絵 大アード狼

形態:動物型
反応:非友好的
知能:低
遭遇:平原、荒野
出現:数体から群れ



 草原や荒野を中心に生息する大アード狼は大形のハイエナであり、たいていは数頭以上の集団で行動する。毛足が短く、黄色味がかかった灰色の体毛に黒い縞模様が丈の高い下草の中に身を隠すのに役立つ。に似ているが上半身に比べると下半身は細くてやや小さい。

 大アード狼はどん欲だがしんちょうで抜け目のない生き物であり、主に弱った獲物や傷付いた獲物を何頭もの集団で遠巻きに囲んで隙を見せるのをしんぼう強く待つ。それでも敵しがたい相手と見ればそのまま退散してしまうが、狩りに適した獲物だと見てとれば一斉に襲い掛かり、襲撃と食事を同時に行う。大アード狼の顎は数ある肉食獣の中でも特に強く、骨まで砕いて齧る。死体すら残らず、ぼろぼろの衣服や装備を除いて全てこの貪欲な生き物の胃袋に収まってしまう。だが火を恐れる為、突きつけていれば遠巻きにして近付いてはこない。


他の項目を見る