRESS OF THE NIGHT
02.
ANGELWITCH
03.
GLORIA
04.
HEAVEN IS HELL
05.
WALPURGISNIGHT
06.
LAST DESIRE
07.
BEYOND THE SKY
08.WINGS OF FIRE
09.LIGHT OF THE GODS
10.
SILENCE

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
GLORIA
LIGEIA
(IG1032 / MAS CD0427)


ドイツのWHITE SKULLと呼ばれている、LIGEIAのデビュー・アルバム。ジャケットの美麗さに負けず劣らない、DANI嬢のルックス&スタイルで世の男性は買いに走るであろう(爆)。LIGEIAとはエドガー・アラン・ポーの小説?から拝借したのか??

1曲目「MISTRESS OF THE NIGHT」は、パワー・メタルなナンバーだが3分に満たないほど短くて、しかもいきなり終わる^^; 2曲目「ANGELWITCH」は、これまた力強いパワー・メタルでメロディアスなナンバー。3曲目「GLORIA」は"GLORIA"コーラスがキャッチーで、ギター・ソロは美しくてデス・ヴォイスまで出てくるパワー・メタル。4曲目「HEAVEN IS HELL」は、サビがキャッチーでギターが印象的なパワー・メタル。

5曲目「WALPURGISNIGHT」は懐かしいキーボードの音色ではじまり、ザクザクとしたリフを刻むスピード・チューンで、ギター・ソロが印象に残るナンバー。6曲目「LAST DESIRE」はパワー♪パワー♪で押し捲るナンバーで、ギター・ソロがカッコよくて男性のクワイアが面白い(笑)。7曲目「BEYOND THE SKY」は、サビメロがRIOTのアノの曲を遅くしたような感じ...(笑)。デス・ヴォイスまで登場するが、ハイライトはギター・ソロ!!10曲目「SILENCE」は本アルバムのハイライト・ナンバー、美しくもの悲しげなメロディに朗々とDANI嬢が歌い上げるバラード。

DOROと比較されるであろうが、音楽性は似ているがメロディはこちらのほうが弱い。パワー・メタル以外の何者でもない音楽。1回聴いたときは余り好くなかったが、何度か聴いてるうちに...と言うスルメ的効果あり(爆)。

2004年作(日本未発売)。


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LIONSHEART


01.HAD ENOUGH
02.WORLD OF PAIN
03.READY OR NOT
04.SO COLD
05.
CAN'T BELIEVE
06.PORTRAIT
07.LIVING IN A FANTASY
08.STEALER
09.ALL I NEED
10.HAVE MERCY
11.GOING DOWN
12.GOOD ENOUGH
13.IN THE NIGHT

13.BONUS TRACK

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
LIONSHEART
LIONSHEART
(PCCY-00412)

GRIM REAPER(最近、昔の3枚のアルバムが再リリースされた)~ONSLAUGHTの、超人的体型(笑)じゃなくて超人的ヴォーカリスト、スティーヴ・グリメットが双子のマーク、スティーヴのオワーズ兄弟と組んだバンド。

5曲目の「CAN'T BELIEVE」は、ブリティッシュ・ロック・シーンに残る名曲だと思う。

アルバムの殆どの楽曲を書いた、マークがライヴ3日目で脱退するなんて...
このメンバーで、もう一枚アルバムを作っていたら...

その後も、メンバーチェンジは激しかった...
マンバーを替えて来日したが、新たに加入したギタリストのテクニックには問題があったり、スティーヴのパフォーマンスも失笑ものだった。

1993年作。


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PERSPECTIVE


DISC 1
01.SINS OF A FATHER
02.SCARECROW
03.ARABIA
04.PLAY BY THE RULES
05.
I DON'T BELIEVE IN LOVE
06.JUDGMENT DAY
07.HAUNTED
08.JUST IN TIME TO BE LATE
09.
LION'S SHARE
10.SEARCHIN' FOR ANSWERS

DISC 2
01.SHADOWS
02.BAPTISM OF FIRE
03.WILD AT HEART
04.FLASH IN THE NIGHT
05.TRANSIENT
06.DON'T COME EASY
07.WORLD GONE WRONG
08.RAT-RACE
09.LORD OF THE PAIN
10.
NOTHING'S FREE

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
PERSPECTIVE
LION'S SHARE
(MAS CD0268)

LION'S SHAREのデビュー・アルバム「LION'S SHARE」とセカンド・アルバム「TWO」に、未発表&既発曲を足してリマスターし曲順を並び替え、2枚組みで2000年にリリースされたアルバム(長げぇ~説明...)。

DISC1はデビュー・アルバムから、曲順を並び替えたのはトミー・デナンダー???目玉は5曲目収録のクイーンズライクのカヴァー「I DON'T BELIEVE IN LOVE」。いい曲だわ...「クイーンズライク・トリビュート・アルバム」の為にレコーディング...(笑)。

曲順が変わってるので順番に...1曲目「SINS OF A FATHER」、2曲目「SCARECROW」、3曲目「ARABIA」、4曲目「PLAY BY THE RULES」、5曲目「I DON'T BELIEVE IN LOVE」は前途の通り(爆)、6曲目「JUDGEMENT DAY」、7曲目「HAUNTED」、8曲目「JUST IN TIME TO BE LATE」、9曲目「LION'S SHARE」はボーナス・トラック、10曲目「SEARCHIN' FOR ANSWERS」。

DISC2、1曲目「SHADOWS」、2曲目「BAPTISM OF FIRE」、3曲目「WILD AT HEART」、4曲目「FLASH IN THE NIGHT」、5曲目「TRANSIENT」、6曲目「DON'T COME EASY」、7曲目「WORLD GONE WRONG」、8曲目「ART-RACE」、9曲目「LORD OF THE PAIN」、10曲目「NOTHING'S FREE」はボーナス・トラック。

デビュー・アルバムにはMATS LEVEN、THOMAS VIKSTRÖMがバック・ヴォーカル(9曲目のみMAGNUS RONGEDAL)、他に元GLORYのANDY LOOSが参加。DISC2の10曲目もANDY LOOSのベースが聴けます。
曲の紹介がないって(爆)?プログレッシヴなサウンドに、一生懸命に弾くLARS CHRISSのギターと...現在は脱退しているANDY ENGBERGのヴォーカルが聴けます。

2000年作(日本未発売)。

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ENTRANCE


01.ENTRANCE
02.
SHOTGUN MESSIAH
03.
WAITING
04.
THROUGH THE CLOUDS
05.LOST
06.
MYSTERY
07.
BELIEVE
08.WAR MACHINE
09.ON AND ON
10.LOSING MY HEAD
11.
FREE YOUR MIND

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
ENTRANCE
LION'S SHARE
(MAS CD0280)

ヴォーカルをSWEDISH EROTICAのTONY NIVAに替えて、音楽性が初期の作品に戻ってきたLION'S SHAREの4枚目のアルバム。

キーボードにマッツ・オラウンソン、バック・ヴォーカルにトーマス・ヴィクストロームとヨラン・エドマン。キーボードをトミー・デナンダーが少し弾くという、北欧豪華面子が揃ったアルバム。全てトミー・デナンダーの人脈なんだろうけど...(笑)。

2曲目「SHOTGUN MESSIAH」の叙情性溢れる北欧サウンドは、まさしく北欧メタルそのものである。3曲目「WAITING」でも、それは引き継がれている。

新ヴォーカルTONYのヴォーカルが堪能できる、バラードの4曲目「THROUGH THE CLOUDS」。ヘヴィなリフだが、サビに入る前のキーボード・サウンドがポップな、6曲目「MYSTERY」。

7曲目「BELIEVE」はパワー・バラード。10曲目「LOSING MY HEAD」もバラードで、こちらは朗々と唄うタイプのバラード。サビ・メロがキャッチーな、ラストの「FREE YOUR MIND」。

2001年作(日本未発売)。


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PORCELAIN PAVILION


01.PORCELAIN PAVILION
02.
CHINA GIRL
03.
NATURE
04.
POET
05.
MOON ON A SEA
06.
CREATIVE WORK
07.
LAOS
08.
IN THE HEAVENS
09.
WAY
10.
FAIRYTALE

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
PORCELAIN PAVILION
LITTLE TRAGEDIES
(CDBMR011182)

ロシアのプログレ・プロジェクト、リトル・トラジディーズの多分ファースト・アルバムで唯一のアルバム(だと思う)。レコーディングは1999年で、ロシアのレーベル(?)のBOHEME MUSICから2000年にリリースされ、日本盤は2001年に紙ジャケでリリースされています。

プロジェクト言ってもメンバーは、IGOR MIKHEL'(g)とGENNADY ILYIN(composer,key,vo)の2人だけなんだが... ほとんどの楽曲をGENNADYが創造し、作詞はロシアが生んだ20世紀の詩人(?)NIKOLAY GUMILEVの一部を引用している。日本盤にはライナー・ノーツがあるんだろうけど、入手したのは輸入盤だからわかりませ~ん。ロシア語まで書いてあるし...

オープニングはタイトル曲「PORCELAIN PAVILION」で始まる。壮大なるオーケストレーションから、ロシア語?のヴォーカルとキーボードの音色が幻想的に奏でます。2曲目「CHINA GIRL」では、囁くようなヴォーカルに70年代のキーボードの音が響き渡る曲。中間部トラストのキーボード・ソロは聴き所か?

悲哀に満ちたイントロから始まり、全編悲しみに満ちたサウンドの3曲目「NATURE」。ノイズに近いイントロから、語りかけるようなヴォーカルの4曲目「POET」。アグレッシヴなイントロの5曲目「MOON ON A SEA」でも、サウンドはどこか明るくなれない...
バロック音楽風のイントロから、クラシカルな曲調に語りかけるヴォーカルの6曲目「CREATIVE WORK」。キーボードが幻想的な雰囲気を醸し出し、ヴォーカルは詩をなぞるように唄う7曲目「LAOS」。ココでのキーボード・ソロは、誰でも知っているアノ曲です(笑)。

アルバム中唯一、ギター&プロデューサーのIGORが関わっている、インストの8曲目「IN THE HEAVENS」。ヴォーカルとインスト・パートが激しくバトルする、9曲目「WAY」。ラストはエフェクトをかけているが、堂々とした唄いっぷりの「FAIRYTALE」。

バンド名が示すように、アルバム全編悲哀に満ちたサウンドを構築しています。ヴォーカルは唄ってるとはいわないが... プログレですが、そんなに取っ付きにくくも無く聴きやすいサウンド。ロシアのバンドでコレだけのクオリティなら、プログレ・ファンは"買い"でしょう。多分...

2000年作(日本盤は2001年)。


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LADY OF THE LAKE


01.FEEL THE FIRE
02.
NEVER CHANGE YOUR HEART
03.
LADY OF THE LAKE
04.
PREMONITION
05.
GIVE MY LIFE FOR YOU
06.LEAVE IT IN THE WILD
07.RIGHT OR WRONG
08.WALK'N
09.GYPSY SOUL

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
LADY OF THE LAKE
LORD GREY
(SR-0001)

このバンドLORD GREYと、SLYBOYZが合体したのがSAVANNAHである。このアルバムは、ヴォーカルのEARLE LORDがSAVANNAH加入前(1992年)に結成したバンドの3年間の音源である。リーダーはEARLEで、ドラムにはSLYBOYZ~SAVANNAHのTONY SILVA、ベース(4、5、6、8曲のみ)にSLYBOYZ~SAVANNAH(現在は脱退)のMARC KOLODZIEJ(当時16歳!!)、ギターにはGEOFF GABORIAULTとBEN WALBURNが参加。

1曲目はヘヴィに始まるアップ・テンポなロック・ナンバー、「FEEL THE FIRE」。2曲目は、キャッチーなメロディラインの「NEVER CHANGE YOUR HEART」。3曲目はアルバム・タイトル・トラック「LADY OF THE LAKE」、アカペラで始まるポップなミドル・チューン。
4曲目は...この曲は、SAVANNAHのファースト(「SAVANNAH」1998年作)にも収録されている「PREMONITION」。名曲の誉高い、メロディアス・ナンバーです(笑)。MARTY OLGA & DARIO DIPIETRANTONIOのゴールデン・コンビ作じゃなかったんだ...へぇ~...(笑)。5曲目はバラードで、「GIVE MY LIFE FOR YOU」。ツイン・ギターが泣いてます。この曲のみリード・ヴォーカルは、BENが担当している。

その他にヘヴィなナンバーやブルージーなナンバーも収録されているが、4曲目が名曲だけに曲の出来にばらつきがあるのが残念...このアルバムって確か、4曲入りデモ・カセットだったような...
余談だがMARTY & DARIOの曲作りの上手さには、やはりかなわない... SHYANNEも脱退したこのゴールデン・コンビのレコード会社を移籍したSAVANNAHの復活作が待ち遠しい...

2002年作(日本未発売)。


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AWAKENING THE WORLD


01.THE QUICKENING
02.
HEART OF STORM
03.SWORN IN THE METAL WIND
04.
THE SONG OF AIR
05.
WORLD THROUGH MY FATELESS EYES
06.PERFECT WARRIOR
07.
DENIAL OF FATE
08.
WELCOME BACK
09.
THE KINGDOM OF MY WILL
10.THE REDINTEGRATION

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
AWAKENING THE WORLD
LOST HORIZON
(VICP-61274)

映画「ハイランダー」の世界そのまま!!! ペインティングを施し、レザーを着て... 彼らはマノーか?(爆) ジャケットも馬鹿馬鹿しくて◎ ブックレットの中綴じ部分もハイランダーだ~(爆)

I KNOW ... I KNOW EVERYTHING... 2曲目の「HEART OF STORM」で彼らの創造する楽曲に嵌ります(笑)
ピアノのインスト「THE SONG OF AIR」も前半の疾走ナンバーに、彩りをつけている。

5曲目の「WORLD THROUGH MY FATELESS EYES」の、中間部分でのメロディに「はっ」とさせられます...
ノクターナル・ライツを彷彿させる7曲目の疾走ナンバー、「DENIAL OF FATE」もいいんですよ。

後半部は哀愁ナンバー、「WELCOME BACK」、「THE KINGDOM OF MY WILL」。
スキンヘッドのヴォーカル、ダニエル・ハイメン。最初聴いた時はロン・キールを思い出したが、この歌唱力は抜群である。

B!誌でのちょっと...なインタビューは、愛嬌として... すごすぎる!!! 全10曲で歌ものは7曲だが、ホントあっという間に聴き終えてしまう...

2001年作。


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LOVE CHILD


01.SEXDREAM AVENUE
02.CITY EYES
03.FAIRYTALE
04.DOCTOR LOVE
05.
TASTE OF LOVE
06.IF YOU WANT IT ALL
07.LOVE CHILD
08.ELECTRIFIED
09.
PROMISE OVER GOLD
10.CHASER
11.VICIOUS MIND
12.HOLD ON YOU

12.BONUS TRACK

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
LOVE CHILD
LOVE CHILD
(ALCB-3014)


ランジ全盛の時代にひっそりとデビューし、消えていったバンド(消えてない...)の唯一のアルバム。

LAメタルを継承するかのごときサウンドを奏でる、スウェーデン出身の北欧メタル。
まさしくその音は、ドッケン...(誉めすぎか?)、XYZのような正統的ハード・ロック・サウンド。

1994年6月に「SCANDINAVIAN HARD ROCK COMPILATION」アルバムに、「SEXDREAM AVENUE」と「PROMISE OVER GOLD」で参加し、日本デビューを勝ち取ったバンドである。ちなみに本国スウェーデンでは、アルバムデビューすらしていなかった(笑)

「SEXDREAM AVENUE」、「PROMISE OVER GOLD」はこのアルバムでも収録されているが、なかなかのメロディアス・ロック・チューンである。
ハイライトはドッケンの「JADED HEART」やXYZの「SOUVENIRS」(こちらの方が近い...)を彷彿させるバラード、7分30秒もある「TASTE OF LOVE」。これは結構いけてるかもしれないバラードだ!

しかし、LOVE CHILD=私生児... なんちゅう名前や? Hな歌詞といい...(~o~)

1994年作。


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LOVIN' EVERY MINUTE OF IT


01.LOVIN' EVERY MINUTE OF IT
02.STEAL THE THUNDER
03.FRIDAY NIGHT
04.
THIS COULD BE THE NIGHT
05.TOO MUCH TOO SOON
06.LEAD A DOUBLE LIFE
07.DANGEROUS
08.HEARTBREAK
09.BULLET IN THE CHAMBER

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
LOVIN' EVERY MINUTE OF IT
LOVERBOY
(32・8P-97)

私が一番最初に購入した、HM/HRのCDです。

HEARTのアン・ウイルソンとマイク・レノが、映画「フットルース」でデュエットした「パラダイス~愛のテーマ」で、このバンドを知りました。

BON JOVIが手本にしたのは、間違いなくこのバンド!!!
ブルース・フェアバーンの音を気に入ったジョンが、フェアバーンにプロデュースを頼んだ。(大ヒットとなった「SLIPPERY WHEN WET/BON JOVI」のこと)
ちなみに、このアルバムのプロデュースはトム・アロム(笑)

ロバート・ジョン・ランジ作の「LOVIN' EVERY MINUTE OF IT」や、ジョナサン・ケインとの共作「THIS COULD BE THE NIGHT」がヒットした。

1985年作。

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WILDSIDE


01.NOTORIOUS
02.WALKIN' ON FIRE
03.
BREAK IT TO ME GENTLY
04.
LOVE WILL RISE AGAIN
05.CAN'T GET MUCH BETTER
06.
HOMETOWN HERO
07.
WILDSIDE
08.DON'T LET GO
09.THAT'S WHERE MY MONEY GOLES
10.READ MY LIPS
11.
DON'T KEEP ME IN THE DARK

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
WILDSIDE
LOVERBOY
(32・8P-207)


カナダのLOVERBOYが、1987年にリリースした通算6枚目のアルバム。当時LPは全10曲で、CDとカセットのみ名バラード「DON'T KEEP ME IN THE DARK」収録という、今では考えられない構成?のアルバム。

オープニングはモジュレイター・ヴォイスを取り入れた、ジョン&リッチーのボン・ジョヴィ・コンビとの共作曲「NOTORIOUS」。当時、なんて能天気な曲かと思った...(爆)。3曲目は思い切りポップな「BREAK IT TO ME GENTLY」。4曲目「LOVE WILL RISE AGAIN」は、ミステリアスでポップな曲。

6曲目「HOMETOWN HERO」は、ブライアン・アダムスとの共作曲。7曲目「WILDSIDE」は、ブルージーな要素を含んだ曲。
11曲目は、本当に素晴らしいバラードの「DON'T KEEP ME IN THE DARK」。ラヴァーボーイが今までにリリースしてヒットしたバラードの「THIS COULD BE THE NIGHT」、「HEAVEN IN YOUR EYES」に劣らないバラードなのにボーナス扱いの曲のため、シングル・カットされていない隠れた名曲である。

プロデューサーは、故ブルース・フェアバーン。「DON'T KEEP ME IN THE DARK」は、哀メロ・ファンには是非一尾聴いてもらいたい曲である。

1987年作。


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BE MY GOD


01.EMBRACE ME
02.
BE MY GOD
03.
WITHOUT THE DREAMER
04.
INTO YOUR HEART
05.
TRUST
06.PAIN, WALK WITH ME
07.
I DON'T MIND
08.DAMN YOU
09.
BONFIRES OF TIME
10.
THORN OF THE ROSE
11.
FIREQUEEN
12.
IN TEARS

12.BONUS TRACK

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
BE MY GOD
LULLACRY
(KICP841)

名門「スパインファーム」が新世紀に放つ新たなる美神伝説...
「TO/DIE/FOR」へのゲスト参加でも知られるタニヤ(vo)の叙情を堪えたパワフル・ヴォイスが冴え渡る!全メロディック/女性ヴォーカル・ファン注目のララクライ、衝撃のデビュー!!(帯より)

1曲目の「EMBRACE ME」、この1曲でもこのアルバムは買ってもいい!! 哀愁が畳み掛けるように迫ってくる、このメロディアスなナンバー、聴かずにしては哀メロ・ファンは名乗れない!2曲目「BE MY GOD」のサビでの哀愁度も高し!

3曲目「WITHOUT THE DREAMER」での、哀愁のメロディにタニヤのヴォーカルが載るところは、もう哀愁度炸裂である。バラードの4曲目「INTO YOUR TRUST」も、なかなかの出来。個人的にはもっとドラマティックな方が好きだが...(苦笑)。

5曲目「TRUST」は、アップ・テンポの哀愁ナンバー。哀愁が炸裂の7曲目「I DON'T MIND」。同郷のTHE 69 EYESを彷彿させる、9曲目「BONFIRES OF TIME」。

哀愁を堪えたロックナンバー、10曲目「THORN OF THE ROSE」。プログレ風味満載の11曲目「FIREQUEEN」。ラストは日本盤ボーナス・トラック「IN TEARS」。

女性ヴォーカル、タニヤが素晴らしいヴォーカルを聴かせ、哀愁のメロディがこれでもか~と迫ってくる。特に1曲目、これは必聴!!!

2001年作。

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CRUCIFY MY HEART


01.ALRIGHT TONIGHT
02.
CRUCIFY MY HEART
03.
DON'T TOUCH THE FLAME
04.EVERY SINGLE DAY
05.
PITCH BLACK EMOTIONS
06.UNCHAIN
07.
NOTHING TO LOSE
08.
HEART OF DARKNESS
09.
THIS TIME
10.
OVER ME
11.
BETTER DAYS

アルバム・タイトル名 アーティスト名 商品番号
CRUCIFY MY HEART
LULLACRY
(CENTURY MEDIA 8191-2)

セカンド・アルバム"BE MY GOD"で日本デビューした、フィンランドのLULLACRYがシンガーをTANYA嬢からTANJA嬢に変えてリリースしたサード・アルバム。FINNVOX STUDIOでMIKKO KARMILAとSAMI VAUHKONENの共同プロデュース...となれば音は当然良いでしょう。

1曲目「ALRIGHT TONIGHT」は前任者と声質はそんなに変わらないが、程よく甘いヴォーカルが聴けるキャッチーでメロディアスなナンバー。2曲目「CRUCIFY MY HEART」はアコースティックなアカペラではじまるミドルテンポで、リフはハードなポップチューン。3曲目「DON'T TOUCH THE FLAME」は、哀愁のメロディを紡ぐキャッチーなハードポップ・ナンバー。5曲目「PITCH BLACK EMOTIONS」は、ヘヴィなリフにキャッチーな歌メロが載るナンバー。6曲目「UNCHAIN」は、アカペラではじまる叙情性あふれるパワー・バラード。

7曲目「NOTHING TO LOSE」は、適度に哀愁を感じさせるメロディアス・ハード・ナンバー。8曲目「HEART OF DARKNESS」は、ヘヴィなはじまりにビックリ!サビメロでは哀愁のメロディが!!9曲目「THIS TIME」は、哀愁のメロディアス・ハード・ナンバー。10曲目「OVER ME」は、サビメロがキャッチーなメロディを聴かすナンバー。11曲目「BETTER DAYS」は、ヘヴィなリフにキャッチーなメロディのメロディアス・ハード・ナンバー。

曲構成がヘヴィなリフ主体のハードにも拘らず、メロディはキャッチーで哀愁を帯びていてメロハーを主食としている人にはお勧めのアルバム。前作よりはるかに進歩しています。ただ、ツメが甘いので哀愁のメロディが旨く生かされていないような感じも...(^^;日本盤出ないの?

2003年作(日本未発売)。


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