2.ずーあーのテーブルで遊ぶ |
織:では、ずーあーさんの卓のようすを教えてくださいな。 ず:りょおかいであります! み:最初に遊んだのは何? ず:まずは『ふくろのネズミ』から。 (4×4のマンホールのどれかに泥棒ネズミが隠れています! 上に乗っているのは警官ネズミ) み:ポリスのネズミがかわいい! 織:コンポーネント(箱の中に入っているゲームのための品物)って重要ですよね♪ ず:遊んでいるときの様子はこんな感じですな。 ず:親が泥棒ネズミになりまして、伏せた16枚のタイルの1枚を泥棒ネズミにこっそり換えておくのです。 織:親以外は全員が子? ず:そうです。子が警官役なのです。 み:「スコットランドヤード」ってゲームに似てるね。 ず:ですな。ただ、時間も短くお手軽にできるようになっていて、そこが重要かと。 織:警官役がタイルをめくって泥棒を探してゆくってのは、なんとなくわかるけど、親の泥棒役は何をするわけ? ず:警官役が1枚めくるたびに、隣リ合うタイルを1枚交換してもよいのです。 み:あ、なるほど。泥棒ネズミは逃げることができるんだ。 織:でも、動かしたら余計に場所がわかりやすくなりそう。 ず:ふふふのふです。「隣リ合うタイルを」と言ったのであって、「泥棒ネズミのタイルを」とは言っておりませんぞ? み:わかった。ひっかけで全然関係ないタイルを交換してもいいんだね? ず:そのとおり。そうして、虚虚実実の騙しあいが始まるのですなりよ。 み:日本語、壊れたぞ。 ず:オヤ? むう。キャラを作りすぎましたか。 み:その口調はキャラだったのか。 ず:それはともかく、駆け引きの末に読みきって当てたり逃げ切ったりしたときに爽快感があるのですな。 織:なるほど♪ ず:それから『スティッキー』も少々遊びもうした。 織:バランスゲームの一種でしたっけ? ず:はい。束になった棒(スティック)を1本ずつ引き抜いてゆくゲームですな。束が崩れたら負けっていう。 み:パーティゲームの王道みたいなゲームだよね。バランスを取るのが難しくてドキドキする。「ジェンガ」とかと同じ傾向のゲームだ。 織:みやびさんが苦手なヤツですね! み:わ、わたしは別にバランスゲームだからって苦手じゃないぞ。 織:そーでしたっけ? ず:それは初耳。 み:バランスゲームも苦手なだけだ! 織&ず:ああ……なるほど……。 み:だから、そんな可哀想な目でわたしを見るな〜〜〜〜〜っ。 〜シャッフルタイム〜 ず:メンバーを入れ替えて、新しいメンバーで遊んだのは『ブロックス』ですな。 織:対戦型のパズルゲームですね。 ず:これが思った以上に評判がよくて……。 み:へえ。頭を使うパズルゲームって敬遠されがちだけど……。 ず:置いてゆく変形ブロックが綺麗な色付きプラスチックタイルで、きらきらして綺麗だ! と。 織:そこ!? ず:いえいえ。それだけではありませんぞ。こうして言葉だけで説明するとわかり辛いとは思いますが、このブロックを置いてゆくときに、うまく置くとブロックの間を「すり抜ける」ことができるのです。 み:すり抜ける……? 織:あ、なんとなくわかります。タイルが角だけで接しているところって、陣地になっているように見えて割り込めちゃうんですよね、これ。 ず:如何にも。そのすり抜けてゆく感覚が楽しい、と。 み:へー。それは遊んでみないとわからない感覚っぽいなあ。 ず:ぜひ遊んでくだされ。ルールがわかってコツを呑みこむと白熱しますぞ。 〜シャッフルタイム〜 ず:私の最後の卓で遊んだのは、これ↓でした。 み:お、これは……。 織:『冒険者の谷』、でしたっけ? ず:左様です。 み:ずーあーさん提供のゲームだよね。 色つきの冒険者コマを手札を使って動かして冒険者の谷を探索するゲーム。 どのコマでもいいから、コマがゴールに辿りつけばそこでゲーム終了で、ゴールさせたプレイヤーに高得点が入る。 ただし、早く辿りつかせるために手札を消費しすぎると、最後まで残った手札も得点になるから損をする。 手札を使ってコマを進めるべきか、温存して最後に得点を得るべきか。ジレンマが楽しい。 ず:楽しそうにプレイしていただけて嬉しかったですぞ。 み:それは良かった。 織:で、ゲームの勝者は誰だったの? これってコツを掴むまでけっこう悩みそうだけど。 ず:はっはっは。私、何度も遊んでますので。 み:えっ。ってことは。 ず:はい。私がしっかり勝たせていただきました。はっはっはっはっは。 織&み:大人のくせに大人げねぇぇ! ず:はっはっはっはっは……(めそっ)。 み:じゃ、最後はわたしの卓のレポだね。 |
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