PAMRICO-100 : @2004
お気軽!、、そして、、無敵のポリ艇!!
、、、&、、、
浜名湖をお気楽ツーリングするにはもってこいのレジン・カヤック!
パムリコなので、、、お約束の銘銘は”SEA P-suke”に!
>>> # ヘビーローダー
>>> # 超・安定
>>> # 礫島の謎
# お気楽ポリ艇! |
なんといっても、、、取り扱いが乱暴でいいのがポリ艇の長所!
浜名湖は岩や、杭などの水面下の隠れた突起が結構多くて、、、
岸近くを漕ぐ時は注意していないと、、いろんなものに引っかかる、、、
これらは、、フェルト・ポートにとっては命取り、、
でも、、ポリ艇はそんなのヘッチャラ!!!
なんとなれば、、、横着して(!)瓦礫の湖岸に乗り上げる事だってでる頑丈さ!
”岸好きカヤッカー”にはポリ艇はとってもよい相棒になります!
# ヘビーローダー! |
このパムリコ100は、カタログデータで最大積載量が160kgとなっている
そんでもってキャビンは約100×50の大開面積を持っている
小型のクーラーBOXならそのままキャビンに積めてしまう!
そして、、チョット工夫すれば人間(大人)も!!!
もともと釣り船としても配慮された設計なので、大荷物積んでも安定性は抜群!
この艇、もともとビギナー艇であると同時に釣り船でもあるためその安定性は特質モノ!!
極めつけは、、水上でキャビンへの乗り降りができてしまうほどなのです!
水上で、キャビンを抜け出して水中に入り、水泳を楽しんだ後、、
※注意 → 無人の艇はすぐ流れていってしまうので、自分と艇を繋ぐリードが必要です!
・”大和”みたいなボートシェイプ!
・腰に優しい!シートバック装備のシート
・全長:3mの取り回しのいい船体
浜名湖には礫島という島があります
島は、岸から約200mくらいのところにあるのだけれど、、
その昔、”だいだらぼっち”(でいだらぼっち)が握り飯を食べていて、
でも地元では、、そんな言い伝えよりも、、噂噺の方が人気があり、、
、、大昔の姥捨ての痕跡で白骨の山があるらしい!、、とか、、
、、500歳の老婆が1人で住んでいる、、とか
、、鵺代(ぬえしろ)で退治された鵺が封印されている、、とか
いろいろ語られていたのですが、、一番それらしい話では、、
たしかに島の岸辺には小さな鳥居が立っており、、そこから島の中へと続く小道が見えるのです!
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艇を買った私は、、新艇の進水を兼ね、、礫島へ探検に行くことにしました
それに、、社があるのであれば、
わたしは、、お神酒としてカップ酒を2つ買い、、
15分ほど漕ぐと、島の正面の岩場に到着します
一瞬、躊躇しましたが、、ここまで来たので、、上陸することにします
桟橋を進むとすぐに小さな鳥居がありました、、いつも陸地から見える鳥居です
いよいよ、、島の正体が判ります
幾度かの折り返しを登ってゆくと少し開けた場所に出ました
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予想通り(!)、空き地の片隅に小さな社が在りました
ただ、!!!、予想と違ったのは、、
その社は、、プレハブの壁に、アルミサッシの戸立てだったのです!!!
そこには”白骨の山”も、”500歳の老婆”もおらず、、
”案内板”があるということはここは禁忌の地ではないということ!?
わたしは不思議な気持ちになりながら持ってきたカップ酒を弁天様にお供えしました
後々判ったことですが、、昔はこの島に立ち寄る遊覧船があったとのことで、、
(※ 崩れた桟橋は岸側(北)からは見えず、島の周りを一周した際に発見)
残念、”白骨の山”も、”500歳の老婆”も、ありません、、
礫島は、、普通の小さな島だったのでした、、、○
カセットコンロとお肉とビール、、とかを積んで水上BBQとかもできてしまう!!!
# 超・安定!
幅広の船体のお陰で、意図的に転覆させないかぎり容易にはロールオバーしないのです
、、後方から艇によじ登って(!!!)再び乗り込むことができるのです(スゲー!)
(普通こんなことやろうとすると、、艇はロールしてしまい、乗り込むことはできないのです!)
その他 ・ いろいろ!
(1/700・WLシリーズの大和(タミヤ製)の船底パーツを思い出す)
水上でぼ〜ッとするときにとても楽!
車載時、後ろにほんの少ししか”はみ出ない”ので気を使わなくていい!
# 礫島の謎
中州や大岩は他にもあるのだけれど、、それなりの面積があり、、
植生(森)があるという点で島といえるのは礫島だけなのです
橋がないので一般人は立ち入ることができません!
握り飯に入っていた砂粒(礫)を彼が吹き出し( ← その握り飯は誰が作ったんだろう??)
彼の地に飛来した砂礫が浜名湖に落下し、、礫島になったと言い伝えられているそうです
島の中心には古い社があり、、何かが祭られている!、、というものでした
島の中には、、何が在るのか?(居るのか?)
これからの水遊びの安全を祈願すべくお参りをしなければなりません
1つを進水する新艇のお清めに艇にかけてから、、慎重に漕ぎ出しました
もう一つのカップ酒は社へのお供えとして携えてゆきます。
そこにはボロボロの小さな桟橋があって、、そこには、、
”立ち入り禁止(何人も立ち入るべからず!)”と立て札が立っておりました!
艇をナイロンロープで桟橋に括り、サンダルを履いて上陸します
そしてその先に、、島の奥へとうっそうとした小道が続いています!
陸地から隔たれてた小島の社、、いったいどんな様子なのか、、
そして、、その先には、、
それは、、4m四方ほどのこじんまりとした社で、、
弁天様(弁財天)を奉ってあるものでした
更に、古びたものでしたが島の由来を書き記した”案内板”すら立っていたのです!
お祈りをしてから、ゴミにならないように空カップを回収して、帰えることにしました
島の反対側には崩壊した船着場の跡(※)があったり、別の場所には茶店の跡地があったりと、
昔は訪れる人もそれなりにあった場所であったことが判明しました