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2010年1月7日
■ フランス旅行記12 8日目/パリ ■
ポールで朝食10:00→ロベール・ドアノー写真展→カルチェラタンを歩きサンジェルマンデプレ教会→エッフェル塔→パレ・ド・トーキョー→リヨン駅、プラモ屋→オペラ座近くでお茶→フナック(チケット、本)→ラファイエット→夕食(牡蠣)→ホテル前のカフェでワインを一杯→ホテル
本日の歩数:19,820歩
ホテル近くのポールでパンを買い、昨日とは違い、今日はポールで食べます。
今日もパリ散歩。でも今日は5時間だけ一人の時間があります。結婚以来ずっといつも妻と二人で旅してきたので、5時間だけですが、久々の一人旅です。
5時間でどこに行こうか?造幣局でロベールドアノー写真展をみて、セーヌ川、ノートルダム寺院、サンジェルマンデプレ、エッフェル塔とパリらしい所を写真を撮りながら、歩こう。そして、プラモ屋に行こう。
プラモ屋?プラモ屋に行っても、ほとんどがタミヤの日本製プラモ、そういうところに行って楽しいのか?いや、私は、エッフェル塔やTGVなどのフランスの電車のプラモ、そういった旅の思い出になるような、また、精巧なプラモがないかというのを見たかったのです。
5時間というタイムリミットを気にしながら、いよいよスタートです。
まずは、メトロのポン・ヌフ(pont neuf)駅で降りて、ポンヌフ(新橋)をわたり、セーヌ左岸の造幣局へ行きます。
セーヌ川には、ブキニスト(露天の本屋)がありますが、朝早いのにもう営業しています。古本や絵葉書が並んでます。
この日のパリも雪があちらこちらに積もっていて、町が白くなってました。
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ブキニストと標識 |
造幣局(Monnaie de Paris)に行くのは初めて。どこから入って良いのか分からないし、人が沢山来るようなところでもないし、恐る恐るそれらしい建物入口の門を通ります。
そして見つけました。張り紙。A4のコピー用紙に白黒で印刷されたしょぼい案内。セロハンテープで貼ってあります。ロベールドアノー写真展「パリのパサージュ」:Exposition
DE ROBERT DOISNEAU: les passages parisiens。
入る建物を間違えてなかったようです。良かった。
写真展は、無料。客は私一人。会場を独り占めです。40点ほどの小さな写真展でした。
写真展を見終わった後、造幣局ですので、昔の貨幣の展示などもあるので、入り口のおじさんに聞いて、2Fに展示されている昔の貨幣を見て帰りました。
フランス革命時の貨幣なども展示されてます。
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しょぼい張り紙 |
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写真展 |
造幣局を出ると、サンジェルマンデプレまで、セーヌ川沿いを通って、景色を眺めながら歩きます。
芸術橋やノートルダム寺院、ポン・ヌフなどを見ながら、ナポレオン通りの方へ折れ、サンシュルピス教会を見て、サンジェルマン・デ・プレ教会に到着。
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セーヌ川と船とポンヌフ |
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カフェ・ドゥ・フロール |
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サンジェルマン・デ・プレ教会 |
そしてRER(電車)に乗り、エッフェル塔へ向かいます。エッフェル塔はパリに来たからには見て帰りたいもの。近くに行かなくてもどこかからチラッとでも見えると嬉しい。景色の中についエッフェル塔を探してしまいます。
エッフェル塔に行くのは久しぶり。近くのトロカデロ広場から眺めても、あんまりそこには行かなかった。でも、今回は行きました。久しぶりにエッフェル塔を写真に撮ってみたくなりました。
エッフェル塔は、ただの塔でなく、よく見ると凄くエレガントなんですよね。ただ当時の鉄の技術を誇示しているだけなく、曲線美、模様、どれもフランスらしく、デザインが良いんですよね。
シャンドマルスをうろうろと歩き、ちょっと離れたりしてエッフェル塔を写真に収めては、またちょっと歩いてエッフェル塔を写真に収めます。
冷たいベンチにすわり、エッフェル塔を眺めながら、ポールのサンドイッチをかじります。いやー、良いなぁ、エッフェル塔。なんて思いながら。
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エッフェル塔(シャンド・マルスより) |
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ふわふわの木 |
今度は、エッフェル塔の足元を超え、イエナ橋を渡り、また、エッフェル塔の写真を撮ります。
次は、セーヌ河岸へ降りて、また違う角度からエッフェル塔の写真を撮ります。しばらく河岸を歩き、鳥や停泊する船を見ながら散歩する。いいなぁ。歩く隣を流れるのはセーヌ川、見えるのはエッフェル塔。パリを歩いてる〜って実感します。
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鳥とセーヌ川とエッフェル塔 |
寒いので、一旦パレ・ド・トーキョーに入り、すこし座って、温まったら、次はプラモ屋へ向かいます。あんまり残り時間はない。
パリの景色を眺めたいので、バスでリヨン駅近くのプラモ屋へ向かいます。
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バス停でバスを待つパリジェンヌ |
リヨン駅近くは、新しい建物がたくさんあります。バスの窓から、そんな建物を眺めながら、プラモ屋に行った後、どのあたりを見るか見当をつけながら、リヨン駅近くのプラモ屋さん(EuroModel)に行きます。
プラモ屋さんにあるのは、ラジコンばかり。チュイルリー公園でよくパリジャンが遊んでいるような船や、私が小学生の時に作ったタミヤ社製の車などがあります。期待していたエッフェル塔や電車はありませんでした。残念。
というわけで、早めに見切りをつけて、さっきバスから見た新しい建物を見るために、駅近くを、うろうろ歩きます。
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街灯がカッコイイ |
緑のチューブがカッコイイ船乗り場も新しいスポットのようだ。
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船乗り場 |
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パリ・リヨン駅(Gare de Lyon) |
おっと、そろそろタイムリミット。妻の待つギャラリーラファイエット・グルメへ向かいます。
妻と、オペラ座近くのカフェでヴァン・ショー(Vin chaud:ホットワイン)を飲んで、FNACで明日のコンサートのチケットを買って、一旦ホテルへ戻り、近くのレストランへ。
レストランはいつも店の雰囲気や外に張り出してあるメニューで決めますが、やっぱり外に魚介が山盛りに出してあるレストランには目をひかれるので、どの旅でも一回は行きたくなります。
今日は、牡蠣を食べました。ちょっと気取った感じのレストランで値段が高めだったので、早めに切り上げて、ホテル近くのカフェで飲みなおしました。