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ルーブル美術館から凱旋門まで歩く


パリの観光名所 ルーブル美術館と凱旋門は一直線上にあります。
ルーブルを出発、シャンゼリゼを通り、歩いてまっすぐ行けば凱旋門までたどり着きます。
ちょっときついけど、歩いて行くと、初め小さく見えていた凱旋門が、実際着いたときにこんなにも大きいのもだったのかと、びっくりします。
(メトロやバスで凱旋門へ行くよりも歩いた方が感動が大きい)

ルーブルのカルーゼル凱旋門から凱旋門へ向けてスタート!!

カルーゼル凱旋門をくぐり、チュイルリー公園へ向かう。
チュイルリー公園は、ヴェルサイユ宮殿のあの広大な庭園を作ったル・ノートルの作である。
この敷地内にはオランジュリー美術館もある。 モネやルノワールの作品が多い。


チュイルリー公園

チュイルリー公園の金色の柵の向こうには、オベリスク(柱状のもの)と凱旋門が見える。
公園の中には、池があって、池を囲むようにならべてある椅子に座り、本を読んだり語らう人の姿を見ることができる。また、池にヨットのおもちゃを浮かべて遊ぶ子供もいて、冬にはスケートをしているところを見ることもある。
カルーゼル凱旋門からコンコルド広場までは地下鉄(メトロ)の駅2つ分で、まだまだ、余裕の距離です。

コンコルド広場に着くと、そこにはオベリスクがある。

オベリスクはエジプトから贈られたものです。
ここはロータリーになっていて、激しく車が行き交います。
車がものすごい勢いで来る中を、横断していかなくてはなりません。でも信号があるので、信号に従いましょう。
フランスでは歩行者には信号があまり守られていませんが、ここだけは信号を守るようにしましょう。



コンコルド広場

コンコルド広場には昔ギロチンが置かれていて、多くの人がフランス革命時に処刑されました。
ルイ16世やマリー・アントワネットも犠牲者です。

ここでひとまず休んで、心霊写真がとれるかどうか分からないが、記念写真をとって、また、凱旋門へ向けて出発です。

そして、また、激しい交通量のロータリーを信号に従って横断して、まだ小さく見える凱旋門のほうへ向かう。

さてここからが大変である。
ここから凱旋門まではメトロの駅4つ分歩かなくてはならない。しかも道は緩やかに上りになっている。
しかし、それでも歩く価値はある。なぜなら歩く道はあの「シャンゼリゼ通り」ですから。


シャンゼリゼ通りは「Avenue des Champs-Elysees」ちゃんぷす・えりぜとは読みません。フランス語ではシャン・ゼリゼなのです。
どうしてそう読むのか興味がある人はフランス語を勉強しましょう。その答えはリエゾンを調べれば分かります。

シャンゼリゼ通りにはたくさんの人がいます。フランス人もいるだろうし、そして何よりも多くの観光客がいます。いろんな国の人がいるのです。多くの人が歩く中を歩いていると、なんだか楽しくなってきます。
「オーシャンゼリゼー♪」と歌いたくなってきます。ここで注意!オーシャンゼリゼは 「Oh! Champs-Elysees」と思っている人も多いようですが、実は「Aux Champs-Elysees」なのです。意味は「シャンゼリゼにて」です。

たくさんの人やシャンゼリゼ通りの店に気を取られながら歩いていくと、凱旋門のことを忘れそうになりそうですが、どんどん大きく見えるようになってきます。そして、凱旋門を道の真中からカメラに収めようと道の真中の安全地帯でカメラを構える人をよく見かけます。

そして、凱旋門の足元まで近づくと、その大きさにびっくりします。
カルーゼル凱旋門とは比較にならないほど大きく、ガイドブックの写真で見た凱旋門のイメージよりもさらに大きく感じます。
凱旋門があるのは、シャルルドゴール広場(Place Charles de Gaulle)です。

凱旋門へ