Diary 21 Feb. 2001

2001年2月21日

さて、21日は、起きてから「ナンシーに向かうぞ」ってことで、今度は、地下鉄で、パリの東駅まで。ちょーどナンシー行きがでちゃったー。

まあ、いいかってつぎは、2時間後。で、駅でなにやら時間つぶしの間に、駅の上にあるホテルをのぞいたら、インターネットもやれそうなので、そこに、今回の旅行最後のパリ泊の予約をしておく。いままで二度とまったホテルはどうもいかんということで。

さて、それから、駅のレストランで、食べる。肉料理は、牛肉のふわふわのを焼いてあって、そこに、玉ねぎ中心のソースがかかったおいしいやつ。驚くほどおいしいのではないけれど、おいしかった。

で、結構時間ぎりぎりっぽいけど、なんとか、午後1時すぎ発のナンシー、ストラスブール方面行きの電車に乗り込んで、、。電車の中は、寝たり起きたり、本読んだり。

結局、ナンシーは、ロレーヌ地方。それから、シュツッツガルト、それからニュルンベルクとか、ヴュルツブルクとか、最後にケルンを予定しているけれど、どれも、魔女狩りのすごかった地域らしいから、そんなあたりのことを本で読んでみたり。

で、ナンシーに到着。以前いったホテルibisを探して、、。あれー、ナンシーの駅が雰囲気かわっている?って、ちょっと工事とかして、だいぶ様子がかわったみたい。

で、ibisホテルをさがしあてると、以前よりかっちょよくかわっている。室内全部禁煙?うそ?ここフランスだよ。って、でも、やっぱりフランス。「私タバコ吸うんですけど」といったら、「じゃあ、灰皿上げるから、タバコ吸うときは、窓開けてね」なんていわれちゃう。ちなみに、この会話、一応全部フランス語。

それから、記憶をたよりにしていたら、らちがあかないので、一応、地図をかって、スタニスラス広場へと向かう。ここに美味しいレストランAiglonがあるはず、、って?あれ?Aiglonあったけど、閉まっている?どうして?しかも、店の名前が、「かわいい子豚ちゃん」とかになっているが、建物は、たしかに、Aiglonと書いてあるし、それに、店の名前の下に、ex Aiglon とある。「元aiglon です」ってこと。

まずは、スタニスラス広場到着して、一枚。
スタニスラス広場は、こういう黒に金という格子が四角にある。これがかなりかっこいい。
スタニスラスの像。
パリの凱旋門からコンコルド広場、そしてルーブルへと向かう一直線ほどのすごさはないが、このナンシーもスタニスラス広場を中心に、見せ場を造っている感じ。
広場の周りは、レストランやお土産もの屋などもいろいろある。
もしかしたら、7時くらいになったら開くんじゃないかっておもって、それからナンシーの街中をいろいろ徘徊。パリよりはぜんぜん小さいけれど、ここもパリ同様、建物と建物の間を広い通りとかで結んでいて、適度な広さの公園とか広場があって、なかなか演出がよろしい。

そういうわけで、町並みの写真とかカテドラルの写真とかとって、で、ちょっとした広場で、女性の戦士が馬にまたがった銅像がある。で、見ると、「ジャンヌ・ダルク」とか。おー、ジャンヌダルクかぁ、ってことで、写真をとっていたら、なんか、ジャンヌちゃん、ワインのボトルを抱えている。だれかのいたずらかな、ってことだけど、それもばっちり写真に収める。

これが、ジャンヌ・ダルクの勇姿だ!
そして、ここは、ジャンヌ・ダルク広場だ!
そして、ジャンヌダルクは、ワインボトルを抱えていたのだった。
これは、教会ですね。
スタニスラス広場からちょっと歩いたところにある、別の広場。やっぱりオベリスクがたっている。本当に好きだなー。
その広場に面しているのが、ナンシー大学
なんとなくパリを縮尺したような感じで、オベリスクがあって、向うに銅像と凱旋門らしきものがみえる。ミニシャンゼリゼ通りという気分。
スタニスラス通りには、こういう凱旋門もある。これが、スタニスラス広場からすこしはなれて、南北にひとつずつあった。
こんな教会もあるのだが、近付けなかった。
陸橋の上から、ナンシーの駅をとったところ。
一番最初にナンシーに来たのは、1993年。以来気に入っているんだけれど、この CRYSTAL Hotel というのは、最初に来たときに地元のおにいちゃんがつれてってくれたホテル。二度目もここを探したが、みつからず、で、今回と同じ、ibis に泊まった。
それから、いろいろして、夜のライティングされて美しいスタニスラス広場とかとって、あと、フロートペンも買って、で、ちょっとカフェに入って、ヘミングウェイカフェとかいうところ。それから、Aiglonにいったら、ちゃんと店は開いていた。 でも、ウサギがメニューにない。うーむ。しかたないから、そのまま店で、普通のメニューで、頼んでみると、、。赤ワイン頼んだのに、料理は魚料理だった。

赤キャベツを煮込んで、ダシをきかせたもののうえに、これまたふっくらとおいしく火が通った、白身の魚。淡白な味ではあるが、キャベツのほうには塩気がかなりしっかりあるので、両方を一緒に口にいれると、ナイスな味。店の名前はかわったけど、でも、おいしい。

でもね、店についたときに、シェフのおっちゃんやら、店の女主人らしい人とか、ウェイトレスの女性とかが、四人くらいで、トランプ遊びしている。しかも、私がオーダーしたあとも、やっぱりトランプ遊びをやめない。 ときどき、気がついたように、シェフのおっちゃんが、厨房にいっては、つくっている。こんなんで、ちゃんとした料理が出てくるのか、と思ったけど、ちゃんとした料理だったので、よかった。最初は私一人だったけど、どんどん客がはいってきて、、。 さすが。有名な店らしい。ちなみに、現在の名前は、Au P'tit Cochon Aiglon で、場所は、スタニスラス通りの5番。デザートは、ちょっとした桃かなんかがはいったシュークリームでこれもナイス。

スタニスラス広場は、夜になると、こんなにきれい。広場の四方を囲む建物が、市庁舎だろうが、レストランだろうが、みんなライトアップされている。もちろん、中心のスタニスラス像も。
そして、四角を飾る、像や門もライトアップされて、すごくきれい。
これが、門になっているもの。黒い格子に、金滅金。
別の方向の門。ライトアップがそのまま、町の通りへと続く。美しい!
そして、これが、市庁舎のビル。こんなにきれい。幻想的ですらある。
もう一方の像を囲む門っていうか。
遠くには凱旋門がある。
ちょっと裏手にあった、壁に絵を描いた家。右の店のショウウィンドウはほんものだが、あとは全部絵。
料理の写真をとり忘れたので、せめて、かわいいデザートの写真でも。シュークリームなんだけれど、中にモモかアンズの果肉が入っていて、おいしかった。
ちょっとボケてしまったが、この店の名刺。「かわいい小豚ちゃん」という名前の通り、かわいい小豚の絵がかかれている。店内は豚の置物などがたくさん。
これが、店の前。
やっぱりナンシーに来てよかった。 あ、ナンシーの新しいかっこいい(モンプリエと似た感じだけど色は違う)路面電車の写真をとり忘れた。明日とろう、、、。

さて、夜はとりあえず、インターネットで国際電話でつないでみると、これが快調快調。 すばらしい速度で繋がる。で、メールを書いて、それから、掲示板もちょっと書いて、などなどしてすごす。結局、2千円かそこらでなんとかなった。


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