《2002年アカデミー大予想》の巻

まっちゃん(以下M)「懐かしい曲ですね。たしか、《酒とバラの日 々》でしたよね。」

あき(以下A)「そうよ、何時聴いても素敵な曲よね。1962年 のアカデミー賞の歌曲賞を獲っている曲よ。」

サンちゃん(以下S)「これがエヴァーグリーンって言うやつなん ですよね、あきちゃん。」

A「そうね、何時までも色褪せない、新鮮な曲。アカデミー賞を獲った曲 には、エヴァーグリーンの曲が多いわよね。」

M「そういえば、今年もそろそろアカデミー賞の季節じゃないですか。」

S「そうそう。毎年ペンギンのアカデミー賞予想に応募しているんだけど 、全く当らず仕舞い。今年こそ頑張らなくっちゃっと。」

M「サンちゃんは、どんな予想をたてているの?」

S「ま〜〜るで分りましぇ〜ん。」

A「じゃあ、予想の仕様がないじゃない。まあ、上映していない物が大分 あるから仕方ないんだけど。」

M「そこは予想だよ、予想。自分の思い入れがあるやつに入れちゃえばい いんだって。」

S「そうですよねぇ〜。」

A「じゃあ、今年のアカデミー賞の予想大会とでもいきましょうか。」

S「賛成!」

A「今年はね、あんまり当らないんでポイント制にしたのよ。作品と、主 演と助演の男女の5部門を当ててもらうんだけど、各10ポイントで全問 正解だと50ポイントとなる分けね。で、一番多くポイントを取った人に ささやかなプレゼントを差し上げるってわけ。」

M「じゃあ、複数の人が貰える可能性が有るわけだ。」

S「それじゃ、益々頑張らなくっちゃ。」

A「それじゃ、まず作品賞からいきましょ。」

M「これはもうラッセル・クロウの《ビューティフル・マインド》に決り ですよ。」

S「何なに?聞いた事ないんだけど。」

A「まあしょうがないわよね。まだ上映してないんだから。」

S「何故にまっちゃんは知っているわけ?」

M「先月さ、試写会で観たんだよね。それで、もうラッセル・クロウが最 高でさ。」

A「ノーベル賞をとった数学者の半生を綴った、実話の映画化よね。」

S「あきちゃんまで試写会?」

A「アッシは情報を集めたのよ。」

S「いずれにしてもハンデ有りだな。じゃ、私は手堅く《ロード・オブ・ ザ・リング》といきましょう。」

A「この前観たんだけど、作品賞って感じじゃ無かったように思ったのよ ね。あっと言う間に3時間は過ぎちゃったけど。《ムーラン・ルージュ》 はアッシにとっては、そんなに魅力的なミュージカルじゃなかったのよね 。曲もオリジナルばかりじゃなかったしね。ただし、映像は魅力的だった わね。」

M「結構悩んじゃうよねぇ〜。」

A「そうなのよ。集めた情報だとね、《イン・ザ・ベッドルーム》はちょ っと小粒みたいだし。それで何時も獲れないロバート・アルトマン監督に サービスで上げちゃうという事で、アッシは《ゴスフォード・パーク》に 決定!」

M「それじゃ、主演男優から。俺はさ、さっきも言った通り、《ビューテ ィフル・マインド》のラッセル・クロウ。2年連続の快挙ってとこかな。」

S「う〜ん、これも悩みますねぇ〜。趣味からいけば、《トレーニング・ デイ》のデンゼル・ワシントンか、《アリ》のウィル・スミスかだけど、.... 。」

M「サンちゃんは自分の趣味でくるんだ。」

S「だって、分らないんだも〜〜ん。それじゃ、ウィル・スミス。で、あ きちゃんは?」

A「そうね、地味だけど確かな演技に定評が出てきた《イン・ザ・ベッド ルーム》のトム・ウィルキンソンも良さそうね。だけど、この前予告で観 た《アイ・アム・サム》のショーン・ペンが予告の中では素晴らしかった ので、アッシはショーン・ペンにしちゃいます。」

M「そろそろ獲ってもいいかもね。」

A「そうでしょう。アッシもそろそろかな?なんて、思ってんのよ。」

S「主演女優は私に言わせて下さい。」

A「あら、サンちゃん、この部門には力入ってるじゃないの。」

S「アタリキですよ。もうこれだけは譲れません。《ジャングル・フィー バー》の時から好きだったんですよねぇ〜。それに、今度のボンド・ガー ルにも決っているし。もう、主演女優賞は《モンスターズ・ボール》のハ ル・ベリーです。」

M「なるほどね。勢いで選んだんだ。俺は全く違ってさ、美しさでいくか 、演技派でいくか、ってとこだったんだけど、太っちゃったけど、相変わ らず個性的な《ブリジット・ジョーンズの日記》のレニー・ゼルウィガー 、《ムーラン・ルージュ》で演技力と美しさを魅せつけた、ニコール・キ ッドマンのどちらかかな?とも思ったんだけど、やっぱり演技派のシシー ・スペイセクにするかな。」

A「アッシも《イン・ザ・ベッドルーム》のシシー・スペイセクだと思う のよね。《アイリス》のジュディ・デンチはもう文句の付けようが無いと は思うんだけどね。でも、やっぱりシシー・スペイセクだわね。次は助演 男優だけど。」

M「この辺、かなり難しいよね。ベテラン対若手の構造がしっかり見えて いるからね。」

A「そうなのよ。今回も、若手は《トレーニング・デイ》のイーサン・ホ ーク唯ひとり。あとは超が付くベテランばかりだものね。」

S「私はもうこれしか観ていないので、《ロード・オブ・ザ・リング》の イアン・マッケランですね。」

M「俺はねぇ〜、う〜ん、悩むなぁ。この前ヴィデオで観た《真夜中のカ ーボーイ》がとっても良かったんで、《アリ》のジョン・ボイドかな?う 〜ん、でも、《ガンジー》が素晴らしかった、《セクシー・ビースト》の ベン・キングスレーか。う〜〜ん、ベン・キングスレーにしましょう。」

A「本当に悩み抜いて決ったって感じよね。アッシは、心情的にはイーサ ン・ホークに上げたいんだけど、ゴールデン・グローブ賞を獲った、《ア イリス》のジム・ブロードベントかしらね。彼はさ、《ムーラン・ルージ ュ》にも、《ブリジット・ジョーンズ日記》にも出演してたしね。」

S「あっ、そうなんですか?知らなかったな。」

M「とうとう最後。助演女優賞になりました。これも俺はね、《ビューテ ィフル・マインド》のジェニファー・コネリーで決りですよ。」

A「まっちゃん、よっぽど《ビューティフル・マインド》がお気に入りの 様ね。」

S「本当ですね。何だか、そこまで言われると、作品賞もそれかな?なん て、思っちゃいますよね。」

A「それでサンちゃんの予想は?」

S「そうですね、これも全く分りましぇ〜ん。う〜ん、それじゃ、《タイ タニック》で獲れなかった《アイリス》のケイト・ウィンスレットに上げ たいですね。でも、こういうのって、割りと実力重視の様な気がするから 、何度もアカデミー獲っている《ゴスフォード・パーク》のマギー・スミ スにしちゃおぉっと。」

A「それじゃ、最後の予想と参りますか。アッシは、意外に今回は《ゴス フォード・パーク》が台風の目になるんじゃないかな?って思っているの よね。で、この助演女優賞も、それに出ていた二人。マギー・スミスかヘ レン・ミントかなんだけど、まあ、《イン・ザ・ベッドルーム》のマリサ ・トメイも含めて、一度獲っている人にはご遠慮願うとして、ここはヘレ ン・ミントでいきますわ。」

M「結構時間経っちゃったねぇ。こういう風に話し込んじゃうとあっと言 う間だよね、本当に。」

S「そうですよね。結構バラツキましたよね、それにしても。さあ〜っと 、帰ったら早速応募しなきゃね。」

A「そうそう、必ずしてよ。最高点目指してね。」

M「ホーム・ページから行けるんだよね。」

A「そうよ。トップページにアカデミー賞の応募フォームに行ける所があ るから、そこから入ってきてね。〆切は今月の24日よ。宜しくね。」

S「は〜い。それじゃ、私は帰ります。」

M「あきちゃん、俺も帰るわ。ご馳走様。2000円だったっけ?」

A「はい、まっちゃんが丁度2000円。サンちゃんは1100円です。 有難うございま〜す。」

S「それじゃまた。」

M「おやすみ!」

A「ありがとう!またね。」

おわり


*皆さんも予想して、どんどん応募して下さいね。待ってます。
(応募フォームはこちらをクリック)
応募期間がすぎた場合にリンク先がない場合がございますがご容赦ください。

*登場人物は全て仮名です。



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