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2010年1月1日
■ フランス旅行記12 2日目/ヴェネチア ■
08:30起床→10:30ホテル発、バスでヴェネチアへ移動→11:30ヴェネチアホテルチェックイン→12:00サンマルコ広場へ向かう→食事(パスタ)→16:30 ヴィヴァルディコンサート→ホテルで休憩→19:30食事(リゾット)→ホテルへ戻る21:00
本日の歩数:12758歩
22時ごろ寝たが、1/1になる0時ごろ、花火の音で目が覚める。おお、ヴェネチアで花火大会でもやってるのかな?と思い、窓を見ると、近所で小さな花火が上がってる。誰かが仲間内でやってるんだろうな。なーんだ。つまんない、とまた寝る。また、花火の音がして、目が覚めた。時計を見ると4時。うーん、また近所の人がやってるのかな。気にせず、また寝た。時差ぼけにならないように連続して眠りたかったのに・・・
朝起きて、ホテルで朝食バイキング。
ヴェネチアに向かうため、チェックアウト。
ヴェネチアへの行き方を、フロントの人に確認。相手が話す英語を理解できたので、よかった〜。ほっ。
町を通り、海を突き抜ける橋を通り、いよいよバスはヴェネチアのローマ広場(Piazza di Roma)に到着。まずは、ホテルにチェックイン。ローマ広場に近いホテルを予約していた。ヴェネチアは道が狭い為車が通れず、道は複雑で迷路のよう、また、橋が多く、橋は階段のものばかりなので、重いスーツケースがある場合は、移動距離の少ない場所がいいんです。
運河沿いにホテルがすぐ見えたので、ホテルへ向かう。近くて楽勝!と思っていたら、潮位が高く、道まで海水が入り込んでいて、ホテルへ向かう道をふさいでます。なんとか通れないかな〜と、水際に近づいてよく見てみたが、深さは5cmくらいあるので、水には入れない。長さも飛び越せるほどでもない。どうしようかなー。と困ってたら。通りがかりのおばあちゃんが、声をかけてきた。「△Д×〜ж☆」。イタリア語だろうか、何を言ってるのかサッパリ分からない。でも何か私達にアドバイスしてくれてるような感じがする。と、そこへ別の男性が。言葉は分からないけど、手振りから判断して、別の通りの先の角で曲がれば迂回できる、と言っているようだ。
おじさんとおばあさんに、グラッツェとお礼を言って、ホテルへ向かった。
私が話せるイタリア語は、こんにちはの意味のボンジョルノ、こんばんはの意味のブオナセーラ、ありがとうの意味のグラッツェの三つくらい。あと、昨日覚えたクインディチくらいだ。(15という意味なので、こちらを使う機会はなかなかなさそうだけど・・・)
※高潮でヴェネツィアの街中まで水が入り込む現象をアックアアルタというらしい。町全体が水没するわけでなく、ところどころ水に浸かって通れなくなります。
歩く人をあらためて見てみるとみんな長靴を履いてる。 長靴が必要なんですね。
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アックアアルタ(ホテル近くでない所) |
ホテルでチェックイン。到着が早かったので、大丈夫かなと思ってました。フロントの人は英語を話してくれてますが、いまいち聞き取れない。すみません・・・分かりません・・・といいながらも、何とか会話は成立。10分くらい待てば、部屋に入れるようだ。良かった。ほっ。
早速荷物をほどき、ヴェネチアの中心地、サンマルコ広場まで散歩する事にした。
ヴェネチアに前来た時は、運河の中に立つ豪華な建物のある景色、迷路のような、中世のような道に、おおいに感動した。妻を早く町に連れ出したかった。私は、案内してやる的な気持ちで出発したが、私自身も内心ワクワクワクワクしていた。
迷路のような道を進み、サンマルコ広場に向かう。運河、建物、道をふさぐアックアアルタ。感動の連続だ。今回の旅行にもって行ったカメラは3台。デジタル一眼レフカメラ、デジタルコンパクトカメラ、フィルムコンパクトカメラ。この3台で、写真を撮る、撮る、撮る。写真を撮る、撮る、撮る。もっとも、頭の悪い私はこの3台を器用には使えこなせない。
そして・・・
橋からの運河の眺めを撮ろうと、橋の上からデジタル一眼で撮った。そして橋を降りようとしたその時、手元がふっと軽くなった。目の前を何か黒い物が転がっている。何だろう。うーん、あ"あ"〜〜〜〜〜〜カメラじゃ〜〜ん。
慌ててカメラを拾い上げる。大丈夫かな〜〜〜。シャッターを押すも、うんともすんとも言わない。電源が入ってない。電源ボタンをOFF/ONする。電源が入らない〜〜〜。ダメか〜〜、あと出来ることと言えば、電池を出し入れしてみることくらいか。電池を出し入れしてみると電源が入るようになった。レンズは大丈夫か?レンズはまわせる。あれ!シャッター速度優先モードの位置にダイヤルを合わせていないのに、シャッター速度優先モードって画面に表示されている。
写るかな?神に祈る気持ちでシャッターを押してみる。画面には暗〜ィ写りの写真が、撮影モードを変えるダイヤルをまわすとシャッター速度の数字が変わった。シャッターを押すと白とびのひどい真っ白な写真が写っている。うまく速度を変えれば、ちゃんと撮れるのでは?数字を変えるうちにちゃんとした写真が写るようになった。でも、ピントは自動で合わないので、自分でレンズをまわしながらピントを合わせれば大丈夫なようだ。
いろいろ手動で調整すれば、写真は撮れるようだ。ほっ。
旅は始まったばかり、しかもまだヴェネチアを30分も歩いてないのに、なんてこったい。
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カメラを落とした橋 |
アッカデミア橋を通り、今夜のヴィヴァルディコンサートのチケットを買い、古い楽器の展示された教会を覗きながら、サンマルコ広場に到着。
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大運河(カナル・グランデ) アッカデミア橋より |
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サンマルコ広場前は水浸し | ドゥカーレ宮殿前 |
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ドゥカーレ宮殿前のゴンドラ乗り場と漕ぎ手 |
今日は、あまり体力を使わないことに決めてたので、無理に歩かず、引き返し、レストラン(PICCOLO MARTINI)でパスタを食べた。
何か店構えが美味しそうな雰囲気をかもし出してたので、入ってみたのです。
案の状、店は満席、少し待って案内されたら、となりにはアメリカ人カップルが座った。
なんでアメリカ人か分かったかって?それは話しかけられたからです。
ねぇ、君達どこから来たの?いつから旅行してるの?バカンス?と質問を浴びせられる。彼はラスベガスから来たアメリカ人。彼女はおとなしいが彼はよくしゃべる。日本にも行ったことがあるらしくて、すき焼きが好きみたいだ。でも、なかなか聞き取れないこともある。うーん、イタリアなまりだから英語が分からないという言い訳は通じないな。アメリカ人の話す英語がよく分からない(^^;
それにしてもヴェネチアのスパゲティはうまい。今まで外れたことがない。(残念ながら、写真を撮る前に食べ始めたので、料理の写真はありません・・・つい先に食べちゃうんですよね)
夜はヴィヴァルディの「四季」を聞いて、リゾットを食べて、おやすみ。
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コンサート会場の様子 |