◆それはもう悪夢だったさ... 1999.07.14(水)

今日は休日出勤の振替でお休み。みんなで岡崎までゴルフに行くのである。今日出稿予定のものがあったので早めに会社に行って片付けてからゴルフに行こうと計画し、さっそうと愛車(当時)(^^;「BMW.E36-325i」へ。ナビも取り付けて意気盛んなやつなのです。

いつものようにいつものコースを出勤していたらあれれれすべっちゃった。逆ハンを切っても手におえず、そのまま鉄柱にどかん!!

「やってもうた...」ゴルフに間に合わんどころか身動きがとれないので、とりあえず携帯で連絡を取る。「携帯とはなんて便利なものなんだろう」初めて実感。

なんて言っている場合ではなく、処理も考えねばならぬ。時間は朝の6時半を回ったところで誰がこんな時間に起きているものか。「あっ。ガレタケの竹内さんなら自宅じゃん、留守電もあるかも」と迷惑この上ない電話を早朝からかけてみる(ガレタケとはいつの間にか御世話になっている「ガレージタケウチ」)。すると、竹内さんが出てくれた。「車の引き取りお願いします。後輪が食いこんで自走できないので」そう言い残して僕はこの場所を去ったのでした(というよりゴルフに行っちゃった)。

さて、帰ってきてそのままガレタケの工場へ。無残な姿でそこに横たわった愛車がありました。「修理代は、ざっとみても100万円は下らない、それ以外に細かいものがでてくるので最低でも120万円、130万円は覚悟しないとね」「それで直しても以前のようになる保証も無いしね」。もう自分の型は200万円を割って売られている車種になるから、新しいのを買ったほうがまだいいなぁ。それに修理代の100万円を払うのだったら、それを頭金にして別の車もいいんじゃない。

悪魔の声にささやかれ、車を購入することに決めたのでした。

「そんなことより身体は大丈夫?」「運悪けりゃ死んでるよ」「BMWじゃなければもっといってたね」いろいろな御言葉をいただきました。死ななかっただけ、そして誰かを傷つけなかっただけ良かったと思うことにしたのでした。

ところで身体のほうはなんとか持っています。ゴルフの後半と翌日に首の筋が張ったけど、とりあえずは生きてます。なんか今でもだるい気がするけど、そりゃあ4tの力を首で支えたことに値するらしいから、すんなりじゃないでしょう。



◆こんにちはメルセデスくん。 1999.07.19(月)

さて、車が無ければ話にならん、とガレタケにお願いしてネットのオークションへ参加。オークション情報から絞っておいた「BMW.E39-528」と「Mercedes-Benz.W124-E280」を2車種をターゲットに本日のオークションに挑むわけです。

まずは、午前中にあった第1目標のBMWは予定金額より10万円高で落札され、現行モデルの人気の高さを実感。もうちょっと気張れば良かったかな。でもBMWの走りは満足だけどトランクがあまり大きくなく、仲間のゴルフバッグまで載せてみんなでゴルフに行くにはちょっと不向きと感じていたので、中途半端な気持ちで落ちなくて良かったのかも。

そして午後に「W124-E280」。これがまさか落ちるとは思っていなかったのに落ちてしまったのでびっくり。ちょっと高く買いすぎたかなぁという気もするけど、外観「上」内装「上」の最上級評価で走行距離も16000km台と少ない美品。ホイールはAMG17インチホイール、足回りにはビルシュタインBTSキット、マフラーはレムス。

スポイラー関係は全て純正品。下手なスポイラーがついていない分、まだ自分好みに仕上げられるのでした。あと、中古の場合は傷とかを隠すためにバンパーを付け替える場合があるらしいので、純正なら安心と言う説も。ん? 結局どっちもおんなじか。

でもやっぱり本皮シートとサンルーフはあった方が良かったかも知れない。でも無かったからこの値段だっただろうし、良しとしましょう。本皮シートは日に照れされると座れないほど熱くなるし、革が割れたりメンテナンスも大変だから...と言い聞かせて諦めるのです。

ボディ色はブラックとグレーのサッコパネルのツートン。今はブリリアントシルバーが一番人気らしいので、この色は狙い目だったと後で雑誌で知った。いままで淡い色が多かったので今回はこの色で満足。

スポイラーはどうしようかなぁ。本皮に張り替えちゃおうかな?。納車が楽しみだ。



◆ようこそ、浜松だに。 1999.07.24(土)

「W124-E280」が陸送で我が街浜松市にやってまいりました(とはいってもガレタケなんで浜北市だけど)。「えらいきれい、バリもんだに」とはガレタケオーナー竹内氏の弁(「だに」は「だよ」「じゃん」と同義語の浜松弁)。当日は富士でゴルフをして帰ってきてから見たので夜も9時過ぎ、暗闇でしたが輝いていました(気のせい?)。隣に一緒にゲットされたボルボもあったけど「比べちゃいかん」程度ほど「W124-E280」が良かったらしい。

まずは試乗、とはいってもナンバーが無いのでおまわりさんに怒られないように畑道を数十メートルほど。でも静かでゆとりがあって「いい感じ」を実感。大満足で帰ったのでした。



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