Diary 23 Feb. 2001

2001年2月23日

いよいよ、ニュルンベルクをカメラをもって歩く。

いやあ、あっちこっちが美しい。かわら屋根のビルっていうか家っていうか。 それと、一直線の道とかはないけれど、車と人が混在しているような石畳の道路が美しい。でも、雪がふったりやんだり。

とにかく、街中あるきながら、かつての城壁とか、いろいろ写真をとってみる。 それから、いろいろな場所に、妙な銅像っていうか、彫刻っていうかそういうのがある。ドイツの昔話を題材にした、けっこう異様なのがあって、これがまた面白い。

まずは、駅舎。ニュルンベルク中央駅はいま工事中。雪が残っている。
まずは、こんなものが。城壁の見張り台じゃなかったかな。
でもって、町並み。まだ、駅前に近いところだけど、城壁の中。ニュルンベルクは都市を取り巻く城壁がまだかなり残っている。
屋根がこんな感じの建物が多い。このあたりは、フランスとはだいぶ違う。ドイツの奥地って感じがした。で、右にある、ホテルのレストランで、二日目の夜の食事をした。
教会の塔。同じゴシック建築でも、なんかフランスあたりのとはだいぶ雰囲気が違うように思う。
教会のファサードとかいうのでしたっけ?
比較的新しい建物も、雰囲気は統一されている。戦後、ずいぶんともとの町並みに戻すように苦労したんだろう。
これは、教会?なんだろう。なんか妙な像が見える。
近付いてみると、、、。どうやら、童話かなんかの世界を彫刻にしたもののようだ。
なんかかなり怪しいものが、、、。
ドイツ語読めないので、なにがなんだかわからないけれど、なんだかわかりますか?
ドイツ!って感じの町並み。こういうのは結構好き。
これは、また城壁の一部。
いかにも、ドイツな感じがする。
これまた、城壁と外を結ぶ部分。
城壁と濠だったんでしょうか。
濠にかかる橋ですね。
モダンな建物に、結構新しそうな、天使の像。
彫刻があっちこっちにあるし。
これも、いわゆる現代彫刻ってやつかな。
中央市場に近いところ。
川が流れている。
そしてまた遭遇した、なんらかの童話かなんかを表現した彫刻。
中央市場には、メリーゴーランドとか、その他のいろいろなものが。
これは教会。市場の前にも教会があります。
この教会は、新しい感じだから、戦後のものかも。
中央市場の中で、なにやら妙な塔がたっている。ゴシック風のけばけばしいの。
回転したりするんじゃないかと思うけれど。中央で、金網から大砲らしいものがつき出ている。
なんだろうか、と寄ってみると、、天使が外にむかってぶっぱなそうとしているんでは。
なにやら、行進しているところの絵が描いてある家。
これも教会。
ニュルンベルクを代表する、画家のアルブレヒト・デューラーだそうです。
こんな町並みもなかなか素敵。
で、市の博物館にいってみる。いや、たいしたものはありませんでした。まあ、ニュルンベルクが、かつての神聖ローマ帝国時代の首都だったりしたことがあるとか、いろいろな手工業が盛んだだったとか、いろいろ聞きました.

これが、市の博物館。一応、博物館専用の建物になっている。お城の流用ではない。 ただ、お城のほうはお城で、別の博物館になっている。
ニュルンベルクの城壁の中の模型。この模型をみていると、いろいろな説明などが聞けるが、が、が、最初の序文みたいなのは、英語訳をもらえたので、内容はわかるが、あとの細かい説明部分はドイツ語だったので、なにやらよくわからなかった。
例によって、近代初期くらいの生活を著した、郷土博物館です。ペルピニアンにも、ルルドにもあったような。
ちいさい会議室のような感じ。
この建物、展示物もさることながら、天井の彫刻がなかなかすばらしい。
こんなものが天井に描かれている。
昔の市議会かなにかの様子を復元した模型。
彫刻などもあります。
天井の絵画。
シャンデリアが素敵。
壁のレリーフ
それから、いよいよ城へ。BURGっていうのだけど。そうしたら、おっちゃんがよってきて、英語で、いろいろ。「ここから街をみると最高だよ」とか、もしやまたホモかぁ?とかおもったけど、そうじゃないらしい。「戦争で、街の75%はやられちゃった。けど復興したんだ。あの手の、茶色い木の枠があるような家が古い家。そうじゃないのは、みな戦後の家だよ」とかいろいろ親切におしえてくれて、「じゃあ、写真とらせて」といったら、「私なんかとっても無駄さ。もっといろいろ撮るものがあるからね」といって、最後はバイバイ。

城へと向かう道。城は山の上なので、急坂。
後ろを見ると、いかにも、ドイツな町並み。
そして、城がみえてきた。この城は、Burg というもの。城砦とでもいったほうが良いかも。
そして、親切なおじさんが教えてくれてた、VISTA POINT で、ニュルンベルクの町全体が見渡せる。
赤い瓦屋根の家が続く。これが、ドイツなんだなーという感じ。
工業地帯は、城壁のはるか遠く。
そして、Burg の中へと入っていく。
かなり雪がふってきた。そろそろ博物館の中に入ったほうがよいかも、、。
Burg の中の博物館など。
雪が激しく降ってきた。
それで、いろいろ写真をとってから、城へ。博物館になっている城。で、例によって、パリのアンバリッドほどじゃないけれど、兵器とか鎧とかいろいろあって、面白い。 いろいろ写真をとらせてもらった。塔に登れるはずだったけれど、しまっていた。10マルクが無駄だった。返せ!

まずは、土器っていうか、そういうものから始まった Burg の博物館。
そして、城の時間的推移を追った、模型っていうか。
中世の扉ですね。
馬の鎧。
これがいわゆる「弩」ですね。
ぎんぎらぎんの首飾り
天体観測道具か?
天球技じゃなくて、なんだろう。
出ました!くさりかたびら Chain-mail と鎧。
そして、兜多数。
鎧を分解した状態。
なんか、プレデターみたいな、鎧。
初期のピストルというようなものでしょう。
なかなかかっこいい鎧。
これはなかなか!な鎧。
槍!
初期の銃ですね。
ちっちゃい大砲(名前が矛盾しているが)。
さて、外にでてみると、雪はやんでいて、でも、雪景色。
なかなかいいかんじ。
ドイツの本来の家は、こういう木の枠があるものだそうで、これが戦前からあった家の証拠とか。
またありました。なにやら、物語りと関係のありそうな、彫刻
これが、ニュルンベルクの生んだ有名な画家アルブレヒト・デューラーの作品を集めた美術館。ただ、この日はもう入らなかったけど。
そうそう、ヨーロッパの建物で、引越しするときは、こうやって荷物を運び出したり運び入れたりする。
なんとなく古そうな町並み。
で、それからちょっと入りやすそうなバーレストランをみつけて、入る。 メニューがぜんぜん読めない。で、結局、Feldsalate mit XXXXXX というのがあって、このxxxxという部分はなにがなんだかわからないが、それとビールを頼む。Feld は英語の、フィールドだから、畑でしょ。ザラーテはサラダ。畑野菜のサラダだったら無難だろうって思ったわけだけど。 かなりながーく待たされて、ようやくでてきたのは、レバー焼きとサラダ。あー、レバーあんまり好きじゃないんだよね(フォアグラとアンキモは除く)。mit の後ろを甘くみていたように思う。順番が逆だろーが。だったら、XXXX mit Feldsalaten とかにしてほしい。 よーくみると、xxxxのところは、entenleber と書いてある。leber はレバーじゃないかって。そうだったのかー。以降のメニューで、気をつけよう。

まあ、そんなにまずくはなかったので、よしとするけれど、ニュルンベルクではそのあとのレストランでもレバーが多かったように思う。

で、その段階で、写真のメモリーがフルになったので、いったんホテルにもどることにして、ついでに、駅にいって、ケルン方面行きの列車を確認。いやあ、たくさんあるじゃない。一時間に一本。最初はみつからなかったけれど、ドルトムント行きっていうのがそれ。で、ICEもある。これがドイツの高速列車。新幹線よりもすごいかも、っていうやつで、以前も何度も乗っているけれど、宇宙戦艦大和のコックピットの座席みたいな座席で、いろいろなボタンで姿勢が変えられたりするっていうすごいやつ。これはぜったいに乗りたいってことで、明日は乗ってやろう。

さて、どうしても、魔女狩り激しいヴュルツブルクも見たいので、ケルンは前もいったし、ということで、明日はヴュルツブルクで一泊にしようかなーということで、ホテルにもどって、昼寝しようとか。雪も酷くなってきたし。

で、寝たら、だいぶ寝てしまって、7時半。で、ホテルを出て、夕食へ。夕食くらいは、まともにドイツ飯食おうってことで、それでも入りにくい店が多いなか、ホテルのやっているレストランをみつけて、そこに入る。でもやっぱり入りにくい。

メニューがわからん。ぜんぜん分からないので、「英語メニュー下さい」っていったら、ちゃんとくれた。で、なんだかわからないけれど、スープと(パンから作ったスープという妙なもの)、牛肉の煮込みにホースラディッシュソースとかいうのを頼んだら、、これが美味しい!スープは、まあ、こんなものか、っていう味だったが、牛肉の料理はおいしかった。で、デザートは、アップルストゥーデルとかいうもの。リンゴを煮たものがなにやらケーキだかパイ生地みたいなのに層状にはさまったやつ。両脇にアイスクリームがあって、おいしい。

まあ、なんだかんだいって、ニュルンベルクは気に入りました.また来てみたいところ。

さて、明日は、処刑された魔女の怨念がこもるヴュルツブルクへ、ゴー.


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