まずは、全体のデッサンですね。これは、tgif で直接やります。もう、紙の上 で、下書きとかしません。デッサンのときは、できるだけ単純な図形で、とりあ えずの形を描いていきます。この段階であんまりコントロールポイントの多い図 形をつかうと、変形が面倒ですからね。 | |
で、次は、上でとったデッサンにそって、もうすこし細かくコントロールポイン トをとった図形にします。この段階で、大方デッサンは決定だとおもってくださ い。もっとも、その後もずいぶんと手直しはしますけれど。 | |
顔の下書きをした段階。顔も一発で描くとなんかデッサン狂ったりしますので、 最初はこういう単純なので、様子をみて、それから、ほんちゃんいきます。 | |
顔の下書きをした段階。顔も一発で描くとなんかデッサン狂ったりしますので、
最初はこういう単純なので、様子をみて、それから、ほんちゃんいきます。ほん
ちゃんの書き方は、tgif によるギャル画の描き方
に詳しく書いてあるので、そっちを御覧ください。
注意えっと、あとあと、ImageMagick の convert コマンドをつかって、黒を透明に する処理をしますので、黒を顔の中に使うと、へんなことになります。そこで、 黒は使わず黒に近い色、たとえば #100000 なんていうのを作って、それで、目 の周りとかそういうのを描きます。 | |
さて、GIMP で色塗りをするので、体は、暗い色と明るい色の二色だけでいいで す。まず、コピーして、で、重なり具合の順番を併せて、いっきに重ねます。 | |
重ねて、すこしずらすと、こんな感じ。これで、だいぶイメージできてきたでしょ。 | |
髪の毛と手足の指もしっかり描いて、これで、体はおしまい。あ、服着せるのに、
なぜ、ここまで描くかって? そりゃあ、そのほうが楽しいじゃないですか。は
はは。 髪の毛については、上で体のときの重ねあわせしたのと同じ要領で二色つかって 描いています。以前は、三色つかっていて面倒でしたが、最近はも二色で十分。 今回、髪の毛の光、つまり、天使の輪っていうか、あれ、描くの忘れてしまって、 しかたないんで、GIMP のほうで、あとから、描きましたがが、あんまりきれい にひかってくれない。やっぱり、tgif の段階で描いておいたほうが良いようで す。 | |
でもって、服を着せると。 | |
あ、かくれていますが、下着も描いてあります。なんでかっていうのは、だって、
楽しいじゃないですか。ははははは。 でもって、服の皺とかもちゃんと描いておきます。 で背景を描くわけです。これで、tgif でやることはおしまい。ですが、これを、 パーツにわけて、別ファイルに保存。で、それを、Postscript で出力しておき ます。パーツの分け方は、それぞれのパーツの前後関係に合わせて、適当に。 |
さて、こうしたら、分割したパーツを紹介。
これは、パーツごとに、 Postscript にしておいて、それを、ImageMagick の convert コマンドで、黒 (Black あるいは #000000)を透過指定してgif ファイルにします。
convert -transparency Black -density 64 XXX.ps XXX.gif
なんていう感じですね。こういうのを、たくさんやるのが面倒なら、
ls *.gif |sed 's/.ps//' |awk '{printf("convert -transparency Black -density 64 %s.ps %s_2.gif\n",$1,$1);}'
なんていうことで一発でシェルスクリプトを作ってしまうっていう手があります。
そのあと、色を塗る前に、conver コマンドのアンチエイリアシング機能で、そ れぞれの図形の輪郭部分が黒めの色になっていますから、それを丁寧に消しゴム で消します。消しゴムで消すと透明になっちゃうわけですが、うまく、輪郭を半 透明にすると、あとでジャギーがでなくなります。
であとは、色塗りですが、そのあたりは、適当に。まあ、影のつけかたとか、陰 影とかをいろいろ考えて塗ります。で、出来上がりが、これ。
実は、シャツをシースルーにするために、ジーンズから分離とかしたんで、ちょっ と面倒でした。シャツは透けて見えてもいいけど、ジーンズはそうはいかないで すからね。GIMP の Opacity 変更ができるのはなかなか良いです。