HIM 2001年10月号 |
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【情と欲】 |
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翻訳:Shaniceさん |
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一般的によく知られている任賢齊は、いつも笑顔をたたえた、明るく活発な 青年。とはいってもきっと情も欲もあるに違いない!少しの間だけ小齊には 笑顔をひっこめて、その明るさも横に置いてもらい、どの男性もが持っている、 または求めている、感情と欲望について聞いてみた。 |
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◆ LOVE | |
タレントでも、道徳的な原則にのっとってなら、恋愛はおおいにしてもいいし、 それは悪いことじゃないと思う。 |
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◆ 愛は魅力的 | |
人気タレントが得るものは、ファンの応援を除けば、記者の取材目標とされて しまうことだ。ゴシップ ― それはまるで輝かしい成績の副産物のよう。 皆が最も関心を抱いているのは、小齊と鄭秀文(サミー)と莫文蔚(カレン)の 間の、嘘のような本当のような感情。 「彼女達は僕のいい友達だよ。サミーはとても真面目で、自分だけではなく 全体の仕上がりをよくしようと頑張る人。カレンとはすごく気が合うし、 お互いの物の考え方や理想も似てるんだ」。 小齊は彼女達とはただのいい友達だとは言う一方で、もし機会があれば、 いろいろな人と恋愛がしたい、とも言ってはばからない。 「恋愛ってとても魅力的なもので、付き合う相手が違うと受ける感覚も違う。 タレントでも、道徳的な原則にのっとってなら、恋愛は多いにしてもいいし、 それは悪いことじゃないと思う」。とは言っても、小齊は本心で愛することが できれば、恋愛は一度で沢山だと考えているそう。 |
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◆ 恋愛、Yes!結婚、No! | |
小齊は恋愛している感覚が好きだから、今の時点ではまだ結婚する意志は ないとか。今はまだいろいろなことをしたいし、まだやっていないことも多い、 だから結婚は優先順位で行けば一番あとなのだそう。 しかし、「社会に出れば、身の自由はきかない」という言い回しの通り、 タレントをしているとプライベートな時間が全くないといえる。やりたいことを やる、それもちょっと奇想天外なことになってしまうかも。 「僕は多くのものを失ってしまった。例えば、母と市場に行ったり、屋台で 食べたりっていうのは、今では不可能なこと。でもこんなに多くの人に 応援してもらえるんだから、その価値はあるけどね」。 では、今の時点で、まだ達成できてない理想はあるのだろうか。 「僕はすごく理想が多い人間なんだ。でも僕が抱く理想はいつも比較的 短期間なもの。一歩ずつ確実に、一つずつ理想を実現していけたら、 と思っているから。だから、自分に身近な理想が多いよ!」。 |
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◆ LUST | |
一夜の遊びによってもたらされる結果を受け入れられて、後悔するのが いやだったら、いいんじゃないかな。 成人にとって、「性」はすでにタブーでもなんでもない。性は人にはもともと 必要なものなのだから。でも、一夜の遊びは多くの人にとって、まだ「不道徳」 という3文字と結びついている。「一夜の遊びによってもたらされる結果を 受け入れられて、後悔するのがいやだったら、いいんじゃないかな。 お互いにそういう気持になったんだったら、他の人がそういう風にするのを 僕は断固反対したりなんてしないよ」。 「人に優しく、自分に厳しく」というように、小齊自身はこういう付き合い方は あんまり好きではないのだとか。「後悔するのがいやなんだ!その後で相手に 再会した時、彼女が僕のことを覚えてなかったら落ち込むから!」。 小齊の「性」に対する考え方を聞くと、これは神様が人類に与えた一つの 福利だと思っているとか。子孫を作るためという責任以外にも、性行為に 付随してくる快楽を楽しむことも重要だと思うそうだ。 「性はカクテルみたいだよね。自分がどんな味を好きかによる。ある人は 一夜の遊びが好き。例えるならテキーラ。パッと急に来たと思ったら、 急に去ってしまう。で、二日目には頭痛がする。ウィスキーが好きな人もいる。 ゆっくりと本当の味わいを求めるような、ね」。 |
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◆ バーで女の子と知り合うのは好きじゃない | |
香港には何度も来ている小齊だけれど、いつも仕事で来ているから香港の バーの現場見学にはまだ行ったことがないとか。台湾のバーについては、 かなりの褒めようだった。 「台湾にはファームハウスっていうバーがあるんだ、お酒もライブバンドも 炒め物の料理もあって、最高!」。 さて、これまでにバーで女の子と知り合ったことはあるのだろうか? 「バーは異性と知り合いやすいところ。でも、僕はバーで自分の彼女になる 相手を探したりするのは好きじゃない。バーは遊ぶところ。そこで出会った 女の子は、彼女本来の姿じゃないかもしれない。本当の彼女がどんな人間かを知るのは難しいよ」。 小齊はやっぱりつつましく真面目な人だった。小齊自身、恋愛は友達から 発展していくほうが真剣になれるから好きなのだそうだ。 |
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後記: |
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