「P.M.5:20」
道路のコンクリートから切り取った ひとかけらの絶望を coffeeの底に沈めて ゆっくりと飲み干す このたそがれの向こうに また眠れぬ夜が待っていそうで 妙に気が急く 神への呼びかけの言葉は 夜明けの光の中で忘れてしまったが 神に対する不信だけは 今もなお残り続ける 不確かなる記憶と忘却
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