まあ、いいかってつぎは、2時間後。で、駅でなにやら時間つぶしの間に、駅の上にあるホテルをのぞいたら、インターネットもやれそうなので、そこに、今回の旅行最後のパリ泊の予約をしておく。いままで二度とまったホテルはどうもいかんということで。
さて、それから、駅のレストランで、食べる。肉料理は、牛肉のふわふわのを焼いてあって、そこに、玉ねぎ中心のソースがかかったおいしいやつ。驚くほどおいしいのではないけれど、おいしかった。
で、結構時間ぎりぎりっぽいけど、なんとか、午後1時すぎ発のナンシー、ストラスブール方面行きの電車に乗り込んで、、。電車の中は、寝たり起きたり、本読んだり。
結局、ナンシーは、ロレーヌ地方。それから、シュツッツガルト、それからニュルンベルクとか、ヴュルツブルクとか、最後にケルンを予定しているけれど、どれも、魔女狩りのすごかった地域らしいから、そんなあたりのことを本で読んでみたり。
で、ナンシーに到着。以前いったホテルibisを探して、、。あれー、ナンシーの駅が雰囲気かわっている?って、ちょっと工事とかして、だいぶ様子がかわったみたい。
で、ibisホテルをさがしあてると、以前よりかっちょよくかわっている。室内全部禁煙?うそ?ここフランスだよ。って、でも、やっぱりフランス。「私タバコ吸うんですけど」といったら、「じゃあ、灰皿上げるから、タバコ吸うときは、窓開けてね」なんていわれちゃう。ちなみに、この会話、一応全部フランス語。
それから、記憶をたよりにしていたら、らちがあかないので、一応、地図をかって、スタニスラス広場へと向かう。ここに美味しいレストランAiglonがあるはず、、って?あれ?Aiglonあったけど、閉まっている?どうして?しかも、店の名前が、「かわいい子豚ちゃん」とかになっているが、建物は、たしかに、Aiglonと書いてあるし、それに、店の名前の下に、ex Aiglon とある。「元aiglon です」ってこと。
まずは、スタニスラス広場到着して、一枚。 | |
スタニスラス広場は、こういう黒に金という格子が四角にある。これがかなりかっこいい。 | |
スタニスラスの像。 | |
パリの凱旋門からコンコルド広場、そしてルーブルへと向かう一直線ほどのすごさはないが、このナンシーもスタニスラス広場を中心に、見せ場を造っている感じ。 | |
広場の周りは、レストランやお土産もの屋などもいろいろある。 |
そういうわけで、町並みの写真とかカテドラルの写真とかとって、で、ちょっとした広場で、女性の戦士が馬にまたがった銅像がある。で、見ると、「ジャンヌ・ダルク」とか。おー、ジャンヌダルクかぁ、ってことで、写真をとっていたら、なんか、ジャンヌちゃん、ワインのボトルを抱えている。だれかのいたずらかな、ってことだけど、それもばっちり写真に収める。
これが、ジャンヌ・ダルクの勇姿だ! | |
そして、ここは、ジャンヌ・ダルク広場だ! | |
そして、ジャンヌダルクは、ワインボトルを抱えていたのだった。 | |
これは、教会ですね。 | |
スタニスラス広場からちょっと歩いたところにある、別の広場。やっぱりオベリスクがたっている。本当に好きだなー。 | |
その広場に面しているのが、ナンシー大学 | |
なんとなくパリを縮尺したような感じで、オベリスクがあって、向うに銅像と凱旋門らしきものがみえる。ミニシャンゼリゼ通りという気分。 | |
スタニスラス通りには、こういう凱旋門もある。これが、スタニスラス広場からすこしはなれて、南北にひとつずつあった。 | |
こんな教会もあるのだが、近付けなかった。 | |
陸橋の上から、ナンシーの駅をとったところ。 | |
一番最初にナンシーに来たのは、1993年。以来気に入っているんだけれど、この CRYSTAL Hotel というのは、最初に来たときに地元のおにいちゃんがつれてってくれたホテル。二度目もここを探したが、みつからず、で、今回と同じ、ibis に泊まった。 |
赤キャベツを煮込んで、ダシをきかせたもののうえに、これまたふっくらとおいしく火が通った、白身の魚。淡白な味ではあるが、キャベツのほうには塩気がかなりしっかりあるので、両方を一緒に口にいれると、ナイスな味。店の名前はかわったけど、でも、おいしい。
でもね、店についたときに、シェフのおっちゃんやら、店の女主人らしい人とか、ウェイトレスの女性とかが、四人くらいで、トランプ遊びしている。しかも、私がオーダーしたあとも、やっぱりトランプ遊びをやめない。 ときどき、気がついたように、シェフのおっちゃんが、厨房にいっては、つくっている。こんなんで、ちゃんとした料理が出てくるのか、と思ったけど、ちゃんとした料理だったので、よかった。最初は私一人だったけど、どんどん客がはいってきて、、。 さすが。有名な店らしい。ちなみに、現在の名前は、Au P'tit Cochon Aiglon で、場所は、スタニスラス通りの5番。デザートは、ちょっとした桃かなんかがはいったシュークリームでこれもナイス。
スタニスラス広場は、夜になると、こんなにきれい。広場の四方を囲む建物が、市庁舎だろうが、レストランだろうが、みんなライトアップされている。もちろん、中心のスタニスラス像も。 | |
そして、四角を飾る、像や門もライトアップされて、すごくきれい。 | |
これが、門になっているもの。黒い格子に、金滅金。 | |
別の方向の門。ライトアップがそのまま、町の通りへと続く。美しい! | |
そして、これが、市庁舎のビル。こんなにきれい。幻想的ですらある。 | |
もう一方の像を囲む門っていうか。 | |
遠くには凱旋門がある。 | |
ちょっと裏手にあった、壁に絵を描いた家。右の店のショウウィンドウはほんものだが、あとは全部絵。 | |
料理の写真をとり忘れたので、せめて、かわいいデザートの写真でも。シュークリームなんだけれど、中にモモかアンズの果肉が入っていて、おいしかった。 | |
ちょっとボケてしまったが、この店の名刺。「かわいい小豚ちゃん」という名前の通り、かわいい小豚の絵がかかれている。店内は豚の置物などがたくさん。 | |
これが、店の前。 |
さて、夜はとりあえず、インターネットで国際電話でつないでみると、これが快調快調。 すばらしい速度で繋がる。で、メールを書いて、それから、掲示板もちょっと書いて、などなどしてすごす。結局、2千円かそこらでなんとかなった。