NO−Body

 HONDA CR-X : @1988

 SN 003 >>> Driven 1990 - 1991


ホンダのFFハンドリング・マシーン

、、、&、、、

コンパクトだけれど超グラマラスなボディは傑作!

4輪ダブル・ウィッシュボーングラスTOPなど魅力の装備!

立体的なインテリアと低い着座位置でコクピット感満点!


  ・ ・ ・ C R X ノ コ ト

     >>> # グラスTOP!

     >>> # 4輪ダブル・ウィッシュボーン

     >>> # エクストラ・ウインドウ

     >>> # その他いろいろ

     >>> # 発展型はプレリュード!?



 # グラスTOP! 

 この車、ルーフの殆どがガラスになっている!
 最近はこの手の装備も珍しくもないけれど、、当時としては画期的だった!

 ハーフ・ミラー仕様のガラスがルーフ全面にはめ込まれており、、
 その開放感はサンルーフの比ではない、、のだけれど、、(^^;)

 所詮運転している人間は上を見られるわけもなく、、暑いだけ、、だった、、
  (その点、、チルトUPできる216のルーフはありがたい)

 当時、私の車の屋根を定位置にしてしまった野良猫(雄)がいて、、
 乗車する度に彼のタマタマを拝む羽目になってしまった、、
 (度胸が据わった猫で、発車するまで屋根から降りないので、、)

  ↑ 熱線吸収ガラスだったので、冬、暖かかったらしい、、



 # 4輪ダブル・ウィッシュボーン! 

 ”4輪ダブル・ウィッシュボーン”、スーパーカー世代には特別な響きだった
 ”ミッドシップ”の次に威力のあるパワー・ワードだったと思う
 (正確にはフィッシュ・ボーン(魚の骨)だと知った時は少しショックだった!)

 当時のホンダの技術者もスーパーカーと同じ仕組みにしてみたかったのではないかと思う

 このCRXは乗り換え時に、最も感動したクルマだった!
 それまでのクルマはアクセルやブレーキ、きっかけハンドル、などで積極的に重心移動を行い、、
 ”自分で車を廻らせる技術”が必要だったのに対し、、

 CRXは何の手間を掛けなくても、スイスイ・クルクル、廻ってくれる、、
 ”テクニックはテクノロジーを凌駕する!”っと信じていた信念が瓦解した!

 技術はここまで進歩していたのか!!、っと大いに感嘆した!



 # エクストラ・ウインドウ! 

 リアエンドに配置されている垂直の小さなウインドウ!
 今でこそプリウスのお陰で見慣れたけれど、当時は斬新だった!

 リアガラスの傾斜がきついファストバック車の後方視界を確保する画期的なデザインで
 当時は、、ホンダのデザイナー、すげ〜!、と感動していた、、が、、

 実際は、何十年も前にガンディーニ(↓)などがやっていた、、

   

 後年に乗ったプレッソにも付いていた ← プレッソのはほとんど隙間



 # その他・いろいろ 

 ・唯一、乗った現行モデル!
  1年落ちの新古車を買ったので、唯一乗った型落ちじゃないモデル

 ・良く廻るけど、、音はイマイチなエンジン!
  ”ばう〜ん”って伸びる感じはCB400ホークUに似ていたような、、

 ・狭いながらも頑張ってスキーにも行った!
  いくら狭いといっても2名分ならスキーも荷物もなんとかはなった

  

  FRのカローラに較べれば雪道もそれほど苦にはならなかったが、、
  、、雪の轍ではすぐに下周りを擦ってしまうので山間部では苦労もした
  ( ↑ 4WDのサニーへ移行することになるきっかけ)


* * * マニアックな話 * * *


 # 発展型はプレリュード!? 

 2代目:サイバーは峠族やジムカ屋に走りのクルマとして愛されたけれど、、

 3代目:デルソルは、それまでのCRXのアイデンティティイを喪失した結果、、
 ”走り屋”にソッポを向かれ、今では珍車あつかいされるクルマとなってしまった、、

 そんな中、元サイバーオーナーの目には、デルソルよりも、、
 4代目プレリュードの方がサイバーの発展型に見えるのです

 分析1:リアエンドのカマボコ型の形状!
  リアレンズのデザインこそ違うけれど、基本シルエット殆ど同じに見える

 分析2:リアピラー廻りとキャビン形状
  サイバーのリアのノッチを延ばし、ノーズを伸ばせば、プレリュード!

 分析3:走りに振ったキャラクター!
  お洒落なデートカーと走り系のスポーツカー、、
  デルソルと4代目プレリュードはまるで、、
  、それまでの両者のキャラクターが入れ替わったみたい!

 少々コジツケぽいけど、、それもこれも、、デルソルがあまりにCRXらしくないが故!
 次期CRX(在るのかな?)に期待をしたいもんです!


* * * CR−Xのそれからとその後 * * *

このクルマは新しかったせいか、、あまり弄らなかった
衝動的に買ってしまったせいでお金もなかったし、、

* * * そ し て * * *    

CRXは唯一のった現行車であったと同時に、、
最も短期間乗ったクルマにもなった( ←事後更新)

まるでラジコンCARを操っているような淡泊な感覚、、
どう見てもBOYSレーサー的な外観、、(少々大人げない感じ!)

日に日にヤレていくのが判る、老化の早い車体!
この頃のホンダのLOWレンジのクルマはみんなそうだったと思う、、
 (だから生き残ってるクルマが少ないんだ!!)

、、、そして、、、、

次第に遠方の山奥までスキー行くようになって、、
+アルファの走破性が欲しくなり、
4WDのサニーにバトンタッチとなる!