「街角の憂鬱」

白い空が
僕の憂鬱
見飽きるほどに
同じ毎日

恋がしたくて街に出てみたんだが
今に夕日が沈んでしまいそうで
もどかしいような腹立たしいような歌が
ため息がわりに僕の口からでる

赤い空が
僕のとまどい
夕焼け雲は
僕の苛立ち

見るに見かねて目をふさいでみたんだが
一人ぼっちがそこで待っているようで
タバコくわえて紫の煙を
叫ぶ代わりに僕の口から吐く

黒い空が
僕の絶望
見たくないように
同じ毎日

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