新しいダイアリーが後になっています。
2003年9月14日(日) 昨日、今日と足立区内―お祭りである。今日は伊興地域のお祭りの神輿(みこし)を 見たくてあるお祭りによせてもらった。 大勢の若者、子連れのお母さんが参加していた。もちろん、昔からの神輿の担ぎ手、勇壮な太鼓の叩き手も参加していた。
今回、顔を出させてもらったのは、伊興遺跡公園周辺の狭間(ハザマ)町会のお祭り(写真)。役員さんによると神輿は10数年前に町会の有志で手作りの作品だそうだ。 今の値段にすれば数百万円はすると言っていました。 狭間町会はお寺さんが多く、いまでもお彼岸のころには区内から檀家さんが法事にやってきて町をにぎわす。 今回、突然の訪問だったが、参加者のみなさんから激励をうけて良く来てくれたと 歓迎をうけたのがうれしかった。 北足立地域では舎人、伊興氷川神社などで多くのお祭りが行われているが、下町で育った私にとっては、大好きな行事のひとつである。 |
2003.10.5(月) 区議会の代表質問が終わりほっとしたのもつかの間、決算特別委員会の集中審議が 10日間はじまりました。 私達、区議会議員は秘書がおりませんから、質問はすべて自分でつくり、議員同志で検討を重ねて質問にのぞみます。何年議員をやっていても、代表質問や予算・決算特別委員会の質問は緊張します。代表質問は通告制ですから、質問の趣旨は区長をはじめ、執行機関のみなさんにはわかっていますから、答弁も予測がつきます。
ところが予算・決算委員会は通告しませんから、相手方も突然聞かれて戸惑うこともあるかもしれませんが、答弁も検討が付かないことがありますので、やはり、実力が試されるわけです。よく調査して質問にのぞんでいるときは、自信がありますが、そうでないと変化球が返ってくるとだまされることもあります。 調査なくして質問なしという合言葉がありますが、私の場合、調査で調べた10のうち2つか3つしか質問では使えません。そのくらい練って質問しているわけです。 区議会の傍聴は予算・決算の質問が面白いと思いますので、ぜひ、傍聴に来て下さい。 |
|
2003.10.11(土)さとうきび畑の唄 「さとうきび畑」の歌(森山良子)があらゆる場面でながれながら展開する沖縄戦の悲惨さを描いたドラマをみました。 土曜日、仕事から帰って何気なくテレビをみたら、最後までクギ付けになってしまいました。
キャストが父親平山幸一(明石家さんま)妻に美和子(黒木瞳)長男ー勇(坂口憲二)新妻紀子(仲間由紀恵)長女(上戸彩)らの演技もみもの。 とくに地上戦に入った沖縄の壕で米軍に追い込まれた中、赤ん坊が泣くと「口を抑えて黙らせろ」と軍の上官が命令すると紀子が「あなた達は沖縄の人達を守りに来たんじゃないんですか」と抗議する場面、父親が召集令状で出兵する晩に「何があっても生きてください。御国のために死のうなんて思わないで下さい」と語るところは涙を禁じえませんでした。そして、この戦争に命がけで反対をつらぬいた日本共産党の活動と重なり合いました。 沖縄戦がいかに一般庶民を捨石にしたのかがするどく描かれています。 それが改憲発言する小泉首相と戦争推進の有事法制やイラク特措法をおしすすめた勢力への告発になったに違いありません。 大政翼賛会しつつあるマスコミの番組としては久しぶりのヒットといえると思いました。 9月初旬、西伊興在住の早乙女勝元さんは河出書房新社から「図説東京大空襲」を出版しました。この本は写真・図を中心に、東京大空襲の悲惨な体験を綴ったもので、イラク戦争後、小泉首相による改憲発言など憲法9条を改悪しようとする策謀がつよまるなかで戦争の悲惨さを告発する貴重なものです。 「3月10日、東京下町一帯を焼き尽くしたB29の大編隊は、その勢いを駆って、たちまち機首を西に転じた。12日名古屋、13日、14日大阪、17日神戸と首都につぐ大都市に無差別焼夷爆弾のラッシュになった。」と早乙女勝元さんは書いています。 ところが大本営発表は「本三月十日零時過ぎより二時四〇分の間、B29約130機帝都に来襲、市街地を盲爆せり、都内各所に火災を生じたるも、その他は8時頃まで鎮火せり」と報告しているが、現実はどうか「未曾有の惨禍は東部地域に集中し、本所区は死者2万5千人、深川区は3万人、東京全35区のうち100万人が被害をうけ、10万人もの尊い命が失われた。」「さらに四月13日、14日348機のB29が西部地域を目標に赤羽、王子、小石川、荒川、四谷、牛込などの各区を襲い、足立区でも千住、梅田などを中心に400名を超える人々の命が奪われました。」と記述しています。 なお、図説「東京大空襲」は1800円、購入はみどり書店(рR884ー0955)でどうぞ。
|