「回想」

音 にじむ 空 とおく
おまえ 歌っている おまえ
空に 雲が
居る すべて確かに 居る
夢が ああ そこにもあった
歌が そう 聞こえてくる
川が 流れ ていて
木の 下は 暗く 二人
静かに向かい合った 時 時
声が ここが 道が
朝のもや と 夜の闇
消えてしまう  早く
から      ここに

そう あの日 から。

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