今日の着流しお父様
すみません、役名不明です。しかも清水さんが出ている回 (第8回)からしか見ていないので、話がよくわかりません(笑)『じんべえ』とかは見てなくても大筋はわかるんですけどね。どうもヒロインは小泉今日子=大手ビール会社勤務である。柳葉俊郎=スーパーの店員は小泉今日子に惚れているようだが、小泉今日子は後輩=柏原崇が気になっている、という感じ・・・多分。なんかまわりのオヤジたちとかが「踊る大捜査線」キャストだな。
清水紘治の役柄:柳葉と見合いした(?)お嬢様=遠山景織子の父。ホテル経営者で小説も書いているらしいが一体どんな小説だ?酔いつぶれて記憶をなくした柳葉が景織子ちゃんの家で目を覚ますと、えらい立派な日本家屋、いきなり出てきた清水さんは着流しで偉そう、というシチュエーションに、実は「ヤクザの組長の娘だった」というオチかと思ったが違った(笑)
第8回・第9回
しがないスーパーの店員の柳葉を「娘と君ではつりあいが取れん」とかいじめるのかと思いきや、妙に寛大かつ丁寧な清水様だが、酔った上での不埒があったかもしれないが実を言うと記憶がないと声を張り上げて頭を下げる柳葉に、いきなり日本刀の鞘を払って突きつける。(昔の清水さんだったら洒落にならん、とか思うのは私だけであろうか)さすがに引きつる柳葉に、一晩中介抱していただけだと説明する景織子ちゃん。清水さんは大笑してこれからも娘をよろしくと頭を下げる・・・ってわけわからんですな、お父様、何考えてるんですか(笑)
いきなり日本刀に手を伸ばすお父様へのゴージャス着物お嬢さんs&奥さんの視線はどうも「またやってるわ」的なものを感じるので、景織子ちゃんが美人なのに結婚してないのは、お父様のお茶目に普通の男はついていけないからではないのかと邪推するワタクシであった。だって、清水さんのお茶目ってホントに何するかわからない感じがしてコワイんだもん(笑)
第10回
遠山景織子の姉の「出戻り一周年」のお食事会(笑)のシーンに登場。景織子ちゃんのライバルはどっち(小泉今日子と小林聡美)という話になって、「よし、それじゃ皆で当てっこしよう」とまたまたお茶目を言い出すお父様。しかも一人外して悔しがってるし(笑)・・・どうしちゃったんですか、一体。
道楽息子に対する甘い態度に一席ぶつ柳葉というのは定石通り。しかし「子供を甘やかす」ことと「子供に媚を売る」ことは違うと思うが。なんか今回久々に柳葉俊郎を見たが、柳葉俊郎の演技は2種類しかない。「恋愛結婚の法則」でしているいわゆる柳葉な演技と「きらきら光る」でやっていたちょっと変わった演技の2種類だ。もっとも後者は「きらきら光る」でしかみていないが。これは純粋に好みの問題だが「踊る大捜査線」を面白いと思っても、あまりノリがよくなかったのはキャリアの方の役がこの人だったからなんだろうな、多分。オヤジでなくとも設定としては私のツボになりうる設定だったのだが、あれは。
しかし12回連続のドラマにおいて、第8回に及んでこういう濃いキャラを投入することが許されるのであろうか。
第11回・第12回
今回も飛ばしてたなぁ(笑) 仲良し家族のお食事会にて、出戻りおねー様の結婚式の話題で盛り上がる。ここで本日の爆弾発言「パパなんて『お嫁サンバ』歌って踊っちゃって・・・」!!(核爆)しかも清水さん鼻歌歌ってみせてるし。・・・あぁぁ、私のアンニュイな清水紘治のイメージが・・・。なんでこの役に清水さんがキャスティングされてるんだろう??
でまぁ、結局、柳葉俊郎は景織子ちゃんとの結婚を取り止めにしたいと頭を下げるわけですが、ここの清水さんが「いいお父さん」風に決めてたので「おぉ!」とか思っていたら、家族総出で、なんとか柳葉に小泉今日子を諦めさせたい、と小林聡美に頼み込みにいってるし(笑) 「いつか、また会いたいね」ってそういう意味ですか、お父様!(笑) 柏原君の会社まで行って、結婚おめでとうとか言ってるし。ここで柏原君にひらひら手を振ってみせるところがすごいかわいかったんですよ〜♪(←馬鹿) 最後までお茶目なおとーさんなのでした。
その他の今回のポイントは阿部寛!(=小泉今日子の兄で小林聡美の夫役) 私は最近の阿部寛とか結構好きなのですが「会いたかったんだよぅ〜」と言う小林聡美に「ちーちゃん、カモーーーン!!」と腕を広げてみせるシーンとか、もう最高、いいぞ!(笑)
一応録っておきましたが、清水さんは最終回にはやはり登場しませんでした。しかし予定調和の世界とはいえ、やはりこうなるのか。なんだかなぁ。柏原崇と柳葉俊郎でもやっぱりこうなってしまうわけか?私はこういうパターンのドラマだとつい柏原クンを応援してしまう方なのだが。こういうパターンのドラマというのはおそらく飽きるほどあるわけだが、男女逆のパターンというのはないですよね。・・・やはり女は顔ということか(笑)