Column6 私的 プロレス 2004年 MVP ・ ベストバウト 他 H16 10/30執筆
2004年のプロレス界!
今年も様々な事がありましたね!
私は絶対王者・小橋建太の揺ぎ無きチャンピオンロードに酔う一年でありました。
では早速、今年の闘いを振り返りつつ、
私的 MVP ・ ベストバウト 等を書いてみようと思います。
※今年のプロレス界、残り2ヶ月で各賞に大きな変化は無いだろう、と言う筆者の勝手な判断により、
かなり早い時期の各賞決定と相成りましたw 永田さんが大晦日に奇跡の大活躍をしたりすると話は変わりますが(r
賞名 | 受賞対象 | 選定理由&コメント |
MVP (最高殊勲選手) |
小橋建太 二年連続受賞 |
崇高なる絶対王者としてNOAHでの闘いを熱く牽引。 4月の高山戦、7月の秋山戦、9月の田上戦と超ベストバウト級の名勝負を連発。 今年もMVPは文句無しでこの人で決まりだろう! GHC、V11。しかし、防衛記録よりも記憶に残る試合を重ねる王者でありたいと語る小橋。 皆の記憶に熱く刻み込まれる名勝負を積み重ね 目指すは師匠ジャイアント馬場さんの持つ日本記録のV38か!? 小橋は言う。「このベルトは自分のプライド。だから誰にも渡せない。」 絶対王者とは、絶対にベルトを渡さない王者という意味でもある! 来年もこの男から目が離せない! |
殊勲賞 | 佐々木健介 | WJを辞め、フリーに。様々な団体での闘いを経て、レスリングの幅が大きく広がった。 全日本プロレスに参戦しチャンピオンカーニバルで激戦を繰り広げ、 その後、新日本プロレスのG1クライマックスにも参戦。 こちらでも高山と物凄い名勝負を繰り広げ、話題になった。 10月には予想外の酷い試合ではあったが、再びIWGP王者にもなり実績は十分。 |
敢闘賞 | 該当者無し | え〜、え〜、今年は該当者〜無しなのね〜?誰も居ないと言うじゃなーい? もっと他の方も活躍してくれないと賞に選定しませんからっ!!残念っ!!! あ、ダークエージェントでいいかな?w 斬りっ!! |
技能賞 | リッキーマルビン | この選手、昔の丸藤みたいに、見るたびに成長している、素晴らしい選手。 その活躍ぶりにパートナーを変えて短期間で2度もGHCジュニアタッグに挑戦するなど NOAHもチャンスを与えている。 残念ながら王座戴冠には至らなかったものの、彼のレスリングはダイヤモンドの原石だ。 |
最優秀 タッグチーム |
丸藤&KENTA | GHCジュニアタッグ初代王者チームでありながら長期政権を築いている名タッグ。 NOAHジュニアの試合にハズレ無し。 今や一大ブランドとして定着したNOAHジュニアの看板チーム。 しかし、そろそろ、この両者は反対側のコーナーに対峙する時期かもしれない。 |
ベストバウト (シングル) |
小橋 vs 秋山 (7・10 東京ドーム) |
最後の最後まで、4・25武道館の小橋 vs 高山 の試合と、どちらを選ぶか悩みました。 正直甲乙付け難い。どちらも私が長くプロレスを見てきた中で最高の試合。 同じ年にこんな凄い試合を2つも目撃出来たことは、幸せな事です。 半ば無理矢理にでもどちらかを選ぶとなると、自分の中で最終的な決め手となったのは 小橋と秋山がプロレスに命を捧げ、魂を削りながら どんなに強烈な技を受けても立ち上がり相手に立ち向かってゆく姿。 試合後、胸を張りプロレスラーである事を誇って見せた小橋。 我々プロレスファンも、こういう試合があるからプロレスファンだと胸を張れるんです。 |
ベストバウト (タッグ) |
三沢&小川組 vs 武藤 &ケア組 (7・10 東京ドーム) |
7・10東京ドームでのセミファイナル。GHCタッグ選手権試合。 長い間、プロレスファンの夢の対決であった、三沢と武藤がタッグながらも初対決! 三沢と武藤がロックアップで初めて組み合った時の大歓声が忘れられない。 |
ベストテクニック | 小橋建太 ムーンサルトプレス (4・25 日本武道館) |
プロレス界頂上決戦と銘打たれた、4月の小橋と高山のGHC戦。 壮絶な闘いの最後に小橋がフィニッシュに用いたのがこの技だった。 膝の怪我以来、封印していたが高山相手に遂に解禁。 観戦記でも私は書いたが、目の前で小橋が飛んだ時はなんとも言えぬ複雑な気持ち。 物凄く感動もしたし、やっちゃだめだよ・・とも思った。 小橋の生き様が凝縮されていたあの一瞬。武道館の観客の気持ちも一つになっていた。 この技を今年のベストテクニックに選定。 |
ベスト興行 | NOHA 7・10 東京ドーム大会 |
プロレスの素晴らしさを心の底から堪能できた大会でした。 もはやこの興行は伝説として語り継がれている。 |
ベストマイク パフォーマンス |
小橋建太 (7・10 東京ドーム) |
「準、お前最高だ!!」 秋山はこの言葉を聞いて、帰宅後に酒を飲みつつ感激の涙を流したに違いないであろう。 |
ナイスマイク パフォーマンス |
長州力→永田裕志 (10・9 両国国技館) |
新日本の両国大会。突如新日本のリングに登場した長州がマイクアピール。 慌てて控え室から出てきた我らが永田さん!そうだ、新日本を出て行った長州許すまじ! しかし、長州から「天下を取り損ねた男、永田ぁ〜!」と痛烈に言われてしまい、 挙句に会場の観客からは非情な長州コールで長州支持に回られてしまった。嗚呼・・・ |