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■■3月27日
***砂漠へ
デザートサファリのガイド兼運転手はパキスタン人で、車は日本車。
私が助手席に乗って、後ろには国籍不明の男女3人。
車は砂漠をただ走るのではなくて、砂丘を登ったり降りたり、かなりラフな運転をして、ジェットコースターのようなスリルを楽しむというものだった。
前の席だったから、結構スリリングだったけれど、後ろの三人がやたら騒ぐので、かえって興ざめ。
かなり際どい運転のようでいて、何度も繰り返すと単調なことに気づく。
他の車もだいたい同じようなコースをアップダウンしていた。
まあまあ面白いけれど、これは一回でいいな・・。
砂漠の真ん中で休憩をとる。
試しに携帯電話を使ってみたら、”圏内”だった。そんなに奥地でもないんだ・・。
砂漠とは言っても、何種類もの植物が生えているし、アリの巣もあった。
正直、ジェットコースターよりも、こういう植生を解説してもらうほうが面白いんですけど・・・・・・・・。
ずぶずぶとぬかる砂地を歩いていると、『規則的な音をたてちゃいけない。砂虫に気づかれるから』というSF小説『砂の惑星』のフレーズを思い出して、密かに嬉しくなる。
砂丘散策の後、砂漠の中のレストランで夕食。
他のツアーの人々と合流する。
雨が降った。
砂の上に大きな雨粒が落ちる。
雨のために、夕食になかなかありつけない。(オープンエアのバイキングなので)
息子がドバイに出稼ぎに来ているという中国人夫妻の奥さんと少し話をした。
何を話したか覚えていないけれど、随分長く話していたような気がする。
雨がようやくあがって、食事をして、ベリーダンスを見てから、ホテルに戻る。
帰路、運転手のパキスタン人にしつこく営業されて困る。もう他のツアーはいいってば!
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↑レストラン付近の様子。ラクダの口には細編みで編んだ帽子みたいなものがかぶせられていた。あのバランスで、いきなり頭を下げて草を食べられたら怖いだろうな・・・。 |
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