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2010年1月3日
■ フランス旅行記12 4日目/ヴェネチア(島巡り) ■
07:30朝食→船でムラーノ島・ガラス見学→船でブラーノ島・フリットを食べる→船でヴェネチアへ→サンマルコ広場・教会見学→夕食(やさいグリル、イカ墨スパゲッティ)→スーパーに寄って→ホテル20:00
本日の歩数:19720歩
朝起きて真っ先に窓を開けた。晴れたかな?
晴れてる。やったね。
前にヴェネチアに来た時は、とにかくお金がなかった。船に乗らずひたすら歩いた。だから、島に行けなかった。でも、島に行きたかった。でも、行けなかった。
船じゃないと行けない島にどうしても行きたかった。
だから、今日島にいけることは、とても嬉しかった。晴れていることがとても嬉しかった。
行くのはムラーノ(Murano)島とブラーノ(Burano)島。ムラーノ島といえばガラス製品が有名。ブラーノ島は、カラフルな建物がある漁師町なのです。
ローマ広場近くの船乗り場からムラーノ島にまず行き、ムラーノ島からブラーノ島行きの船に乗ればよい。
ローマ広場近くの船乗り場より船に乗る。船は、大運河(カナル・グランデ)を行く。国鉄のサンタルチア駅前を横切り、外海の方へ抜ける。カナルグランデの名所であるリアルト橋やアッカデミア橋、サンマルコ広場方面へは向かわずに、フォダメンテ・ヌオーヴォの方へ向かうのです。
船はいいなぁ〜。ちょっとガソリン臭いけど、景色が良い。橋の下を通る時は、特にうれしいなぁ。歩きだと見れない景色が見れます。
運河を行く |
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顔のある橋を歩くおじさん |
途中で何箇所か船が泊まるわけですが、どこで降りたらいいのか分かりません(^^; 次はムラーノ島です〜なんてアナウンスはありません。船が着岸しそうになると周りの人に次はムラーノですか?って英語で聞く。
もうムラーノに着いたみたいなので、降りる。地図で前もって調べてるわけではないので、人が歩く方向へとりあえず歩いてみる。ムラーノ島らしく、ヴェネチアン・グラスの店や工房がならんでます。
タダの工房に入ってみました。寒かったので建物に入りたかったというのもありますが。ラフな格好をしたおにいさんが、熱いオレンジのガラスの元をフーっと吹きながら形を整えていく。テレビでみたやつと同じです。見る分には何も珍しくないけど、実際にやってみると難しいんでしょうね。
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ガラスの加工 |
ここでは、ヴェネチアングラスの掛け時計を買って、ブラーノ島へ向かう船の乗り場へ向かいました。
ブラーノ島行きの船乗り場の標識の方へ向かいますが、道が分からないので、途中で折れてみます。わぁー、灯台だー。道は行き止まりでしたが、眺めがよいので、ここで写真をパチリ!
灯台の方へいってみると、なんと、そこがブラーノ島行きの船がでる乗り場でした。
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ムラーノ島の灯台 |
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灯台 |
乗り場に着いた時は、ちょうど船がもうすぐ着くというタイミング。チケット売り場は閉まってるし、近くのおみやげ店には"No ticket"と、何も知らない観光客が「チケット売ってますか?」と聞いてくるのに備えている。まさに今から店の人に聞いてみようかと思ってたときに、なんということだ。
どうしようかな〜。次を逃すとまた30分待たないといけない。と、そこに船が到着。
船員さん(船の前でチケットをチェックしてる人)に尋ねてみようと、「チケットを買えますか?」と英語で聞いてみる。船員さんは、めんどくさそうに、いいから乗れば〜的な感じで船に乗せてくれた。
ラッキー、二人分で3000円くらい得した〜。
どこで降りればいいか分からないので、また、回りの人に、次はブラーノですか?って英語で尋ね、降りる場所を確かめ、ブラーノ島に到着。
しばらく歩くと、カラフルな建物が見えてきました。すごーぃ。きれーぃ。
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ブラーノ島のカラフルな家 |
アックア・アルタはここでも見られました。道が水でふさがれてて、そこにカラフルな建物が写りこんでます。いいねぇ。
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アックア・アルタ |
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洗濯物 |
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広場のツリー |
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ベンチ |
しばらく島を歩いてるとお腹がすいてきた。黒い猫の置物のあるレストランがあったのでメニューをチェック。
すると、店の人が出てきて、何やら、美味しいよ。と言ってるようだ。ちょっと値段が高かったけど、じゃここにしてみるかと店に入る。受付の人が、「予約してますか?」って聞いてきたので、「いや、してない」と答えると、満席だからと断られた。なんだ、外で薦められたから入ったのに(^^;
また、レストランを探して歩きました。数件あるうちの一軒から、また声をかけられました。なにやら薦めているようだが、よく言葉が分かりません。うーんと考えているうちに、ついフランス語がでたのだろうか、急に店の人がフランス語で話しだした。言葉が通じた安心感と、自分が食べたかった魚のフリットがあるというので、ここに決めました。そうなんだよね。ヴェネチアって観光地だからだと思うんですが、フランス語が結構通じるんですよね。
無理して英語で話してた自分がバカみたい。と思いつつ、美味しい料理を食べて、しばらくカラフルな町を散歩して、ヴェネチアへ戻りました。
陽が傾いた頃の、船からの眺めはすばらしいです。
ムラーノ島の灯台も見えます。
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ヴェネチアの空 |
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ムラーノ島の灯台(帰り) |
フォンダメンタ・ヌオーヴォで船を降りて、そこから、サンマルコ広場へ向かいます。
途中の店に寄りながら、お菓子を買ったり、ガラスのペンダントを買ったりして、寄り道しながら、サンマルコ広場に到着。
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時計のある塔(ヴェネチア) |
サンマルコ広場にまた来るか!ワンパターンとおもいつつも、何か新しいものを見ようと、サンマルコの寺院に入ります。(寒いから)
金だ!すごい!あたり一面金だ。地中海からアドリア海、トルコまでの海を支配し、相当栄えていたというヴェネチア。さすが、お金持ちですね。
遅い時間に入った為か、早く出ろと追い出され、寒い外にでました・・・
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寺院の金! |
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寺院の上から |
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夜のサンマルコ広場 |
夜は、ヴェネチアで食べようと決めていたイカ墨のスパゲティを食べて、スーパーに寄って、食品売り場をいろいろ見て、ホテルに戻りました。
明日はもうヴェネチアを発たないといけません。なるべく多く見たいので、いつもと違う道を通って、ホテルへ帰ります。
途中にゴンドラの基地?かどうか分かりませんが、ゴンドラが多くとまっている所があったり、船の模型を売ってる店があったり、劇場があったり、なるべく多くの物を見ました。
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ゴンドラの基地? |
ホテルのフロントで明日の空港行きのバス乗り場を確認します。相変わらずなんて言ってるか良くわからないし、乗り遅れるわけにもいかないので、念のためにバス停まで行って場所を確認して、おやすみ!
明日からは空港に着いてから、その後は、言葉が通じる。そう思うと嬉しくなります。パリに向かうのでした・・・