11 数詞

基数詞は次の12語です。

unu(1), du(2), tri(3), kvar(4), kvin(5), ses(6), sep(7), ok(8), nau~(9), dek(10), cent(100), mil(1000)

これらの数詞を組み合わせると, 999 999 までをいい表すことができます。

(注) 日本やアメリカでは 3桁ごとにコンマ( , )を入れますが, ヨーロッパではドット( . )を入れ, コンマは小数点として使われるので, 誤解を避けるため3桁ごとのコンマは使わずに, 999 999 のように空白をあける表示法がよく使われます。

組み合わせ方は日本語と同じです。基数詞は無変化で -j, -n を付けません。

0 と100万以上の数は名詞で表されます。

nulo(0), miliono(100万) (nulo の語根 nul を数詞扱いにする傾向があります。)

tri ok nul kvin (3805 電話番号の呼び方)

基数詞に -a を付けると, 序数詞になって形容詞と同じように変化します。

la unua(the first), la dua(the second), la tria(the third)

この -a を -e に変えると, 順序を示す副詞になります。

unue(first), due(second), trie(third)

dek unu(11), dek du(12), dek tri(13), dek kvar(14), dek kvin(15), dek ses(16), dek sep(17), dek ok(18), dek nau~(19), dudek(20), dudek unu(21)
tridek(30), kvardek(40), kvindek(50), sesdek(60), sepdek(70), okdek(80), nau~dek(90)

mil nau~cent nau~dek nau~(1999), sepcent sesdek kvin mil kvarcent tridek du(765 432)

(注) 語の区切り方が英語と違います。du mil tricent kvardek kvin(two thousand three hundred and forty-five) ハイフンは入れません。100, 1000 は英語のone hundred, one thousand のように one を入れずに, 単に cent, mil といいます。


小数, 分数の読み方

3,04 tri komo nul kvar (英語では 3.04 three point zero four)

2/3 du sur tri または du trionoj

加減乗除

3+4=7 tri plus kvar faras sep または tri kaj kvar estas sep

10-6=4 dek minus ses faras kvar

2×6=12 du per ses estas dek du または duoble ses faras dek du

4÷2=2 duone kvar estas du

日付, 時刻

1999年12月1日(に) la 1an de decembro 1999(1an は unuan と読みます。目的格になっている点については 「17 目的格の特別用法」を参照してください。

(注) 1.12.99 のように書くのは避けます。1月12日と誤解されることがあります。

午後2時(に) (je) la dua horo posttagmeze (at) two o'clock in the afternoon

3時15分 la tria kaj dek kvin または la tria kaj kvarono

(注) 日付には en か目的格を使い, 時刻には je を使う慣用が確立しているので, horoは省略されることが多い。

数詞を含む表現

dudeko da vicoj(a score of rows), centoj da homoj(hundreds of people), miloj da birdoj(thousands of birds))

数詞を含む形容詞

tri-jara infano (three-year-old child)


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