>本当に愛してくれているならひきとめないでほしい。
失いたくないあなたなのに、最初からくりかえしそんなふうに言ってましたね。
>本当に愛してくれているならひきとめないでほしい。
わたしは昔の夢から抜け出そうなどとはしないと心に決めました。
>本当に愛してくれているならひきとめないでほしい。
大好きなあなたは、わたしのために別れの辛さを隠しているのでしょうか。
あなたがそんなに悲しむと知ったからには、わたしは1人で
寂しさに向かって歩きだします。
でも どうしたら忘れることができるでしょう。
わたしも途方に暮れています。
愛はふたたび欺かれるはずがありません。
承諾にはそもそも意味があったのでしょうか。
生涯でいちばん愛したのはわたしだなんて、二度と言わないで下さい。
そんな言い方はとても受け入れがたいのです。
>わたしよりも彼を愛するべきです。わたしはあなたのために
>来世があることを信じています。
>あなたが一言いってくれれば、わたしは旅立てるのです。
>そして二度とあなたの邪魔はしません。
あなたは、もう愛さないとは言えないのですね。
だからあなたを行かせることがなかなかできないのです。
生涯でいちばん愛したのはわたしだなんて、二度と言わないで下さい。
>今あなたはなにをしているのでしょう。
>だれかに寄り添っているなら、わたしのことは忘れてください。
>あなたとの来世を信じています。
>あなたがどこへ行ったとしても、忘れません。
>わたしは最初の承諾を変えませんでした。
>楽しく暮らしてください。二度と悲しまないで。
>いつも私がそばにいることを忘れないでください。
あなたは憶えていてくれると思います。でも来世は信じません。
キスした唇に涙の後味が残っています。
楽しく暮らしていてほしいなんて、そんなふうに思えたらいいけれど。
>本当に愛しているのなら、ひきとめないでほしい。
あなたがいたときは、私の人生は満ちたりていました。
わたしはずっとここにいるでしょう。
あなたを行かせることはなかなかできそうにありません。
でも どうしたら忘れることができるでしょう。
わたしも途方に暮れています。
愛はふたたび欺かれるはずがありません。
承諾にはそもそも意味があったのでしょうか。
晴れた空に突然雪が降り出しました。
行かないで下さい。
わたしにはあなたが必要です。
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