TOYOTA CALORA 2HT : @1982
SN 002 >>> Driven 1987 - 1990
初めて買った全てがマトモに機能するクルマ!
、、、&、、、
時代はすでにAE92デビューの頃であったけれど、、
それまでがポンコツばかりだっただけに、心配事なく乗れた初のクルマ!
今もイイのがあったら欲しいと思う一台!
>>> # パワステ!
>>> # 6WAY調整シート
>>> # その他・いろいろ
>>> # 唄うカム
# ハードトップ! |
最近はすっかり見かけなくなってしまった2dr・HT!
ファスト・バックほど派手でもなく、、セダンほど地味でもない、、
力んだ感じがしない洒落た存在だったと思う!
2ドアでありながら後部ウインドにレギュレータがあり、
不思議な動きで台形の窓がボディの中(!)に格納される様子は面白かった!
この7系のデザインは、ジウジアーロが関与していたとの噂もありました
7系のHTはコロナHTと双璧をなすトヨタの傑作HTだと思うのです
# パワステ! |
カローラにPSが装備されたのは、このナナ系の後期から!
しかも、一部の上級グレードのみのスペシャル装備だった
(、、今じゃ”軽”にも標準装備なのにね、、)
リア・ウインドに POWER STARING ってデガールが貼ってあった(笑)
(このPSシステムは非常に優秀で、後の86に殆どそのまま装着された)
ハンドルまわすと”ククッ!”とタコの針が沈む様子に感動したもんだ!
# 6WAY調整シート! |
この頃のトヨタは妙にシートの調整機構に凝っていた、、
只の1500のカローラにナント6WAYもの調整機構を付けていた!
(普通は3WEYか、4WEYだよな、、普通このクラスは、、)
@普通の座面の前後スライド
Aこれまた普通のシートバックの角度調整
Bこれも普通のヘッド・レストの高さ調整
Cヘッドレストの前後(4段階!)
D座面の角度調整(ダイヤル式!)
E六ランバー・サポート(4段階!)
@〜Bは普通だけど、C〜Eはちょっとスゴイ!
因みに、GT(2TG車)にはこれにダイヤル式のサイ(脇)サポートが付く
# その他いろいろ! |
・照度調節付き自光針式のメーター!
前期型は旧式の間接照明式だったけどマイチェンで透過照明に!
この自光針式メーターのインパネは歴代のカッコイイ・インパネのTOP3です
↑針の先端部と終端部の造形が凝っていて好きだった!
(GT系は警告灯の処に電圧計と油圧計が装備されてた)
・オートAC!(カローラにAACが付いたのも7系が最初!)
温調レバーを動かすと、”ポシュッ”とソレノイドの動作音がする
今まで”手動”でやっていたことをメカが”自動”でやってくれるコトが新鮮だった!
・5速ミッション!
初めての5速ミッション!(それまではみんな4速だった、、)
普段は使わないけど、高速での巡行が静かになって楽だった
・要カウンターステア!
FRだけどガンガン!スキーに行った!
盛大にお尻をフリながら雪の山道を走っていた!
昔の積雪地では走り屋じゃなくてもカウンター・ステアで走ってる人が結構いた!
# 唄うカム! |
この車のエンジン:3Aは名器4A−Gの母体となったEgとして有名!
、、そして、以外にもカムの音を響かせる珍しいSOHCなのです!
それは、3A−UがSOHCながら、ロッカー・アームやタペットを介さず、、
”カムが直接バルブを叩く”珍しいヘッドを載せていたからです!
一般に言う”ツインカム音”とは、、
主に、この”カムが直接バルブを叩く”という動作により生ずる音×2であり、、
”DOHCは音が澄んでいる”というのは、、
ロッカー・アームやタペットによるメカ・ノイズが無いからです!
ですから、3AはSOHCでありながら、澄んだカム音をさせるのです!
ある意味4A−Gが”重奏”であるなら、3A−Uは”独奏”であり、、
”Solo”のカム音が聞ける、珍しいEgであったのです!
学生時代、、就職して間もない頃、、貧乏な時代を共にした良き共カローラ、、
、、思えば、最もいろんな処へ出かけていった車だった、、
スキーや、出張、そして遠距離恋愛の脚としても活躍してくれたカローラ!
12Mキロ以上を走り、、車体もエンジンもヨレヨレ、、
(↑ 今思えば12MKなんて大したことないけど、、当時は、、)
そんなある日、、CRXショックがやって来て、、引退!
(その後も、友人のもとで数年間は走っていた、、)