NISSAN SUNNY-CALIFOLNIA SS 4WD : @1987
SN 004 >>> Driven 1991 - 1997
当時は革新的だったビスカスによるフルタイム4WD!
、、、&、、、
”トラッド・サニー”として一世を風靡したBOXYなスタイルは秀逸!
まだ世間にワゴンが溢れ返っていなかった為、結構洒落て見えた!
泥沼の2CAR生活にあって堅実に足となってくれたシッカリ者!
>>> # なんちゃてニスモ仕様
>>> # オフローダー?
>>> # その他・いろいろ
>>> # トー・コントロール?
# フルタイム4WD! |
今では4WDはフルタイムが当たり前だけど、、当時は憧れのアイテムだった!
当時は乗用4WDはまだパートタイム式が多く、
フルタイム四駆、しかもビスカス式だから、チョットえばれた!
(因みに”ビスカス”とは”VISCO’s”が訛ったものなんだよ!)
前輪が空転して前後輪に回転差が生じた場合にビスカス部分に生じる捻じれトルクが後輪に伝わる方式
”ファミリー4駆”の先駆けで、日産は”フルオート・フルタイム・4WD”と呼称していた
実際のところは、Egパワーが少ないので砂浜などを走るのはキツイものの、、
雪道では非常に優れたスタビリティを発揮してくれた!
FRのカローラなんかでスキーに出かけていた私にとって、その安定性は感涙モノだった!
少しくらいの雪ならノーマルのままでもガシガシ行けた ← ブレーキは効かんけど、、
# なんちゃてニスモ仕様! |
この型のサニーにはなんとニスモ仕様がありました(セダンとHBだけ!)
偶々、私は解体屋でニスモ仕様車(HB)の事故車を見つけ、、
そのパーツを手に入れることが出来ました!
@ホワイトメータ:白地に赤指針のメータはとても綺麗だった
Aニスモ仕様Fグリル:当時のオースターみたいな顔になる
Bタワーバー:一応貰っといたので付けてみた、、
この他にリアスポもあったのだけど、CFには似合わないと思い止めた!
こうして、私のCFはカタログにはないカリフォルニア・ニスモ仕様に変身しました!
# オフローダー!? |
当時はまだメーカーにも、”4WD = クロカンのイメージ”があったのでしょう!?
・エンジン下部には太いパイプでサブ・フレームが入っているは、、
・車体下部にはゴツイ補強部材が溶接してあるは、、
・アブソーバには蛇腹のブーツが履かせてあるは、、
今の目で見ると、サニーにそこ迄やらんでもいいのに、、と思うほど!
おかげで1500でありながら装備重量は1.5tを超えていた!!
重いビスカスを使った4WDシステムであることもあり、、
”素”のE15(キャブ仕様:85馬力)には重たすぎる車体だった、、、
(せめて、、インジェクションだったらよかったのに、、、)
# その他 ・ いろいろ! |
・格納式ミラー
初めてだったので楽しかった!
・車速感応式ドアロック!
車が走り出して一定の速度(20キロくらい)になると自動的にドアロックが作動する
便利な装備だと思うのだけれど、自分の乗った車で装備していたのはこのサニーだけ!
・リクライニング式のリアシート!
前席と同様にシートバックの脇に操作レバーがあって4段階にリクライニングできた!
長時間乗車するスキー旅行の時に姿勢を変えられるので便利だった
・後席用ヒータ・ダクト
後席の足元にもヒーター・ダクトが配置されていて足元が暖かかった!
後席用に冷房用送風口が設けられている車はあるけれど、暖房用のは珍しい!?
トー・コントロール? |
FFサニーのリア・サスは平凡なトレーリング・アームだったのに対して、
4WDのそれはリバース・Aアーム・ストラットという凝ったものだった!
横Gに対応して”トー”をIN側に変化させるという、
トー・コントロールの奔りみたいな機能を日産はうたっていたっけ!
こいつが日産の言うように機能していたかは定かではないけれど、、
自分には”4輪・ストラット”っという事実の方が遙かに魅力があった!
当時のワゴンは積載優先の設計が多く、5リンクや、トレーリング・アームばかりで、
”4輪・ストラットのワゴン”なんて他にはなかった!
そのせいか、CRXから乗り換えた割には”アシ”に関する不満は少なかった!
CRXの後を継ぎ、、その後MR2がセカンドカーにやって来て、、
、、そのMR2がポルシェと交代してからも、、
カリフォルニアは日々の脚として、冬のSKI車として活躍してくれました!
自分にとっては914に次いで長く付き合った車になった、、けれど、、
、、、ある日、、
”超格安のピアッツア”を見つけ、、浮気心が動いてしまった、、
折しも転職して国1通勤をするようになり、AT車が欲しくなっってピアッツアに交代!