TVBS周刊  TV&Live 99年 No.22 抄録

     
共演女優について
   「僕は本当に彼女たちを愛したんだよ。」驚く記者の顔を見て、小齊は大笑いして言った。「でも、演技をしている一瞬のことだけどね。もし彼女たちが嫌いだったら恋人同志の雰囲気が出ないだろ?演技が終わればすぐに役からは離れるよ。じゃなかったらプレイボーイになっちゃうよね。」(舒淇とはアクセサリーの広告のほか、映画「玻璃樽」でも共演。莫文蔚は任賢齊のコンサートのゲストとして招かれ、セクシーなステージを披露。)
   ゴシップが囁かれるヒロイン舒淇について小齊は「彼女とは兄弟のような感覚だよ」もうひとりのヒロイン莫文蔚については、「彼女と僕はよく似た性格なんだ。」と笑って言った。(略)小齊が自分を抑制できるとしても、相手がその気になったら正常な男性であれば困ることがあるのではないか?「人は感情の動物だよね。綺麗なものに心が動かされることは免れないけど。ただ新聞が僕の事を「痴情男」と書いたってだけで、皆僕の言うことを無視して言うんだ「恋人がいるんだろ?その上まだ何がしたいんだ?」ってね。」
   だから小齊は女優に対しては礼儀を守り、彼女たちを尊重している。このようにしていれば、自然と「こっそりなにかする」機会はないというもの。しかし最後に彼はひとこと「これは僕がそうしているように見えるかどうかってことにすぎないんだよね。」Tina(#任賢齊の恋人)はよく彼に注意しておいたほうがよさそうだ。
恋人のこと
   人気が出てからというもの、小齊の仕事量は一気に増え、恋人と一緒にいる時間も自然とぐっと少なくなってしまった。「僕とTinaは二つの円のようなもので、二つの円は完全に交わることがないんだ。でも、重なることがなくても、普段僕たちはべたべたいっしょにいたわけじゃないから、お互いに自分の空間を持つというつきあいかたもいいよ。」と小齊は言う。
   最近しばしばいつ結婚するのかと聞かれるが。「僕は時期が来たら、と思っている。でも今はまだ結婚するつもりはないね。たくさんの友達が結婚する時、辛そうな顔をしているのを見て、結婚っていい?と聞くと、誰もがみんな首を振るんだ。僕は、人生にはいろんな事がおきるけど、それぞれ二度とくりかえすことはないと思っている。「結婚」は縁なんだよね。」
創作活動のこと
驚くことに、小齊はこんなにも忙しい状況のもとで、作曲をしている。「なかなかいいだろ。僕はインスピレーション型のシンガーソングライターなんだ。僕の作品は全てを(持ち歌として?)歌うわけではない、ただ僕自身の気持ちの記録だから、あまり多くの時間をかけられないんだ。」と小齊は謙虚に言う。
作曲のほかに、小齊はシナリオや短編小説を書くのが好きで、すでにめざとい出版社が出版の話をもちかけてきているというが、彼はもしベストのものでなければ、出すべきではないという姿勢を貫いている。「この頃は、ある人は自分のヘタクソな文章に何行か加えて気ままに本を出版しているけど、本は後の世代にも残るだろう?僕は数千年後の人に「よくもこんな本を出したものだ」と罵られたくないよ」(#そんなに残りませんって!by 璃楽
「僕のシナリオは悪くないと思うよ。もし映画になったら、客の入りはいいはずだ。」彼のシナリオは日本のドラマのようなスタイルで大学の寮を舞台にしたストーリーだという。しかし彼は「まだ完成はしていないんだ。書く時間があんまりないからね。」と申し訳なさそうに言った。
(資料提供 Yanさん)