絵

形態:動物型
反応:中立から攻撃的
知能:低
遭遇:市街、廃墟、平原、荒野、主人のいる場所
出現:単独から数体



 人間が狩猟生活をしていた当時から、犬はその忠実な友人として広く扱われていた動物である。従順で賢く、かつ勇敢で狩猟に用いられる他にも護衛として主人を護るために戦うこともある。
 中でもとの中間種である狼犬は最も広く知られており、狩猟犬や番犬として使われている。狼に比べて細身でしなやかであり、力には劣るが敏捷さでも扱いやすさでも遥かに勝る。訓練次第で獲物の喉元めがけて正確に飛び掛かり、食い殺してしまう。

 大型の月の犬だけは例外で、死の犬という名でも呼ばれており体格は小型の馬並みに大きく極めて凶暴かつ獰猛、人間に飼われる事を嫌う。満月の夜に集団で無気味に吠える習性からその名がついた月の犬は戦場で残酷な棘だらけの鎧を身に付け、合戦のただなかに放たれる事もある。周囲の敵に飛び掛かるが、普通は血に飢えたまま見境い無く襲い掛かる。


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