99-12-24 頂好広場(台北)

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99年12月24日  (3)
   二曲目は「給イ尓愛 But You Lie」。CDを聞きながら、あ、これはいい!と思っていた
軽快な曲だ。いきなりこの曲がきけてすごく嬉しかった。

途中MCが入る。子供の頃のクリスマスの思い出。一人がギターを弾き、もう一人が歌を歌って村を家々を歩くと、ご褒美に飴をもらったそうだ。一体幾つくらいの頃の話
なんだろう...。讃美歌を歌ったんだろうか。
来年の抱負は大型のコンサートを成功させたいということ。

3曲目は「天真的双眼」。最後にカラオケは用意していないけれど、リクエストに答えて
一曲アカペラで歌ってくれた。タイトルが不明。たぶん、「知道イ尓不是真的愛我」
じゃないかと思う。秋興の曲だ。

最後にクイズに答えて手帳のプレゼントのコーナーなどがあった。
ファンクラブのXが手帳をゲットした。顔志琳が手渡して、握手する。その他の子たち
も、一斉に手を伸ばすと、彼はぱっと後ろにとびのいて、「おーっとだめだめ」という
ような顔をして手を後ろに隠した。

そして動力火車のパートが終わった。

あ〜もういっちゃうの?と思う間もなく、ファンクラブのみんなはそそくさと撤収準備を
始めた。そう、ビビスーも周俊偉もナシ!さっそく中山サッカー場へ移動なのだ!

「動力火車」と書かれた横断幕をたたんで、移動したのがステージ裏。そこには
動力の移動用のライトバンが止まっていた。Aがこっちこっち!とひっぱっていって
くれる。スタッフに「この人日本から来てるの。サインもらってあげてくれない?」と
たのんでくれた。大急ぎでペンとポスターを渡す。

ライトバンの後部座席には顔志琳がいた。こころよくサインしてくれて、ポスターと
ペンを返してくれる。欲張りな私はすかさず握手をお願い。ちょっとためらった
志琳は手を伸ばしてくれた!うわー、志琳と握手しちゃった!!大きな手だけど
意外とほっそりとした指でした。繊細な人なのね、きっと...。

そこへ、秋興が戻ってきた。秋興は志琳の前の席に座る。スタッフにまたお願いして
サインをもらう。でも、すぐにドアをぴしゃりと閉められてしまい握手はならず。

実際、しばらく足ががくがくした。こんなことくらいで..と思うきもちとは裏腹に。

「この右手、この右手で握手っ...(えへえへえへ)」(←ここで璃楽は確実に壊れた)

扉は閉めたものの、車は一向に出発する気配がない。ステージでは次の歌手が
歌っている。小太りのフツーのお兄さんだ。

後部座席の顔志琳はカーテンを閉めていたが、ファンの子たちは、ときどきカーテン
から手をだしてみせる志琳に、きゃあきゃあいって仔猫のようにじゃれて遊んでいた。

前の秋興はしばらく黙っていたが、みんなが志琳ばかりにかまっているのがだんだん
つまらなくなってきたらしく、カーテンをゆらしてみせたりしている。でも誰も気が付いて
くれない。どうにもガマンできなくなって、秋興は突然ガバーっとカーテンを開けた。

それでもみんな志琳にまとわりついてる。秋興は車の窓からぽつねんと顔をみせて
るだけ...、はたでみていた私はもう可笑しくて可笑しくてたまらなかった。
やっと一人が気が付いて、「きゃー秋興〜〜」と数人のファンが一斉に秋興のほうへ
どどっと移動。

しばらく秋興は最も熱心なファンXと話をしていた。話し方は本当に物静かで、淡々と
している。ごく近くで見る秋興は、意外と顔が小さくて、眼がうるうるキラキラしていた。
髪型のせいもあるかもしれないけれど、ちょっと女の子のようだ。前よりも少し痩せた
みたい...。肝心のなにをしゃべっているかは全くき聞き取れなかった。(しゅん)

そんなこんなで動力火車の車はやっとご出発!私たちも中山サッカー場へ向けて
移動開始した。  それが9時少し前のこと。
なんと彼らは11時過ぎに登場するのだそうだ...やれやれ...。

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