これってトップかなぁ?加速いいなぁ...。
「おっかしいなぁ、踏みこむとやけに加速するぞ。レスポンス良すぎ...」と思っていたら「なに!? 3rdやん!」。
トップ(4th)とばかり思っていたのが、実はシフトアップせずに3rdを引きずっていたのです。よくよく確認するように乗ってみると、やっぱりシフトアップのタイミングがおかしい。ローを引っ張ることはほとんどないけど、2ndから3rdのシフトアップが遅かったり、トップに入りにくかったりとまちまちだ。
普通なら2000回転以下でもトーン、トーン、トーン、と上がっていくはずが、2500回転以上回してもシフトアップしてくれなかったりする。40km/h定速走行時でも、ちょっと気を許すと3速キープで走ってる。これじゃあ回転数が高過ぎ、エンブレも効き、燃費にだって影響します。「やばいなぁ、欧州車はAT弱いからなぁ」。そこで考えることはひとつ
「50万円コースかぁ....」
早まるな。まだ、そうと決まったわけではない。そうだ、そう言えば雑誌に「ATFは4万km毎の交換がお勧め」と書いてあった。僕のも3万km後半に入ってきたし、乗り潰すつもりなんだからお手入れはこまめにしてあげなきゃいかん。ってことでATFオイル交換とエレメント交換をとりあえずすることにしました。
仕事帰りの夜9時半、ガレタケへ(もっと早く来てってさ)。
リフトで上げて、オイルパンの栓抜いてオイルがダァー、パンを外してオイルがポトポト、同時にもう1カ所からもオイルがジャー、って感じで抜き始めた。「Mercedesはここからも抜けるから、一気に8リットル抜けるんだよ」。普通は一気に全部抜けないらしくて、何回か交換すると最後にはきれいになる、って感じらしい。Mercedesはメンテナンス性を考えた車づくりなのだ。「ふ〜ん。やるじゃん」とは思いつつも「長持ちはせんのか」とも思った(笑)。
オイル注入。なにやらアリクイのように長く細いホースで、エンジンルーム奥にある注入口へ入れ始めた。もっとダァーて入れば早いのに。結構これも手間がかかった。量もこまめにちょこちょこ見ながら、時折エンジンを回して、またチェック!ってな感じなのです(ずっとは見てなかったけど)。たくさん入れ過ぎると溢れ出して大変だったと聞いたことがある。こればかりは「たんもりサービスしました!」ではいけないのだ。最後であせってはだめだめ、ジャストでね!
「乗ってきてみて」。っていうから乗ってきた。やっぱりタイミングはいまいち。でもシフトは滑らかになった。「タイミングは変わってないようだけど、いい感じにはなったよ」。まずはこれで様子を見ることに決めたのでした。
.....しばらく経って
なんも問題無し。変わらないし、大きな支障があるわけでも無し。回してしまえば程よくシフトアップして良く走る。破門連合総本部でちょっと質問してみたら、いろいろ教えてもらえました。「タイミングだけではなんとも言えない。だましだまし乗れば3万km以上走っている今でも絶好調」byハンマーさん。「逝っちゃう前は坂道などで良く分かる。ギヤが変わるたびにブオンブオンいうから」byやまさん。「M103用のATあるよ、M104にでもつくと思うよ」byそやさん。「いろいろ原因は考えられるよ(...僕には難しい話だった、笑)」byこばさん。ありがとうございました。いろいろな情報を基に自分なりに考えた結果、
◎「シフトのタイミングがずれる」は、まだ寿命ではない(と思いたい)。
◎「空ぶかし症状」が出たら「すべっていてヤバイ」とする。
◎「つぶれるまではいいじゃん」これが結論!(笑)
これからはATへの負担が少ない運転をこころ掛けよう。
心掛け一、ギヤを入れたらミートを感じるまでアクセルを当てない。
心掛けニ、バックギアに入れる場合はちゃんと止まってからにする。
心掛け三、キックダウンするほどのフル加速はほどほどにする。
当たり前のことだけど、結構ちゃんとしていなかった。かわいがってあげないと、車だってダダをこねるさ。でも回してあげなくてもダダをこねるだろ?難しいやつだな、おまえも。