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2007年12月30日
■ 4日目 イル・シュール・ラ・ソルグ、ゴルド ■
9:20民宿で朝食→民宿近くをゆ〜っくり散歩→13:00タクシーが民宿に到着→タクシーでイル・シュール・ラ・ソルグへ→13:45イル・シュール・ラ・ソルグ着→散策、カフェでショコラショー飲む→16:00ゴルドへタクシーで向かう→16:30ゴルド着、散策、夕日を見てタクシーでアヴィニョン市街地へ。→アヴィニョンのレストランで夕食→21:00民宿着
本日の歩数:16,000
目覚め。かーなーしみーにー♪であうたびー、あーのーひとーをーおもいだすー♪なーぐーさめーもー、なみだもいーらーないーさー
おおっ、今日は割と声がでます。全快とまではいかないが、ようやく声がでるようになりました。
ここの民宿では、朝食は9時から食べれる。「民宿で朝食する」というのも今回の旅の楽しみの一つでした。電車でなくタクシーでゴルドに行く事を決めたのは、電車は朝早すぎるので朝食が食べれなくなるから、というのも大きな理由でした。宿泊料に朝食も込みだから、食べないともったいないし(^^;
バゲットとレーズンパン、チョコレートパン。バターは、名産地ポワトゥーシャレントゥー地方のバター。ジャム、フルーツやドライフルーツはあま〜ぃ。ヨーグルトは田舎風。どれも、うまい!
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民宿の朝食 |
タクシーが迎えに来る13時までは、まだ時間があります。「田舎道を散歩する」というのも今回の旅の楽しみの一つです。民宿の近くを散歩します。
しかし・・・風がつよい!ゴーゴー音を立てて、風がふきます。これが南仏名物ミストラルかな?と思い。民宿のムッシューに聞いてみるけど、「風が今日は強いなぁ」と答えるだけで、ミストラルとは言わないので、ミストラルではないのでしょう。ミストラルはもっと強いのかなぁ。アヴィニョン郊外で、TGV駅の近くということもあり、田舎度は低かったが、まあ、雰囲気は味わえました。時間まで民宿のサロンでのんびりした後、私はサロンの椅子で居眠りして、時間になると、タクシーの運転手さんが迎えに来ました。あら、南仏なのに時間通りなのね。イメージ狂うなぁ(^^;
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タクシーが迎えに来る |
行き違いで高く料金を取られると困るので、ゴルド往復で60ユーロでいいか運転手さんに確認をすると、なんとタクシーの運転手さんが別の提案を。イル・シュール・ラ・ソルグで私達を降ろし、2時間後に迎えに来る。その後、ゴルドまで行って観光して、100ユーロでどうだ?とのこと。イル・シュール・ラ・ソルグで私達を下ろした後に、マルセイユからイル・シュール・ラ・ソルグまで送る客がいるので、その客を迎えに行っている2時間は、プラス40ユーロの料金には含めないと言うのだ。もともと100ユーロが予算だったし、ゴルドとイル・シュール・ラ・ソルグに行けるので、私も即OKした。
タクシーに乗ると運転手さんと話した。運転手さんの奥さんは(日本人ではないけど)、資生堂で働いており、東京へ行った事があるそうだ。どこへ行ったか聞いてみるとSOGOへ行ったのが思い出だそうだ。フランスで300ユーロするデジカメが200ユーロ相当額で買えたことに感動していた。また、アヴィニョン近辺には日本人が沢山来るらしく、なんでも近くに原発があり、そこへ研修に来る人が多いそうだ。
さて、車がリュベロン自然公園に入ると、リンゴや洋ナシ、ぶどうの木が並んでいるのが見える。オススメのワインなどを聞きながら、40分くらいするとイル・シュール・ラ・ソルグに着いた。イル・シュール・ラ・ソルグの町をゆっくり車を動かしながら、説明してくれて、電話番号と待ちあわせ場所、時間を確認して、タクシーを降りた。この町はアンティークで有名らしい。というのは、本で事前調査済みだったけど、アンティークにそれほど興味ないし、どうせ家具を持って帰れないので、アンティークの店は雰囲気を味わう程度歩いて、あとは、オリーブの店を見たり、町の様子を眺めたりして、時間をつぶした。
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カフェ |
この町には古い雰囲気のカフェがあって、私が持っている「昔のパリの写真集」に載ってるような、壁に直接、店の名前をペイントしたようなカフェが何箇所かあった。朝食をたっぶり採ったという事もあり、昼は軽くサロンド・テ(コーヒーとお菓子を提供する所)で、飲み物を飲みました。私は、エスプレッソ+チョコレート、妻はホワイトチョコのショコラショー(ホット・チョコレート)を飲みました。ホワイトショコラショーはスタバでも飲んだ事がありますが、スタバと違い凄くおいしかったです。さすがファーストフード店とは違います。ミルクとチョコレートの甘さのバランスがよく、甘すぎず、上品な味わいです。
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サロン・ド・テ |
運転手さんが、待ちあわせ場所に戻ってくると、いよいよゴルドへ向かい出発した。
途中、ボニーの村の横を通り、ゴルドが見える崖の上に到着した。ちょうど光が夕方の光になったころだったので、美しくゴルドの町を見ることができました。しばらくして、ゴルド城の所まで車を進めてもらい、そこから町を散歩した。運転手さんは私たちが気が済むまで車の中で待ってくれる。
狭い石畳の坂道がつづくゴルドの町は、どんどん日が傾き、オレンジ色になっていくにつれ、ますます美しくなります。町は丘の上にあるので、見晴らしは抜群です。急な崖なのに、落下防止の柵がないところがフランスらしく良いです。しかし、あまりにも階段が急な所で柵がないとスリル満点です。
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ゴルドからの眺め |
憧れのゴルドを堪能した後、帰り道は、民宿まで送ってもらう予定でしたが、お腹もすいてきたし、民宿の近くにはレストランもないので、アヴィニョンの市街地でおろしてもらいました。
時間が早かったせいか、運転手さんに教えてもらったオススメのレストランは開いてなく、観光客向けのあまりおいしくないレストランで食事をし、バスに乗り民宿まで戻りました。
民宿にもどるとムッシューが、帰りが遅かったからと、心配してくれていた。ムッシューにはゴルド往復して帰ってくるだけと伝えていたから、随分と遅いなぁと思っていたんでしょう。予定を変更した事を電話しておけばよかったかな。ごめんなさい。タクシーの運転手さんと話して予定を変更し、ゴルドだけでなくイル・シュール・ラ・ソルグにも行くことができ、おかげで楽しい思い出ができたことを話して部屋へ戻った。
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メリーゴーランド(アヴィニョン) |