このページは じぇむ・ふらんす→体験談→旅行記|ホームページへ

2010年1月2日

■ フランス旅行記12 3日目/ヴェネチア ■

07:30朝食→美術館(2つ)→昼食(オイルサーディン、魚介スパゲッティ)→リアルト橋→16:00ホテルで眠る→21:00テイクアウトしホテルで夕食(ロッティーニ、サラダ)→寝る

本日の歩数:17427歩


 朝起きて真っ先に窓を開ける。雨降ってるかな?
雨が降ってる。今日は、船に乗って島めぐりをしようと思っていた。雨がやみそうになければ、取りやめて、船に乗らないで行ける所に行こう、と決めていた。雨がやむかどうかは、テレビをつけてニュースを確認する。
 言葉は分からないが、日付と天気マークくらいは分かる。今日、雨がやむかどうかは分からなかったが、明日は晴れそうだ。
ということで、今日は、歩いていけるとこに行く事にした。美術館であれば、雨が降ろうが関係ないので、美術館へ行く事にした。行くのは、プンタ・デラ・ドガーナ(Punta della Dogana)と、パラッツォ・グラッシ(Palazzo grassi)にした。日本で出発前に雑誌で見たのですが、時間があればいきたいなぁと思ってたんです。

 行く途中に、船の野菜屋さんがいた。雨が結構降ってたので、じっくりは見なかったのですが、なんかヴェネチアっぽくてよかったです〜。

コンサート
船の野菜やさん
山積みのにんじん

 さて、今行こうとしているプンタ・デラ・ドガーナは、ヴェネチアの先っぽにあります。(下図の赤丸のところ)
美術館の入り口が分からなかったので、とちあえず先っぽの方に行ってみました。先っぽに入り口があるに違いない!でも先っぽに入り口はなくて、風がすごい、雨も降ってるので、寒いっ!


ヴェネチアの地図(Google mapより画像をお借りしてます。)

 先っぽには像があります。雑誌によるとこの像は、チャールズ・レイ作「かえるを持つ少年」らしいです。風が強いからか、囲われてました。
寒い!私も囲って欲し〜ぃ。先っぽの先っぽにいって、この像を写真に撮ろうか?とも思いましたが、この風の強さ、先っぽに行ったら、海に落ちちゃうかも。というか、寒いのであまり動きたくなかった。

先っぽの像

 今来た道の反対側の道を行くと、そこに入り口はあった。
美術館はどくろや、地獄のジオラマ(人が串刺しになったり残酷〜)があったりして、あまり、気持ちの良い物ではなかった。これも芸術?
雨のふる中、次のパラッツォ・グラッシに行くが、ここもあまり共感できるものでなかった。

 パラッツォ・グラッシを出る頃、雨はほとんど止んでいた。

 明日島巡りをするとなると、明日はもうあまりヴェネチア内を見て周る時間はないでしょう。今日のうちにリアルト(Rialto)橋は見ておきたい。歩いて、リアルト橋に向かった。
路地を歩く。

ヴェネチア・絵の具屋
絵の具屋 路地に干された洗濯物

 路地を歩く、何度か壁や運河に行く手をさえぎられては、引き戻し、違う路地を歩きながら、ようやくリアルト橋に到着しました。
カナル・グランデ(大運河)にかかる橋の一つ、リアルト橋。何が楽しいかって、橋の上や橋の周りには店がたくさんあります。パリのセーヌ川にかかるポン・ヌフ(新橋)は、何が新しいかったかって、橋の上に建物がないことが、新しかったんです。それまでの橋には建物があるのが普通だったんですね。そして、このリアルト橋にも建物(店)があります。ポンヌフもいいですが、このリアルト橋も華やかでかっこいいですね。

カナル・グランデ(リアルト橋より)
リアルト橋の店 リアルト橋より
リアルト橋上の店 リアルト橋より
リアルト橋
リアルト橋

 リアルト橋を降りて、路地を歩き、レストランに入りました。本を見て行こうとしていたレストランには「日本語メニューあり」と書いてあったので、観光向けのおいしくない店の予感、そこはやめて、別の所を探しました。
見つけたのは、Osteria Trattoria ALNONOという店。あまり観光客のいなさそうな店で、結構賑わってる。メニューもイタリア語のみ。オイルサーディンを頼むにはどれを選べばいいのだろう。ガイド本で、オイルサーディンの載ってるページを探す。おっ、イタリア語で載ってる。しかもメニューにも同じ物が載ってる。妻がオイルサーディンを頼み、私はScampi(スカンピ)というエビのスパゲティーを頼んだ。う、うまい。どうしてイタリアのスパゲティーは美味しいんだろうか。

エビのスパゲッティ
スカンピのスパゲッティ

 レストランを後にし、路地を歩きつつ、小雨が振ったり、止んだりの冷たい道を歩きます。
それにしても、建物にはさまれた細い運河のあるヴェネチアの路地は、絵になるなぁ。

路地の運河 冷たい雨がカメラのレンズにも
運河
運河
運河
リアルト橋近く、市場の近く

 体を温めるため、一旦ホテルに戻る。今日の夜は何を食べようかな。昨日行ったのリゾットの店でもいいなぁ。
なんて思ってたのですが、妻も私も、ホテルの部屋で温まると、すっかり眠ってました。気付けば、もう夜9時。寝起きだし、あまり食欲もないが、夜中にお腹が減るのも嫌だなぁ。近くのテイクアウトの店で、ロッティーニという具を巻いたパニーニとサラダを買って、部屋で食べました。あと、洗濯もしなきゃ、明日から着る物がなくなっちゃう。眠い目をこすりながら、風呂に入り洗濯物を干し、また、眠りました。ぐっすりと。

ロッティーニ 洗濯・・・

 

フランス旅行記12へもどる